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山崎まさよしのギターはGibson3本|相場と現行モデル比較【2026年版】

山崎まさよしのギターはGibson3本|相場と現行モデル比較【2026年版】

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サウンドマニア編集部/楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選…

山崎まさよしは、ステージとレコーディングでメインのアコースティックギターを分けています。ステージの絶対的なメインはGibson Southern Jumbo、レコーディングのメインは1936年頃のGibson L-0。デビュー初期から使われてきたGibson J-45を加えた3本が、デビュー30周年を機に組まれた本人取材特集で紹介されました。いずれもGibsonのモデルです。この記事では各機種の素性と、現行の相当モデルのスペック、そしてデジマートの掲載価格を実測した中古相場までを整理します。

山崎まさよしの使用ギターは3本 ── ステージとレコーディングでメインが違う

リットーミュージックの『アコースティック・ギター・マガジン』Vol.106(2025年12月号/2025年10月27日発売)は、デビュー30周年を迎えた山崎まさよしが表紙を飾り、30年の活動で愛用してきたギターを最新撮り下ろしで紹介する40ページの特集を組んでいます。同誌WEBの記事によると、機材面の内訳は次のとおりです。

機種

位置づけ

出典に書かれていること

Gibson Southern Jumbo

ステージのメイン

「ステージでの絶対的メイン」と紹介されている

Gibson L-0(1936年頃)

レコーディングのメイン

1997年の『HOME』のレコーディング中に入手して以来、レコーディングのメイン・ギター

Gibson J-45

初期から使用

「初期から活躍するJ-45」として掲載

出典:アコースティック・ギター・マガジンWEB「山崎まさよしがレコーディングのメインとして愛用する1930年代製ギブソンL-0」(2025年11月18日)、同「山崎まさよしの30年におよぶキャリアを紐解く、アコギ・マガジンVol.106が10月27日に発売!」(2025年10月7日)、リットーミュージック『アコースティック・ギター・マガジン』2025年12月号 Vol.106。同特集ではブルース・ハープやライブ用のペダル類も扱われていますが、具体的な機種は誌面に掲載されています。

ステージの絶対的メイン:Gibson Southern Jumbo

アコースティック・ギター・マガジンWEBは、Vol.106の掲載内容を紹介する中でSouthern Jumboを「ステージでの絶対的メイン」と表現しています。Southern Jumboは、Gibsonのラウンドショルダー機の中でJ-45の上位機種にあたるモデルです。

デジマート・マガジンの連載「週刊ギブソン」も、Southern Jumboの解説記事(2017年5月19日掲載)の中で、日本での使用例として山崎まさよしの名を挙げています。

レコーディングのメイン:1936年頃のGibson L-0

アコースティック・ギター・マガジンWEBによれば、L-0は自宅でも最も手にすることが多いという1本で、1997年の『HOME』のレコーディング中に入手して以来、現在までレコーディングのメイン・ギターとして使われています。同記事は、山崎まさよしがこのギターについて「ほとんどのサウンドはこのギターでまかなえる」と語ったと伝えています。1998年に発売された同誌の創刊号の表紙撮影も、このL-0を抱えて臨んだものでした。

1936年頃のGibson L-0という個体 材=ボディ・トップはスプルース、サイド&バックはマホガニー、ネックはマホガニー、指板とブリッジはローズウッド ヘッド=スクリプト・ロゴ入り 状態=長年の激しいピッキングにより、ボディの木地が剥き出しになっている 素性=L-0は1926年に誕生し、1929年にL-2で採用されたボディ底辺の大きいシェイプを継承、1932年に14フレット・ジョイント仕様へ。資料上は1933年に生産中止となり1937年から再生産されており、この個体はその過渡期に製作された1本とみられています

出典:アコースティック・ギター・マガジンWEB(文=鈴木伸明/写真=西槇太一)。同記事は製作時期について推定の形で記しています。

L-0はボディの小さいモデルです。ステージで使われるSouthern Jumboがラウンドショルダーの大型ボディであるのに対し、レコーディングでは小ぶりなボディの1本が選ばれている。この対比が、山崎まさよしの機材構成を理解する手がかりになります。

