SOUNDMANIA
若井滉斗 / 使用ギター まとめ

若井滉斗の使用ギター|2023年のメインはレス・ポール【2026年版】

投稿日: 更新日:

サウンドマニア編集部/楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選…

Mrs. GREEN APPLEのギタリスト若井滉斗は、ギター・マガジンが2023年のアリーナ・ツアーのリハーサル現場で取材した時点で、Gibson Customの1959 Les Paul Standard Reissueをライブとレコーディングのメインにしていました。同じ取材では、Fender Custom ShopのStratocaster、1968年製のGibson ES-335TD、Rickenbacker 360 Deluxe Thinline、アコースティックのTaylor 614ceとK.Yairi DY-18が紹介されており、ライブの音作りはKemperを軸にしたラックで行われていました。

2024年にはフェンダーのAmerican Ultra IIシリーズのキャンペーンに登場し、Solar FlareのAmerican Ultra II Stratocasterを弾き始めたと紹介されました。本記事では、使用ギターとその改造点、ライブとレコーディングのサウンドシステム、購入時の価格の目安を、ギター・マガジンWEBの機材取材とインタビュー、FenderNewsのインタビューをもとに整理します。

若井滉斗とフェンダー:兄のStratocasterからAmerican Ultra IIのキャンペーンまで

wakai-hiroto-guitar-h2-01.webp

Mrs. GREEN APPLEは、大森元貴(Vo/Gt)、若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key)の3人組バンドです。公式サイトのプロフィールによると、2013年に結成し、2015年にミニアルバム『Variety』でメジャーデビューしました。

2024年11月のFenderNewsのインタビューで若井は、最初に始めた楽器がギターで、中学2年生のときに兄のStratocasterを借りて弾くようになったと話しています。それが初めて手にしたフェンダーだったそうです。当時はオフスプリングやグリーン・デイなどのパンク系の曲をたくさんコピーし、高校生のころからは兄の影響でTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTも聴き始めたと語っています。

同じインタビューでは、ギターを選ぶときは音だけでなく見た目も大切にしていると話し、その例として2016年に買ったFender Custom ShopのStratocasterを挙げています。赤べっ甲のピックガードをあまり見たことがなく、「このギターで自分のスタイルを確立させたい」と思ったそうです。2024年10月にフェンダーが発表したAmerican Ultra IIシリーズのキャンペーンには、Mrs. GREEN APPLEのギタリストとして若井が登場しており、FenderNewsは若井を同シリーズのグローバルキャンペーンの日本代表アンバサダーと紹介しています。

使用ギター:2023年のアリーナ・ツアーのリハーサルで取材された6本

wakai-hiroto-guitar-h2-02.webp

ギター・マガジンWEBは2023年8月21日公開の記事で、「Mrs. GREEN APPLE ARENA TOUR 2023 “NOAH no HAKOBUNE”」のリハーサル現場で取材した若井のギターを紹介しています。下の表は、その記事で紹介されたエレキ・ギター4本とアコースティック・ギター2本です。

モデル

種別

記事での位置づけ

主な改造・セッティング

弦

Gibson Custom Historic Collection 1959 Les Paul Standard Reissue

エレキ

2023年時点のライブ/レコーディングのメイン

ピックアップは純正。配線材をテックが交換、トーン回路をバイパスするフルアップ式のトーン・ポット

GHS PROGRESSIVES LIGHT(.010-.046)

Fender Custom Shop Stratocaster

エレキ

デビュー当時のメイン。2023年時点はおもにカポが必要な楽曲で登場

KTS製サドル、Mastery製ストリング・ガイド、リア・ピックアップをディマジオ製に交換。トレモロ・スプリング3本、ブリッジはベタ付け

GHS PROGRESSIVES LIGHT

Gibson ES-335TD(1968年製)

エレキ

2022年末に入手。レス・ポールに次いでライブ・レコーディングで使用

ネックを若干順反り気味に調整

GHS PROGRESSIVES LIGHT

Rickenbacker 360 Deluxe Thinline

エレキ

登場頻度は少ない。2022年7月8日のぴあアリーナMM公演で登場

─

GHS PROGRESSIVES LIGHT

Taylor 614ce

アコースティック

20歳のときに入手したメインのアコースティック

─

Elixir NANOWEB 80/20 Bronze Extra Light(.010〜.047)

