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布袋寅泰の使用ギター|フェルナンデスの布袋モデルとZodiac NEO、似たギター3選

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サウンドマニア編集部/楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選…

布袋寅泰が長く愛用しているのが、フェルナンデスのギター「TE-HOTEI」です。

この記事では、フェルナンデス・ZODIACWORKS・Zodiac NEOの布袋モデルの種類・特徴・値段・手に入れ方と、似たギター3選、アンプやエフェクターなどのその他の機材を紹介します。

布袋寅泰のギター「TE-HOTEI」とは

TE-HOTEIとは、1985年に生まれた布袋寅泰のギターです。布袋モデルとは、布袋寅泰のシグネチャーモデル(本人のこだわりや仕様を反映して作られた製品)のギターをまとめた呼び方です。

布袋寅泰本人は、布袋モデルが1985年にフェルナンデスの協力で生まれたと話しています。コンコルドヘッドと呼ばれる形のヘッド(弦を巻く先の部分)、EMGのピックアップ(音を拾うマイク)、手描きの幾何学模様の組み合わせで、それまでのテレキャスター(フェンダーの定番ギター)のイメージを一新する発想で生まれた、と振り返っています。

ギター・マガジンWEBによると、布袋寅泰のTE-HOTEI "MAIN"は1985年製で、2022年の時点で35年以上使い続けているギターです。幾何学模様には、にじんだ部分や曲がった線があります。これは、手描きの感じを残してほしいという布袋寅泰のリクエストだそうです。

布袋モデルを作ってきたブランドは、次の3つです。

ブランド

布袋モデルとの関係

フェルナンデス

1985年に布袋モデルが生まれたメーカー。TE-95HTなどの市販モデルを作った。2025年7月9日に破産開始決定

ZODIACWORKS

初期の布袋モデルの開発に関わった松崎淳さんが、1992年にフェルナンデスから独立して作ったブランド。「TC-HOTEIシリーズ」を手がけ、2023年に閉業

Zodiac NEO

2024年7月17日に設立を発表したブランド。ZODIACWORKSで布袋モデルの開発や製造に関わった播木努さんがマスタービルダー(中心となる職人)。最初のモデルは「Eternal Legacy HOTEI Model」

※ORICON NEWS(2024年7月17日)、布袋寅泰オフィシャルサイト(2024年7月17日)、東京商工リサーチ(2025年7月16日)、楽器カタログの世界(フェルナンデス1992年カタログ)をもとに編集部がまとめました。

布袋寅泰オフィシャルサイトのGUITARSページには、FERNANDES/ZODIACWORKS TE-Hoteiのほか、ZODIACWORKS TC-Hotei 25th Anniversary Limited Sustainer、ZEMAITISのCustom Deluxe 4本が載っています。

出典:ORICON NEWS「布袋寅泰、新ギターブランド設立 亡き盟友らの意志を継ぎ「次世代のプレイヤーたちに」【コメント全文】」(2024年7月17日)/ギター・マガジンWEB「布袋寅泰の象徴的ギター1985年製TE-HOTEI "MAIN"」(2022年2月24日)/布袋寅泰オフィシャルサイト「Zodiac NEO」のお知らせ(2024年7月17日)/東京商工リサーチ「国産エレキギターブランド「FERNANDES」を展開 (株)フェルナンデスが破産開始」(2025年7月16日)/布袋寅泰オフィシャルサイト「GUITARS」/楽器カタログの世界「FERNANDES 1992 Vol.1」

布袋モデルは1985年に生まれ、ピックアップやブリッジはモデルごとに違う

布袋寅泰本人は、布袋モデルをテレキャスターのイメージを一新する発想で生まれたギターと話しています。ただし、ピックアップやブリッジ(弦を支える部品)はモデルごとに違います。

TE-HOTEI "MAIN"(1985年製)

ギター・マガジンWEB(2022年)が、布袋寅泰が1985年から使い続けていると紹介したTE-HOTEIです。ネックやブリッジは、のちにZODIACWORKS製に交換されています。