初期から使われてきたGibson J-45

Vol.106では「初期から活躍するJ-45」も掲載されています。Gibson公式サイトは、1942年に登場したJ-45を同社のラウンドショルダー・ドレッドノート系の礎(cornerstone)と位置づけています。現行カタログで見るかぎり、Southern Jumbo・J-45・L-00はトップ材とサイド&バック材を共有しています(後述のスペック比較表)。

なぜ複数のギターを使い分けるのか

日本経済新聞(NIKKEI STYLE)は2017年1月12日に、山崎まさよしのギター選びを「欲しい音」探しとして紹介するインタビュー記事を掲載しています。ギターごとに得意な音域があり、曲にふさわしい音が出るかどうかで選んでいくという趣旨が語られています。

このセクションのまとめ: 山崎まさよしのアコースティックギターは、ステージのメインがSouthern Jumbo、レコーディングのメインが1936年頃のL-0という二段構えで、ラウンドショルダーの大型ボディとスモールボディを場面で使い分ける構成です。

Southern Jumboとはどんなギターか ── J-45の上位機種として1942年に誕生

デジマート・マガジン「週刊ギブソン」第152回によると、Southern Jumboは1942年に発表されたJ-45の上位機種として同時期に生まれたモデルです。同記事がリイシュー個体を評した箇所では、トップにシトカ・スプルース、サイド&バックにマホガニーというJ-45と同じ組み合わせを採りながら、装飾面で差をつけていると説明されています。

同記事が挙げるSouthern Jumboの外観上の特徴は、ローズ指板のパラレログラム(平行四辺形)インレイ、ヘッドのクラウン・インレイ、そして1955年に導入された大きなピックガードです。ラウンドショルダーのボディ、真っ直ぐなサドル、グローバー・ペグ、伝統的なXスキャロップト・ブレイシングといった要素が組み合わさって、このモデルの個性を作っていると解説されています。

現行モデル Southern Jumbo Original のスペック

Gibson公式サイトのOriginal Collectionには、現行モデルとしてSouthern Jumbo Originalが掲載されています(2026年9月14日閲覧)。

Gibson Southern Jumbo Original 主要スペック トップ=シトカ・スプルース/サイド&バック=マホガニー ボディシェイプ=J-45/ボディスタイル=ラウンドショルダー ブレイシング=伝統的なハンド・スキャロップトXブレイシング スケール長=628.65mm(24.75インチ)/ナット幅=43.81mm(1.72インチ) 指板=ローズウッド、20フレット、マザー・オブ・パールのパラレログラム・インレイ ブリッジ=トラディショナル・ベリーアップ/ピックガード=50年代仕様・べっ甲柄 ピックアップ=L.R. Baggs VTC(ボリューム/トーン) 米国メーカー価格=$3,499

出典:Gibson公式 Southern Jumbo Original 製品ページ(2026年9月14日閲覧)

Southern Jumbo・J-45・L-00 ── 現行3モデルのスペック比較

山崎まさよしが使用する3機種に対応する現行モデルを、Gibson公式のスペック表から横並びにしました。L-0の現行相当モデルはL-00です。

項目

Southern Jumbo Original

J-45 Standard

L-00 Original

ボディシェイプ

J-45

J-45

L-00

ボディスタイル

ラウンドショルダー

ラウンドショルダー

スモールボディ

トップ

シトカ・スプルース

シトカ・スプルース

シトカ・スプルース

サイド&バック

マホガニー

マホガニー

マホガニー

ブレイシング

ハンド・スキャロップトX

ハンド・スキャロップトX

ハンド・スキャロップトX

スケール長

628.65mm(24.75インチ)

628.65mm(24.75インチ)

628.65mm(24.75インチ)

ナット幅

43.81mm(1.72インチ)

43.81mm(1.72インチ)

43.81mm(1.72インチ)

ナット材

ボーン

TUSQ

ボーン

指板インレイ

パラレログラム

ドット

ドット

ブリッジ

ベリーアップ

ベリーアップ

レクタングル(クローズド・スロット)