K.Yairi DY-18

アコースティック

サブ

弦とセッティングは614ceと同じ

614ceと同じ

※ギター・マガジンWEB「若井滉斗(Mrs. GREEN APPLE)が愛用する、エレキ・ギター&アコギ」(2023年8月21日公開、「ARENA TOUR 2023 “NOAH no HAKOBUNE”」リハーサル現場の取材)をもとに編集部が整理。「─」は記事に記載がない項目です。弦のゲージは記事に数値が書かれているもののみ記載しています。

Gibson Custom 1959 Les Paul Standard Reissue:2023年時点のライブ・レコーディングのメイン

ギター・マガジンWEBは、Gibson CustomのHistoric Collection 1959 Les Paul Standard Reissueを「2023年現在、ライブ/レコーディングのメイン」と紹介しています。レス・ポールを何本も弾き比べた中で、クリーン・トーンとパワー感に「ビビッときた」1本で、「男らしいサウンド」が鳴るとのことです。

ピックアップは純正で、リア、センター、フロントを楽曲に合わせて使い分けていると説明されています。配線材はテックによって交換され、トーン・ポットにはトーン回路をバイパスするフルアップ式のものを採用。弦はGHSのPROGRESSIVES LIGHT(.010-.046)です。

Fender Custom Shop Stratocaster:2016年に購入し、2023年はカポを使う曲で登場

カスタムショップ製のStratocasterについて、ギター・マガジンWEBは「デビュー当時のメイン・ギター」で、2023年の取材時点ではおもにカポが必要な楽曲で登場すると紹介しています。若井本人はFenderNewsのインタビューで、ギターを選ぶときは見た目も大切にしていると話し、その例として2016年に買ったこのギターを挙げています。赤べっ甲のピックガードはあまり見たことがなかったそうです。

ギター・マガジンWEBによると、改造点は多岐にわたります。ブリッジ・サドルはKTSのTitanium Stratocaster Style Saddle、ストリング・ガイドはMasteryのMSTに交換され、トレモロ・スプリングは3本でブリッジはベタ付けです。ピックアップはおもにリアを使い、そのリア・ピックアップはディマジオ製に交換されています。なお、記事に書かれた型番「DP318」は、ディマジオ公式サイトではテレキャスターのブリッジ用ピックアップ(Super Distortion T)の型番として掲載されています。弦はレス・ポールと同じGHSのPROGRESSIVES LIGHTです。

Stratocasterの魅力について若井は、弾き手のスタイルによって音色がかなり変わり、いろいろなジャンルを取り入れるMrs. GREEN APPLEの曲の中でオールマイティに活躍してくれると話しています。

1968年製 Gibson ES-335TD:2022年末に入手し、レス・ポールに次いで使用

ES-335TDは2022年末に入手したという1968年製です。ギター・マガジンWEBによると、スパークル・バーガンディのフィニッシュが経年劣化で退色した個体で、若井は「煌びやかなクリーン・トーンに惹かれた」と話しています。ライブでもレコーディングでも、メインのレス・ポールに次いで弾いていると紹介されています。

セッティングのポイントは、ネックを若干順反り気味にしていることです。記事では、それによって音に奥行き感と太さを加えていると説明されています。弦はほかのエレキと同じGHSのPROGRESSIVES LIGHTです。

Rickenbacker 360 Deluxe Thinline:「どうしても欲しかった」という1本

Rickenbacker 360 Deluxe Thinlineは、若井が「どうしても欲しかった」と語るギターです。ギター・マガジンWEBによると、登場頻度は少ないものの、ライブ前の楽屋などでつま弾いていることが多いそうで、「リッケンバッカーらしい音がお気に入り」とのこと。軽やかなサウンドを求めるときに使われるらしい、と推定の形で紹介されています。2022年7月8日のぴあアリーナMM公演で登場した1本です。

Taylor 614ce:20歳で入手したメインのアコースティック

アコースティックのメインは、若井が20歳のときに入手したTaylorの614ceです。ギター・マガジンWEBによると、ライブのアコースティック・パートではこのギターが登場することが多く、おもに「Viking」などで使われています。テックはサウンドの傾向を「ギラギラしつつ繊細」と表現しています。