項目

仕様

メーカー

FERNANDES/Zodiacworks

ボディ(本体)

幾何学模様を手描きしたボディ

ネック(さお)

1993年ごろにZodiacworks製のメイプル材のネック(22フレット。フレットは音程を区切る金属の棒)に交換

指板(弦を押さえる板)

エボニー材

ナット幅(弦の付け根の幅)

44mmから43mmに削った

ピックアップ

EMG-SA(ノイズが少ないピックアップ)

ブリッジ

Zodiacworks製の真ちゅう削り出し「ZGB-1」に交換

弦

D'Addarioの.0095〜.044(NYXL09544)

※ギター・マガジンWEB(2022年2月24日)の記事をもとに編集部がまとめました。

ギター・マガジンWEBは、EMG-SAを「ノイズが少なく、長いシールドやエフェクターをつないでも音が劣化しにくい」ピックアップと説明しています。シールドは、ギターとアンプをつなぐケーブルです。

出典:ギター・マガジンWEB「布袋寅泰の象徴的ギター1985年製TE-HOTEI "MAIN"」(2022年2月24日)

フェルナンデスの布袋モデル(TE-95HTなど)

フェルナンデスは、布袋寅泰モデルを市販モデルとして売っていました。1992年のカタログには、TE-340HT、TE-240HT、TE-95HT、MV-95HTが載っています。

同じ「HT」でも、型番によって仕様が違います。

型番

中古店の説明にある仕様

TE-95HT(1989年製とされる1本)

アルダー材のボディ、メイプル材のネック、ローズウッド材の指板(22フレット)、スケール(弦の長さ)648mm。ピックアップはフェルナンデスのアクティブ(電池で動く)・ピックアップ「F.G.I TECHNOLOGY」

TE-115HT

バスウッド材のボディ、22フレット、指板の丸み350R。ハードテール(音程を揺らすアームが付かない)ブリッジに、シングルコイル(コイルが1つのピックアップ)2つ。もとはF.G.I. TECHNOLOGYで、紹介された1本はEMG-SAに交換済み

TE-120SHT

トレモロ(アームというレバーで音程を揺らせる)ブリッジに、シングルコイルとハムバッカー(コイルを2つ並べたピックアップ)、サスティナー(音を長く伸ばす装置)付き

※楽器カタログの世界(フェルナンデス1992年カタログ)、イシバシ楽器とハイブリッドギターズの中古品のページをもとに編集部がまとめました。中古品のページの仕様は、その1本についての説明です。

型番が近くても、ブリッジとピックアップの組み合わせが違うので、中古を探すときは型番を確かめましょう。

出典:楽器カタログの世界「FERNANDES 1992 Vol.1」/イシバシ楽器「USED FERNANDES / TE-95HT Initial Specs Black/Whiteline」/ハイブリッドギターズ「FERNANDES TE-115HT BLK/P」

ZODIACWORKSのTC-HOTEI

ZODIACWORKSは、布袋モデルの「TC-HOTEIシリーズ」を手がけたブランドです。ZODIACWORKSの松崎淳さんは、エレキギター博士のインタビューで、「布袋モデルはずっとそのシェイプで、ナット幅が1ミリだけ細くなっている以外、フェルナンデス時代から変わっていません」と話しています。

2023年6月17日〜7月2日にイケシブ(池部楽器店の渋谷の店)で開かれた布袋寅泰ギターシステム特別展では、次のTC-Hoteiが展示されました。

展示されたギター

イケシブの説明

TC-Hotei Sustainer

1990年代初めの18Vで動く初期のサスティナー回路を再現。ピックアップはセイモア・ダンカンのJB

TC-Hotei Natural

2007〜2008年のFUNKY PUNKY TOURの間に完成。メイプル材の指板

TC-Hotei Fetish

2001年に、スタッフやツアーメンバーが誕生日プレゼントとして作ったギター。ピックアップはセイモア・ダンカンのJB Jr.