ピックアップ

L.R. Baggs VTC

L.R. Baggs VTC

L.R. Baggs VTC

米国メーカー価格

$3,499

$2,999

$2,999

出典:Gibson公式製品ページ(Southern Jumbo Original/J-45 Standard/L-00 Original、いずれも2026年9月14日閲覧)。仕上げ色や仕様違いのモデルでは一部スペックが異なります。

表にすると分かりやすいのですが、Southern JumboとJ-45はボディシェイプ・ボディスタイル・トップ材・サイド&バック材・ブレイシング・スケール長・ナット幅がすべて同一です。カタログ上の差はナット材、指板インレイ、バインディングやペグといった装飾面に集中しています。上位機種という位置づけは、木材構成ではなく仕上げの格に由来するものだと読み取れます。

一方L-00は、同じ材構成・同じスケール長でありながらボディシェイプだけが小型です。つまり山崎まさよしが使う3機種は、現行カタログ上は材とスケールを共通させたまま、ボディサイズと装飾だけが異なる組み合わせになっています。

このセクションのまとめ: Southern JumboとJ-45のカタログ上の違いは装飾面が中心で、L-00との違いはボディサイズです。現行の3モデルは同じ材・同じスケール長を共有しています。

中古市場でいくらか ── デジマート掲載価格の実測(2026年9月14日)

「同じギターが欲しい」と思ったとき、実際の価格帯を知らないことには動きようがありません。そこでデジマート(digimart.net)に掲載中の出品を機種名で収集し、四分位数で整理しました。

集計条件 ・対象=デジマートのアコースティックギターカテゴリに掲載中の出品(2026年9月14日時点) ・ブランドがGibsonまたはEpiphoneのもののみを採用 ・Custom Shop/Murphy Lab/1942 Banner等の上位リイシューとシグネチャーモデルは別区分として除外 ・掲載数が15件に満たない区分はレンジを掲載していない ・「新品」「中古」「ヴィンテージ」はデジマート側が出品に付与している区分 ・数値は掲載価格(販売希望価格)であり、成約価格ではありません。また買取価格は事業者が仕入れる側の価格なので、これらの数値と直接は比較できません

Gibson Southern Jumbo の価格帯

区分

掲載数

第1四分位

中央値

第3四分位

ヴィンテージ

17件

129万2,500円

168万円

192万5,000円

中古(現行・リイシュー)

19件

32万7,800円

37万8,000円

49万5,000円

新品(Southern Jumbo Original)

45件

41万8,000円

46万2,000円

46万2,000円

ヴィンテージ区分と中古区分の中央値には4倍以上の開きがあります。同じSouthern Jumboという名前でも、1940〜60年代に作られた個体と近年のリイシューでは、まったく別の価格帯の買い物になるということです。

新品の第1四分位と第3四分位が接近しているのは、現行のSouthern Jumbo Originalが定価に近い価格で並んでいるためです。値引き幅で選ぶ余地は小さく、状態と付属品で比べる商品だと考えたほうが実態に合います。

Gibson J-45・L-00 の価格帯

区分

掲載数

第1四分位

中央値

第3四分位

J-45 新品(Standard系)

57件

28万2,500円

35万7,500円

39万8,000円

J-45 中古

21件

27万4,690円

30万円

36万5,300円

L-00 新品

71件

23万9,800円

25万8,000円

35万2,000円

J-45は新品と中古で価格帯が大きく重なります。中央値の差は約5万7,500円で、中古の第3四分位(36万5,300円)は新品の第1四分位(28万2,500円)を上回っています。今回集計した範囲では、中古であることが価格の安さに直結していません。年式や状態によっては新品より高い出品も並んでいます。

L-00は3機種の中でいちばん手が届きやすい価格帯です。Southern Jumbo Originalの新品中央値(46万2,000円)とは20万円ほどの差があります。

なお、1930〜40年代のL-0/L-00の実機と、J-45のヴィンテージ区分については、掲載数が15件に届かなかったため価格レンジの掲載を見送りました。流通量そのものが少ない領域です。