音の輪郭をはっきりさせるため、弦は細めのゲージのElixir NANOWEB 80/20 Bronze Extra Light(.010〜.047)が選ばれています。取材時にフレットに挟まっていたピックは、Jim Dunlopの424R TORTEX WEDGE(0.60mm)でした。

K.Yairi DY-18:サブのアコースティック

K.Yairiのアコースティック・ギターDY-18は、リハーサルでスタンバイされていたサブです。ギター・マガジンWEBによると、弦やセッティングは614ceと同じです。

2024年以降の動き:American Ultra II Stratocasterとギター・マガジンの特集

wakai-hiroto-guitar-h2-03.webp

2024年11月7日公開のFenderNewsのインタビューは、以前からFender Custom ShopのStratocasterを愛用している若井が、American Ultra II Stratocasterも弾き始めていると紹介しています。カラーはSolar Flareです。若井はアルミニウムのピックガードをお気に入りのポイントに挙げ、傷が付きにくく、照明が当たったときにきらっとする感じが好きだと話しています。

同じインタビューでは、動画撮影での演奏でS-1スイッチを使い、バッキングっぽいフレーズからソロに移るときに押したと語っています。ライブでも頼りになりそうかという質問には、「使えると思います」と答えています。

FenderNewsは2025年4月2日、原宿のFender Flagship Tokyoで「HILOTO WAKAI (Mrs. GREEN APPLE) x FENDER FLAGSHIP TOKYO POPUP CAMPAIGN」を4月3日から30日まで開催すると告知しました。告知では、若井が実際に使用しているFender Custom Shop StratocasterとFender American Ultra II Stratocasterの2本を展示するとしています。

ギター・マガジンでは、2025年7月11日発売の2025年8月号で若井が表紙を飾り、特集には「使用機材コレクション」が組まれました。ギター・マガジンWEBが2026年9月29日に公開した告知では、2026年10月13日発売の11月号で若井が2度目の単独表紙を飾り、6thアルバム『POPS』についてのインタビューを軸に、愛用機材や奏法分析も交えた内容になるとしています。

サウンドシステム:Kemperを軸にしたラック(2023年アリーナ・ツアー)

wakai-hiroto-guitar-h2-04.webp

ギター・マガジンWEBは2023年8月25日公開の記事で、同じ2023年のアリーナ・ツアーのリハーサル現場で撮影したサウンドシステムも紹介しています。記事によると、サウンドメイクはKemperで行うのが基本です。信号は、ギターに取り付けたワイヤレスの子機からSHUREのUR4D+に入り、ステージ上のボードにあるチューナーとワウを経て、ラック内のFREE THE TONEのプログラマブル・スイッチャーへ。スイッチャーにループ接続されたペダルを通ってKemperに戻り、KemperからSYNERGY AMPのパワー・アンプSYN5050、スピーカー・ボックスへと送られます。スピーカーをマイキングした音がPA卓に送られるという流れです。

機材

役割

記事での使われ方

SHURE UR4D+

ワイヤレス・システム

ギターに取り付けたワイヤレスの子機からの信号を受ける

Peterson StroboStomp HD

チューナー

ステージ上のボードに設置

AMT Electronics WH-1

ワウ

ステージ上のボードに設置

FREE THE TONE ARC-4(記事の機材リストでの表記)

プログラマブル・スイッチャー

楽曲に合わせてKemperのプリセットなどをコントロール。操作はテックが行う

Wampler Pedals Ego Compressor

コンプレッサー

スイッチャーにループ接続。音色のダイナミクスを整える

strymon TimeLine

ディレイ

スイッチャーにループ接続。MIDI接続はされておらず、テックが直接プリセットを切り替える

BOSS RV-500

リバーブ

スイッチャーにループ接続。MIDI接続はされておらず、テックが直接プリセットを切り替える

Kemper Profiling Amplifier

アンプ・シミュレーター

ライブで基本となる音色はすべてKemper。クリーンはマーシャルやMatchless、ドライブはDiezel、Mesa/Boogie、Soldanoなどのモデリングをおもに使用