TC-Hotei

FREE THE TONEがG-STAGE(このあと紹介するエフェクター)の開発に使った、本人のサイン入りの1本

※イケシブ「機材レポート|FREE THE TONE『HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System』発売記念 布袋寅泰ギターシステム特別展」(2023年6月29日)をもとに編集部がまとめました。

出典:ORICON NEWS(2024年7月17日)/エレキギター博士「ZODIACWORKSインタビュー|布袋寅泰モデルなどの製作者」(2021年12月10日)/イケシブ「機材レポート|FREE THE TONE『HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System』発売記念 布袋寅泰ギターシステム特別展」(2023年6月29日)

Zodiac NEO Eternal Legacy HOTEI Model

Eternal Legacy HOTEI Modelとは、Zodiac NEOの最初のモデルです。布袋寅泰オフィシャルサイトによると、2024年5月15日・16日の東京ドーム公演で使われました。

項目

仕様

ボディ(本体)

アルダー材

ネック(さお)

メイプル材、ボルトオン(ネジで留める方式)

指板(弦を押さえる板)

エボニー材、22フレット、指板の丸み350mm

スケール(弦の長さ)

648mm

ナット幅(弦の付け根の幅)

43mm

ピックアップ(音を拾うマイク)

EMG-SA[Hotei Tune]

コントロール

3段階のミニ・トグルスイッチ(ピックアップを切り替える小さなスイッチ)、マスター・ボリューム、マスター・トーン

ブリッジ(弦を支える部品)

ZNB-I(Zodiac NEOオリジナル)

弦

D'Addario NYXL09544(.0095〜.044)

色

Gross Black/Aging White Line(黒に白いライン)

※Zodiac NEO公式サイトの仕様をもとに編集部がまとめました。

ナット幅の43mmと弦のNYXL09544は、TE-HOTEI "MAIN"と同じです。

出典:Zodiac NEO公式サイト/布袋寅泰オフィシャルサイト「Zodiac NEO」のお知らせ(2024年7月17日)

布袋モデルの値段は、Zodiac NEOの新品が792,000円

新品で売られている布袋モデルは、Zodiac NEOのEternal Legacy HOTEI Modelです。フェルナンデスとZODIACWORKSの布袋モデルは、どちらのメーカーも事業を終えているため、メーカーの新品は売られていません。

布袋モデル

新品の値段

今の状況

Zodiac NEO Eternal Legacy HOTEI Model

792,000円(税込)

抽選販売

フェルナンデスの布袋モデル(TE-95HTなど)

─

新品では売られていない(2025年7月にフェルナンデスの破産開始決定)

ZODIACWORKSのTC-HOTEI

─

新品では売られていない(2023年にZODIACWORKSが閉業)

※Zodiac NEO公式サイト、東京商工リサーチ(2025年7月16日)、ORICON NEWS(2024年7月17日)をもとに編集部がまとめました。「─」は、新品の販売がないものです。

出典:Zodiac NEO公式ストア「Eternal Legacy HOTEI Model」/東京商工リサーチ(2025年7月16日)/ORICON NEWS(2024年7月17日)

布袋寅泰と同じ布袋モデルを手に入れるなら中古も探そう

フェルナンデスやZODIACWORKSの布袋モデルがほしいときは、中古を探してみましょう。デジマート(楽器の売り買いができるサイト)では、フェルナンデスのTE-HT(TE-95HT・TE-115HT・TE-120HT・TE-120SHT・TE-240HT)の中古が16本出ていました。

フェルナンデスのTE-HT(中古)

価格(税込)

第1四分位(安いほうから4分の1)

149,500円

中央値(真ん中)

188,650円

第3四分位(安いほうから4分の3)

203,500円

※デジマートに中古として出ていた16本の掲載価格(売り手がつけた値段で、実際に売れた値段ではありません)をもとに編集部がまとめました。同じ店が同じ商品を同じ値段で2回載せていたものは1本と数えています。型番の違うTE-HTをまとめて数えたもので、16本のうち9本がTE-95HTです。