ヴィンテージのGibsonを買うときに現物で確認したい5項目

  1. 塗装がオリジナルか、塗り直されているか 塗装面の質感や色の連続性を目視で確認します。紫外線ライトを当てると、後年に塗り直された部分が周囲と異なる反応を示すことがあります。

  2. ネックリセットの履歴 ネックとボディの接合部(ヒール)に、分解・再接着の痕や塗装の乱れがないかを見ます。ネックリセット自体は演奏性を回復させる正規のリペアですが、いつ・誰が施工したかで状態の読み方が変わります。

  3. ブレイシングの状態 サウンドホールから内部を覗き、補強材の剥がれがないかを確認します。トップを軽く叩いたときに異音が出ないかも併せて見ておきます。

  4. フレットの残量 頂点が平らに削れている場合、遠くない時期にフレット交換が必要になります。交換費用を織り込んだうえで価格を判断します。

  5. トラスロッドの調整余裕 調整が限界まで回されていると、その後のネック調整ができません。回転の余裕が残っているかを確認します。

⚠ 数十万〜百万円台の取引であることを前提に 上の実測どおり、Southern Jumboのヴィンテージ区分は中央値で168万円です。この価格帯では、写真と説明文だけで判断せず、現物確認か、信頼できるリペアマン・楽器店による検品を挟むだけの価値があります。

このセクションのまとめ: Southern Jumboはヴィンテージ区分の中央値が168万円、現行新品が46万2,000円、J-45とL-00は20万円台後半から30万円台が中心帯です(2026年9月14日のデジマート掲載価格)。

予算別 ── 同じ方向のサウンドに近づける選び方

山崎まさよしが使う3機種に対応する現行モデルは、いずれも「シトカ・スプルースのトップ+マホガニーのサイド&バック+24.75インチスケール」という構成です。同じ音は出ませんが、この3条件を満たすギターを選べば、設計上の条件は揃えられます。以下は予算帯ごとの選択肢です。

選定の前提 木材のグレード、乾燥期間、製造精度の差によって、同じ材構成でもサウンドは変わります。ここでの基準は「同じ音が出る」ではなく「ボディ形状・材構成・スケール長という設計条件を揃える」ことです。

5〜6万円台 ── Epiphone J-45 Studio

Epiphone J-45 Studioは、ボディシェイプがJ-45、ボディスタイルがラウンドショルダー、トップがソリッド・スプルース、サイド&バックがレイヤード・マホガニー、スケール長が628.65mm(24.75インチ)という構成です。米国メーカー価格は$449(Epiphone公式 J-45 Studio 製品ページ/2026年9月14日閲覧)。

デジマート掲載価格の実測では、Epiphone J-45 Studioは21件で第1四分位5万6,540円・中央値5万8,080円・第3四分位5万8,080円。サイド&バックが単板ではなくレイヤード(合板)である点が上位機との構造上の違いです。ボディ形状とスケールを揃えたうえで最も入りやすい価格帯にあたります。

10万円前後 ── Epiphone J-45 Standard・L-00 Standard

Epiphoneの「Inspired by Gibson」系として国内で流通しているJ-45 Standardは、デジマート掲載価格の実測で27件、第1四分位9万6,800円・中央値10万3,400円・第3四分位11万円でした。L-0側に寄せたい場合は同系列のL-00 Standardが流通していますが、こちらは掲載数が12件と少なかったため価格レンジの掲載は見送ります。

25〜40万円台 ── Gibson L-00 Original・J-45 Standard

この帯に入ると、山崎まさよしが実際に使っているモデルの現行版そのものが射程に入ります。L-00 Originalは新品中央値25万8,000円、J-45 Standardは新品中央値35万7,500円。レコーディングで使われているL-0に近い小ぶりなボディを選ぶならL-00、ステージで使われているSouthern Jumboと同じラウンドショルダーの大型ボディを選ぶならJ-45、という切り分けになります。