SYNERGY AMP SYN5050

パワー・アンプ

Kemperとキャビネットの間に入り、Kemperで作ったサウンドを最終的に整える

Rivera Silent Sister

スピーカー・ボックス

12インチのCelestion G12Hを1発内蔵

Sennheiser E609/MD421

マイク

スピーカー・ボックス内のG12Hを2本でマイキングし、組み合わせた音をPA卓へ送る

Vital Audio POWER CARRIER VA-08 Mk-Ⅱ

パワー・サプライ

8個の出力口すべてで500mA以上を供給できる大容量タイプ

※ギター・マガジンWEB「Mrs. GREEN APPLEのギタリスト、若井滉斗の音色を作り出すサウンド・システムの全貌」(2023年8月25日公開、同ツアーのリハーサル現場の取材)をもとに編集部が整理。チューナーとディレイの表記はメーカー公式サイトの製品名(StroboStomp HD、TimeLine)に合わせています。スピーカー・ケーブルはBelden製Classic 14を線材に使ったテック特注のものと紹介されています。

FREE THE TONEのスイッチャーの筐体には、CLEAN、CRUNCH、DRIVE、SOLO、DIST、DRIVE+DLY、DRIVE+MODというラベルが貼られています。ギター・マガジンWEBは、おもなサウンドはこの7種類のプリセットで構成されているのではないかと推測しています。

2023年8月16日公開のギター・マガジンWEBのインタビューでは、聞き手が機材のセッティングを見て「コンパクト・ペダルがほとんどない」と驚いたと伝え、若井は「そうなんですよね。元貴のほうが多いっていう(笑)」と答えています。同じインタビューで若井は、色々な音を使うのが苦手で、飛び道具的な音はあまり使わず、クリーンか歪みのどちらかだと話しています。

レコーディング:Kemperを軸に3種類の音を選び、「Feeling」のソロだけBassman

同じインタビューによると、2023年のアルバム『ANTENNA』のレコーディングでも、基本の音作りはKemperです。Kemperから直の音、Kemperを通さない素のラインの音、Kemperの音をキャビネットで鳴らしてマイキングした音の3つを、曲やフレーズごとに選んでいったと話しています。レコーディングで使ったKemperのプリセットはライブでも使っており、ライブ用はEQをかなり変えているそうです。

アルバムの最後に収められた「Feeling」のソロだけは、アルバムで唯一アンプを鳴らしたと語っています。使ったのはフェンダーの60年代のBassmanで、エフェクターでコンプレッサーと歪みをかけたとのことです。

若井滉斗の使用ギターの価格と入手方法

新品:American Ultra II Stratocasterの掲載価格の中央値は357,988円

wakai-hiroto-guitar-h2-05.webp

American Ultra II Stratocasterは、2024年10月に発売されたフェンダーのAmerican Ultra IIシリーズのストラトキャスターです。2026年9月29日にデジマートで「American Ultra II Stratocaster」を検索し、通常ラインナップの新品(「新品」表示のもの)の掲載価格を集計した結果は次のとおりです。FenderNewsのインタビューや告知には若井のギターのピックアップ構成の記載がないため、商品名に「HSS」の表記があるものとないものに分けた集計も示しています。

区分

件数

第1四分位

中央値

第3四分位

最小〜最大

American Ultra II Stratocaster(全体)

51件

341,000円

357,988円

379,500円

310,000〜385,000円

うち商品名にHSSの表記がないもの

28件

328,000円

352,900円

363,000円

310,000〜385,000円

うち商品名にHSSの表記があるもの

23件

363,000円

363,800円

385,000円

324,500〜385,000円

※2026年9月29日時点のデジマート新品掲載価格(税込。「新品」の表示のもの)を編集部が集計。成約価格ではありません。同一モデルの掲載が複数ある場合(同じ店舗の別の個体を含む)は、それぞれを1件として数えています。限定モデル、レフトハンド、アウトレット・B級特価の表示のものは除いています。「新品特価」の表示のもの(9件)は件数が少ないため集計に含めていません。ピックアップ構成は商品名の表記だけで分けています。