同じときに、フェルナンデスのMV-95HTは4本、ZODIACWORKSのTC-HOTEIは7本出ていました。TC-HOTEIは本数が少ないため、相場は載せていません。Zodiac NEOのEternal Legacy HOTEI Modelは、中古の出品が見つかりませんでした。

新品のEternal Legacy HOTEI Modelは、Zodiac NEOの公式ストアの抽選販売で売られています。2026年9月の抽選は、9月1日〜7日に応募を受け付けました。応募には公式ストアの会員登録(無料)が必要で、1人1本まで応募できます。Zodiac NEOは、今後も定期的に生産を続ける予定で、当面は抽選販売にするとしています。

中古を見つけたときは、次の点を確かめてください。

  • 型番とブリッジ・ピックアップの組み合わせが合っているか(TE-95HTはアームなし、TE-120SHTはトレモロとサスティナー付き)

  • ピックアップがもとのままか、EMG-SAなどに交換されているか

  • アクティブ・ピックアップの電池を入れる場所の状態と、すべてのスイッチの位置で音が出るか

  • ネックの反り、フレットのすり減り

  • 幾何学模様のラインの欠けや色の変わり方

出典:デジマートの検索結果(HOTEI)/デジマートの検索結果(TE-95HT)/デジマートの検索結果(MV-95HT)/デジマートの検索結果(TC-HOTEI)/Zodiac NEO「「Zodiac NEO Eternal Legacy HOTEI Model」9月抽選販売のご案内」(2026年7月21日)/Zodiac NEO公式ストア

布袋モデルに似たギター3選

フェルナンデスやZODIACWORKSの布袋モデルは新品では買えないため、仕様が近いテレキャスタータイプのギターを3本紹介します。仕様が近いギターで、音が同じとは限りません。

ギター

種類

特徴

値段(税込)

手に入れ方

Fender Jim Root Telecaster

ジム・ルートのシグネチャーモデル

エボニー指板、22フレット、EMGのアクティブ・ピックアップ2つ、黒あり

268,400円

新品を楽器店で探せる

Edwards E-TE-CTM

エドワーズのテレキャスタータイプ

アルダー材のボディ、スケール648mm、黒あり

148,500円

新品を楽器店で探せる

Squier Affinity Series Telecaster

スクワイヤーのテレキャスター

シングルコイル2つと3段階のスイッチ

46,200円

新品を楽器店で探せる

※フェンダー公式サイトとESP公式サイトの各製品ページをもとに編集部がまとめました。

1. Fender Jim Root Telecaster

  • 種類:フェンダーのテレキャスターで、ジム・ルートのシグネチャーモデルです。

  • 特徴:メイプル材のネックに、エボニー材の指板(22フレット)、EMGのアクティブ・ピックアップ(60と81)2つ、アームのないハードテール・ブリッジ。エボニー指板とEMGのピックアップという点が、Eternal Legacy HOTEI Modelとそろっています。ボディはマホガニー材で、ピックアップはハムバッカーです。色はFlat BlackとFlat Whiteです。

  • 値段:268,400円(税込)。

  • 手に入れ方:新品を楽器店で探してみましょう。

2. Edwards E-TE-CTM

  • 種類:ESPのブランド「エドワーズ(Edwards)」のテレキャスタータイプのギターです。

  • 特徴:白いバインディング(ふちどり)付きのアルダー材のボディに、メイプル材のネック、ローズウッド材の指板(21フレット)、スケール648mm、マスター・ボリュームとマスター・トーン、3段階のスイッチ。ボディの木材とスケールはEternal Legacy HOTEI Modelとそろっています。ピックアップはEMGではなく、エドワーズのET-1です。色はブラックとキャンディアップルレッドです。

  • 値段:148,500円(税込)。

  • 手に入れ方:新品を楽器店で探してみましょう。

3. Squier Affinity Series Telecaster

  • 種類:フェンダーのブランド「スクワイヤー(Squier)」のテレキャスターです。

  • 特徴:ポプラ材のボディに、メイプル材のネック、21フレット、シングルコイル・ピックアップ2つ、マスター・ボリュームとマスター・トーン、3段階のスイッチ。シングルコイル2つの組み合わせはTE-95HTやTE-115HTと同じですが、ピックアップはEMGではありません。色に黒はありません。