J-45については中古の価格帯が新品と大きく重なるため、中古だけを見て回ると選択肢を狭めることになります。両方を並べて状態と価格で比べるのが現実的です。

45万円以上 ── Gibson Southern Jumbo Original

ステージのメインと同じモデル名の現行機です。新品の中央値は46万2,000円で、値幅が狭い商品であることは前述のとおり。J-45 Standardとの差は装飾面が中心で、木材構成・ブレイシング・スケール長・ナット幅は共通です。カタログ上の木材構成とスケール長を揃えたいだけなら、J-45 Standardでも条件は満たせます。Southern Jumboとの分かれ目は、パラレログラム・インレイや50年代仕様の大型ピックガードといった装飾仕様をどう評価するかです。

このセクションのまとめ: 「シトカ・スプルース+マホガニー+24.75インチスケール+ラウンドショルダー(またはL-00サイズ)」の4条件を基準にすれば、5万円台のEpiphoneから46万円台のGibsonまで、同じ設計思想のギターを予算に応じて選べます。

よくある質問(FAQ)

山崎まさよしのメインギターは何ですか?

アコースティック・ギター・マガジンVol.106の特集では、ステージの絶対的メインとしてSouthern Jumbo、レコーディングのメインとして1936年頃のL-0が紹介されています。使う場面によってメイン機が分かれているため、1本に絞った答えにはなりません。

ライブで使っているSouthern Jumboは何年製ですか?

愛用ギターの撮り下ろし写真と解説は、アコースティック・ギター・マガジンVol.106の誌面に掲載されています。年式を含む個体の詳細を知りたい場合は、同誌を参照するのが確実です。

Southern JumboとJ-45はどちらを買えばいいですか?

Gibson公式のスペック表で比べると、現行の両モデルはボディシェイプ・ボディスタイル・トップ材・サイド&バック材・ブレイシング・スケール長・ナット幅が同一です。差はナット材、指板インレイ、バインディング、ペグといった装飾面に集中しています。カタログ上の木材構成とスケール長を基準にするならJ-45 Standardでも条件は満たせますし、パラレログラム・インレイや50年代仕様の大型ピックガードといった装飾に価値を感じるならSouthern Jumboを選ぶ、という判断になります。新品の中央値には約10万円の差があります。

L-0とL-00は同じギターですか?

別のモデル名です。L-0は1926年に誕生したモデルで、山崎まさよしが使用しているのは1936年頃の個体。L-00はGibsonが現行のOriginal Collectionで展開しているスモールボディ機で、スペック上はシトカ・スプルースのトップとマホガニーのサイド&バック、24.75インチスケールという構成です。現行で近い性格のモデルを探すならL-00が対応します。

同じギターを買えば同じ音が出ますか?

同じモデル・同じ年代の個体を入手しても、同じ音にはなりません。木材は天然素材のため同機種でも個体差があり、弦・弦高・ピックアップやプリアンプの設定も音に影響します。加えて、日本経済新聞のインタビューで語られているように、本人は「欲しい音」が出るかどうかでギターを選んでいます。機材はその選択の結果であって、音そのものではありません。ただし、ボディ形状と材構成を揃えることで方向性を近づけることはできます。

まとめ

山崎まさよしの使用ギターは、ステージの絶対的メインがGibson Southern Jumbo、レコーディングのメインが1936年頃のGibson L-0、そしてデビュー初期から使われてきたGibson J-45の3本です。この3機種に対応する現行モデルは、シトカ・スプルースのトップとマホガニーのサイド&バック、24.75インチスケールを共有し、違いはボディサイズと装飾に集中しています。

中古市場では、Southern Jumboのヴィンテージ区分が中央値168万円、現行新品が46万2,000円、J-45が新品中央値35万7,500円、L-00が新品中央値25万8,000円(2026年9月14日のデジマート掲載価格)。同じ設計条件を持つEpiphoneのJ-45系なら5万円台から選べます。まずボディサイズを決めてしまえば、条件を揃えたまま予算に合わせて候補を並べられます。

本記事の出典確認日は2026年9月14日です。中古の掲載価格は市場の需給により変動します。各出典の記述時点は本文中に記載しました。

サウンドマニア編集部

楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選びや、メンテナンス・演奏に関する実用的な情報をわかりやすくお届けします。

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