同じ検索で見つかったAmerican Ultra II Stratocasterの中古は3件で、件数が少ないため中古の相場レンジは掲載していません。

中古・そのほかのモデル:相場レンジは掲載していません

本記事では、1959 Les Paul Standard Reissue、1968年製ES-335TD、Rickenbacker 360 Deluxe Thinline、Taylor 614ce、K.Yairi DY-18について、実測にもとづく相場レンジを掲載していません。2026年9月29日にデジマートで「1959 Les Paul Standard Reissue」を検索すると、Gibson Custom Shopの1959年仕様のレス・ポールだけでも、VOS、Gloss、Murphy Labのエイジド仕上げ、製造年の違い、限定モデルやシグネチャーモデルなどが混在しており、中古86件の掲載価格は550,000円から3,300,000円まで開きがありました。ギター・マガジンWEBの記事には若井の個体の仕上げや製造年が書かれていないため、同じ仕様どうしで比べることができないからです。検討するときは、次の点を確認しながら個体ごとに判断してください。

  • レス・ポールは、仕上げの種類(VOS/Gloss/Murphy Labのエイジドの段階など)と製造年、限定モデルかどうか

  • ピックアップや配線の交換歴。若井のレス・ポールも、配線材の交換とフルアップ式のトーン・ポットの採用が紹介されています

  • 1968年製ES-335TDのようなヴィンテージは、フィニッシュの状態やパーツ交換の有無

  • ネックの反りとフレットの残り。若井のES-335TDは意図的にネックを若干順反り気味にしているとされるので、購入時の調整状態とは分けて考えます

  • アコースティックは、ピックアップ・プリアンプの動作と、ネック・トップの状態

よくある質問

若井滉斗のメインギターは何ですか?

2023年時点では、Gibson CustomのHistoric Collection 1959 Les Paul Standard Reissueです。ギター・マガジンWEBが同年のアリーナ・ツアーのリハーサル現場の取材で、ライブ/レコーディングのメインと紹介しています。同じ記事では、1968年製のES-335TDがレス・ポールに次いでライブ・レコーディングで弾かれていると書かれています。

若井滉斗はどのストラトキャスターを使っていますか?

2016年に買ったFender Custom ShopのStratocasterと、2024年11月のFenderNewsのインタビューで弾き始めていると紹介されたAmerican Ultra II Stratocaster(Solar Flare)です。前者は赤べっ甲のピックガードの個体で、ギター・マガジンWEBは2023年時点ではおもにカポが必要な楽曲で登場すると紹介しています。2025年4月のFender Flagship Tokyoのポップアップでは、若井が実際に使用しているFender Custom Shop StratocasterとAmerican Ultra II Stratocasterを展示すると告知されました。

若井滉斗のアンプ・システムは?

2023年のツアーでは、アンプ・シミュレーターのKemperで音色を作り、パワー・アンプのSYNERGY AMP SYN5050とRiveraのスピーカー・ボックスSilent Sisterで鳴らしていました。ギター・マガジンWEBのサウンドシステムの記事による情報です。アルバム『ANTENNA』のレコーディングも基本はKemperで、「Feeling」のソロだけフェンダーの60年代のBassmanを鳴らしたと本人が話しています。

若井滉斗が使っているアコースティック・ギターは?

メインはTaylorの614ceで、サブはK.YairiのDY-18です。ギター・マガジンWEBによると、614ceは20歳のときに入手したもので、ライブのアコースティック・パートで登場することが多く、おもに「Viking」などで使われています。

まとめ:若井滉斗の使用ギターは1959リイシューのレス・ポールが軸(2023年時点)

ギター・マガジンWEBが取材した2023年のアリーナ・ツアーのリハーサルでは、若井滉斗のメインはGibson Customの1959 Les Paul Standard Reissueで、1968年製のES-335TD、カポを使う曲のFender Custom Shop Stratocaster、Rickenbacker 360 Deluxe Thinlineが並んでいました。音作りはKemperを基本に、FREE THE TONEのスイッチャーとパワー・アンプのSYN5050、スピーカー・ボックスのSilent Sisterを組み合わせたラックです。

2024年11月にはAmerican Ultra II Stratocasterも弾き始めていると紹介され、フェンダーのキャンペーンにも登場しています。本記事で新品の掲載価格を集計できたのはAmerican Ultra II Stratocasterで、レス・ポールなどは仕様や年式を確かめながら個体ごとに判断することになります。同じMrs. GREEN APPLEの大森元貴の機材は大森元貴の使用機材の記事で紹介しています。

サウンドマニア編集部

楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選びや、メンテナンス・演奏に関する実用的な情報をわかりやすくお届けします。

アーティストの記事

新着記事