  • 値段:46,200円(税込)。3本の中でいちばん手ごろです。

  • 手に入れ方:新品を楽器店で探してみましょう。

※フェンダー公式サイトとESP公式サイトの各製品ページの仕様と価格をもとに編集部がまとめました。

※ジム・ルートは、ロックバンドSlipknotのギタリストです。

出典:Jim Root Telecaster(フェンダー公式サイト)/E-TE-CTM(ESP公式サイト)/Affinity Series Telecaster(フェンダー公式サイト)

布袋寅泰のその他の機材

布袋寅泰のライブのギターシステムは、ピート・コーニッシュとFREE THE TONEが作り、2005年に完成しました。FREE THE TONEは、ツアーなどの機会に布袋寅泰のアンプやエフェクターを写真で紹介しています。

出典:FREE THE TONE「HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System」/FREE THE TONE(2016年12月28日)/FREE THE TONE(2024年2月9日)

機材

種類

布袋寅泰との関係

÷13 FTR37

ギターアンプ

2023年のツアーで「メインアンプ」

Marshall SV20H

ギターアンプ

2023年のツアーで、曲によって÷13と使い分け

Roland JC-120、JC-160

ギターアンプ

JC-160はBOØWY(布袋寅泰がいたロックバンド)時代、JC-120は2017年のツアーでBOØWYの曲用

FREE THE TONE HOTEI Signature G-STAGE

シグネチャーのエフェクター

布袋寅泰のシグネチャーモデル

FREE THE TONE FLIGHT TIME

ディレイ(音を遅らせて重ねるエフェクター)

2016年のライブ、2017年と2023年のツアーのシステムに入っている

BOSS DM-3

アナログ・ディレイ

改造してラック(機材をまとめて収める棚)に組み込み、2023年のツアーでも使用

Xotic BB Preamp

オーバードライブ・ブースター(音を歪ませたり持ち上げたりするエフェクター)

2023年のツアーのシステムに入っている

D'Addario NYXL09544

弦

2022年の記事で「愛用」

※FREE THE TONEの機材紹介(2016年12月28日〜2024年2月9日)と「HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System」のページ、リットーミュージック、ギター・マガジンWEB(2022年2月24日)をもとに編集部がまとめました。2023年のツアーのシステムには、このほかにProvidence SONIC DRIVE、Marshall The Guv'nor、CULT Ray、FREE THE TONE SILKY GROOVE、BOSS GT-1000、RV-500なども入っています。

÷13 FTR37

  • 種類:メーカー「÷13(Divided by 13)」の真空管(電気の信号を大きくする部品)を使ったギターアンプのヘッド(アンプ部分)です。

  • 特徴:出力を37Wと18Wで切り替えられ、音を最後に大きくするパワー管に6V6を4本使っています。アメリカ風とイギリス風の2つのチャンネルと、真空管で動くスプリング・リバーブ(残響を足す機能)が付いています。FREE THE TONEは、2023年のツアーで「布袋氏のメインアンプ」と紹介しています。

  • 値段:メーカー公式サイトには価格の掲載がありません。

  • 手に入れ方:メーカーは、価格や在庫を販売店に問い合わせるよう案内しています。輸入品を扱う楽器店や中古で探してみましょう。

出典:FTR 37(Divided by 13)/FREE THE TONE「HOTEI the LIVE 2023 "GUITARHYTHM Ⅶ TOUR"布袋寅泰氏最新ギターシステム紹介」(2024年2月9日)

Marshall SV20H

  • 種類:マーシャルの真空管ギターアンプのヘッド「Studio Vintage」です。

  • 特徴:マーシャルの名機1959をもとに、小さく軽くしたアンプです。出力は20Wで、5Wに下げることもできます。パワー管はEL34を2本使っています。2023年のツアーでは、曲によって÷13とこのマーシャルを使い分けていました。

  • 値段:価格は販売店ごとに異なります。

  • 手に入れ方:楽器店で新品を探せます。

出典:Studio Vintage 20W Head(マーシャル)/FREE THE TONE(2024年2月9日)

Roland JC-120、JC-160

  • 種類:ローランドのギターアンプ「ジャズコーラス」です。

  • 特徴:JC-120は、30cm(12インチ)のスピーカー2つで120Wのアンプです。JC-160は1976年に出たモデルで、10インチのスピーカーを4つ積んだ120Wのアンプです。リットーミュージックの本の紹介ページは、BOØWY時代の布袋寅泰がJC-160を使っていたと書いています。FREE THE TONEは、2017年のツアーでJC-120が「BOØWYの曲をプレイするために用意されました」と紹介しています。

  • 値段:JC-120の価格は販売店ごとに異なります。

  • 手に入れ方:JC-120は楽器店で新品を買えます。JC-160は中古を探してみましょう。

出典:JC-120(ローランド)/ローランド「JC 40 years」/リットーミュージック『リハスタ定番アンプ100%使いこなしガイド』/FREE THE TONE「布袋寅泰氏のギターシステムをご紹介いたします。」(2018年2月27日)

FREE THE TONE HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System

  • 種類:FREE THE TONEが作った、布袋寅泰のシグネチャーモデルのマルチエフェクター(いくつかのエフェクターを1台にまとめたもの)です。型番はHT-GS001です。

  • 特徴:コンプレッサー(音の大きさをそろえる)、リズム用とソロ用の2つのオーバードライブ(音を歪ませる)、ノイズゲート(雑音を消す)、ディレイを1台にまとめています。ディレイにはSHORT・MIDDLE・LONGの3つの設定があり、MIDDLEの358msec(0.358秒)は布袋寅泰がよく使うディレイタイムです。FREE THE TONEは、布袋寅泰が曲のテンポ(BPM)に合わせてディレイタイムを決めていないと説明しています。

  • 値段:定価165,000円(税込)。最大300台の受注生産(注文を受けてから作る方式)でした。

  • 手に入れ方:予約で完売し、2023年11月に再販売も中止になりました。今は中古を探してみましょう。

出典:FREE THE TONE「HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System」/FREE THE TONE「HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System完売のお知らせ」(2023年7月27日)/FREE THE TONE「「HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System」に関しての重要なお知らせ」(2023年11月9日)

FREE THE TONE FLIGHT TIME

  • 種類:FREE THE TONEのデジタル・ディレイです。

  • 特徴:曲のテンポを読み取るBPMアナライザーと、そのテンポからディレイタイムをずらせる機能が付いています。FREE THE TONEは、布袋寅泰がライブでFLIGHT TIMEを使っていると紹介しています。

  • 値段:今の型のFT-2Yは63,800円(税込)です。前の型のFT-1Yは、2016年に生産が終わっています。

  • 手に入れ方:FT-2Yは楽器店で新品を買えます。FT-1Yは中古を探してみましょう。

出典:FLIGHT TIME FT-2Y(FREE THE TONE)/FREE THE TONE「布袋寅泰氏の最新機材をご紹介いたします。」(2016年12月28日)/FREE THE TONE(2024年2月9日)/FREE THE TONE「HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System」

BOSS DM-3

  • 種類:BOSSのアナログ・ディレイのペダルです。

  • 特徴:1984年に出たBBD(アナログの部品で音を遅らせる方式)のディレイです。2023年のツアーでは、改造したDM-3がVB-2(ビブラート)と一緒にラックの中に組み込まれていました。FREE THE TONEは、布袋寅泰がDM-3でギターの音を発振させる(ディレイの繰り返しが重なって鳴り続け、大きくなっていく状態にする)使い方をしていると説明しています。

  • 値段:1988年に生産が終わっています。

  • 手に入れ方:中古を探してみましょう。

出典:BOSS「Echoes in Time: The History of BOSS Delay Pedals」/FREE THE TONE(2024年2月9日)/FREE THE TONE「HOTEI Signature G-STAGE Multi-effects System」

Xotic BB Preamp

  • 種類:Xotic(エキゾティック)のオーバードライブ・ブースターのペダルです。

  • 特徴:ゲイン・ボリューム・トレブル・ベースの4つのつまみで、9Vの電池かアダプターで動きます。2023年のツアーのシステムに入っていました。

  • 値段:価格は販売店ごとに異なります。

  • 手に入れ方:楽器店で新品を探せます。

出典:XOTIC BB Preamp(サウンドハウス)/FREE THE TONE(2024年2月9日)

D'Addario NYXL09544

  • 種類:ダダリオのエレキギター用の弦です。

  • 特徴:太さは.0095〜.044のセットです。ギター・マガジンWEBによると、布袋寅泰は「テンション感がちょうど良い。チョーキングもしやすいし、指も痛くならない」という理由で、この弦を愛用していると2022年に紹介されています。チョーキングは、弦を押し上げて音程を上げる弾き方です。Eternal Legacy HOTEI Modelにも、この弦が張られています。

  • 値段:価格は販売店ごとに異なります。

  • 手に入れ方:楽器店で新品を買えます。

出典:NYXL09544(ダダリオ)/ギター・マガジンWEB(2022年2月24日)

布袋寅泰のギターについてよくある質問

布袋寅泰のメインギターは?

2022年にギター・マガジンWEBが「不動のメイン・ギター」と紹介しているのが、1985年製のTE-HOTEI "MAIN"です。2022年の時点で、布袋寅泰が1985年から35年以上使い続けているギターです。

出典:ギター・マガジンWEB(2022年2月24日)

布袋モデルは今も新品で買える?

Zodiac NEOのEternal Legacy HOTEI Modelは、公式ストアの抽選販売で新品が売られています。Zodiac NEOは、当面は抽選販売を続けるとしています。フェルナンデスとZODIACWORKSの布袋モデルは、新品では売られていません。

フェルナンデスの布袋モデルとTC-HOTEIは何が違う?

作ったメーカーが違います。フェルナンデスの布袋モデルはTE-95HTなどの市販モデルで、TC-HOTEIはZODIACWORKSが作った布袋モデルです。ZODIACWORKSの松崎淳さんは、形はフェルナンデス時代からほとんど変わっていないと話しています。

中古の布袋モデルはいくら?

デジマートでは、フェルナンデスのTE-HT(16本)の掲載価格の中央値が188,650円(税込)でした。ZODIACWORKSのTC-HOTEIは7本で、本数が少ないため相場は載せていません。

布袋寅泰のアンプは?

2023年のツアーでは、÷13のFTR37がメインアンプで、曲によってマーシャルのSV20Hと使い分けていました(FREE THE TONEより)。リットーミュージックの本の紹介ページによると、BOØWY時代はローランドのJC-160を使っていました。

もっと安く布袋モデルに似たギターを買うなら?

Squier Affinity Series Telecasterが46,200円(税込)で、3本の中でいちばん手ごろです。ただし、ピックアップはEMGではなく、ボディの木材も布袋モデルと違います。

まとめ|2022年の記事でメインとされたのは1985年のTE-HOTEI、新品の布袋モデルはZodiac NEO

2022年のギター・マガジンWEBの記事で、布袋寅泰が1985年から使い続けてきたと紹介されたのが、フェルナンデスとZODIACWORKSの手が入った「TE-HOTEI」です。新品で売られている布袋モデルはZodiac NEOのEternal Legacy HOTEI Model(792,000円・税込)で、フェルナンデスのTE-HTやZODIACWORKSのTC-HOTEIは中古で探すことになります。EMGのピックアップとエボニー指板ならJim Root Telecaster、アルダー材のボディならEdwards E-TE-CTM、手ごろさならSquier Affinity Series Telecasterが選ぶ目安です。

関連記事

※本記事は特定のメーカー・販売店・買取業者との広告提携に基づくものではありません。

サウンドマニア編集部

楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選びや、メンテナンス・演奏に関する実用的な情報をわかりやすくお届けします。

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