
櫻井哲夫の使用ベース|Warwick InfinityとヤマハTRB、カシオペア時代のベース、エフェクター、似たベース3選
サウンドマニア編集部/楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選…
櫻井哲夫が長く愛用してきたのが、ワーウィックのベース「Infinity(インフィニティ)」です。
この記事では、このベースの種類・特徴・値段・手に入れ方と、かつしかトリオで弾いているヤマハの6弦ベース、カシオペア時代のベース、アンプやエフェクター(音色を変える機材)、似たベース3選を紹介します。
櫻井哲夫のベース「Infinity」とは
Infinityとは、ベースメーカー、ワーウィック(Warwick)のエレキベースです。櫻井哲夫は2013年にワーウィックのエンドーサー(メーカーが楽器を提供し、アーティストが使う契約を結んだ人)になり、その記念に5弦のInfinityを贈られました。
それより前の2012年のアルバム『TALKING BASS』でも、櫻井哲夫はInfinityの5弦を弾いています。2017年3月には、櫻井哲夫のための6弦のフレッテッド(フレット=指板に打たれた金属の棒があるもの)Infinityが届きました。その前の年の2016年には、同じ形のフレットレスの6弦も注文していました。
櫻井哲夫は、ほかにもいろいろなベースを使っています。
ベース | 櫻井哲夫との関係 |
|---|---|
ワーウィックのInfinity 5弦(Rusty=さびたような色の塗装) | 2013年にエンドースの記念に贈られたベース。2018年のライブでは、この1本でソロからバンドまで弾いた |
ワーウィックのInfinity 6弦(フレッテッド) | 2017年3月に届いた、フレットのある6弦。2019年のツアーで、ソロ・ベースの曲に使った |
ワーウィックのInfinity 6弦(フレットレス) | 2016年に注文した、フレットのない6弦。2019年のツアーで、メロディを弾く曲に使った |
フェンダーのジャズ・ベース(フレットレス) | 2019年のツアーで、ジャコ・パストリアス(アメリカのベーシスト)の曲を弾くときに使った |
ヤマハの6弦TRB | 2024年からかつしかトリオで弾いている、ヤマハが作った6弦 |
フォデラのEmperor(5弦・6弦・6弦フレットレス) | 2012年のアルバム『TALKING BASS』で弾いた |
※ブルーノート東京(2018年1月26日)、櫻井哲夫公式サイト(2017年4月7日)、ベース・マガジン(2020年5月14日・2026年9月27日)、HMV(2012年8月1日)、音楽ナタリーの記事をもとに編集部がまとめました。
ベース・マガジンは、2019年のソロ・ライブ・ツアーで使ったInfinityの3本とフェンダーのフレットレスの4本を「すべてメイン」と紹介しています。
出典:ブルーノート東京「[インタビュー|MY INSTRUMENT]櫻井哲夫」(2018年1月26日)/櫻井哲夫公式サイト「Warwick Infinity 6 String Tetsuo Sakurai Signature Model 完成と、DVD発売のお知らせ」(2017年4月7日)/ベース・マガジン「BASSIST FILE-櫻井哲夫」(2020年5月14日)/HMV「櫻井哲夫新作 ベースと一心同体」(2012年8月1日)/ベース・マガジン「櫻井哲夫×沖仁が語るフラメンコとフュージョンの交差点⸺“パコ・デ・ルシア的編成”で挑むEBISU JAM 2026」(2026年9月27日)/音楽ナタリー「かつしかトリオにとってライブとは?「今のかつしかトリオは人生の宝物」」/Infinity(ワーウィック公式ショップ)
Infinityの特徴は、5弦がホロウ・ボディ、6弦のフレッテッドは26フレット
5弦のInfinityは、ワーウィックのカスタムショップ(注文を受けて1本ずつ作る部門)で作られたベースです。ボディ(本体)の表の板はメイプル材で、中が空洞になったホロウ・ボディに、f字の形の穴(fホール)があいています。
指板(弦を押さえる板)は特別に、ブラジリアン・ローズウッドという木に変えてあります。色は、贈られたときは「アンティーク・タバコ」という茶色でした。音がタイトだったことと、贈られたころロックの曲を演奏することが多かったことから、楽器の音に合う「ラスティ」(さびたような色)に塗り替えました。
6弦のフレッテッドの仕様は、次のとおりです。
項目 | Infinity 6弦(フレッテッド)の仕様 |
|---|---|
ボディ(本体) | 表の板がアフゼリア材、裏がスワンプ・アッシュ材 |
ネック(さお) | ウェンジ材 |
指板(弦を押さえる板) | タイガー・ストライプ・エボニー材、26フレット、桜のインレイ(指板の目印)とLED付き |
ピックアップ(音を拾うマイク) | MECのソープバー(石けんのような形のもの) |
プリアンプ(音を整える回路) | MECの3バンド(低音・中音・高音を調整できる) |
色 | Special Chrome Green / Yellow / White |
※ベース・マガジン(2020年5月14日)と櫻井哲夫公式サイト(2017年4月7日)の記事をもとに編集部がまとめました。
フレットレスの6弦は、ボディがアフゼリア材だけで作られています。櫻井哲夫は24フレットと紹介していて、色はFaded Chrome French Violetです。
出典:ブルーノート東京「[インタビュー|MY INSTRUMENT]櫻井哲夫」(2018年1月26日)/ベース・マガジン「BASSIST FILE-櫻井哲夫」(2020年5月14日)/櫻井哲夫公式サイト(2017年4月7日)
櫻井哲夫がかつしかトリオで弾くのは、ヤマハが作った6弦のTRB
かつしかトリオ(神保彰・向谷実と組んだバンド)では、櫻井哲夫はヤマハが作った6弦のTRBを弾いています。TRBは、ヤマハのエレキベースのシリーズの一つです。
2024年11月26日の東京国際フォーラムでのライブの3日前に、ヤマハから新しいベースが届きました。櫻井哲夫は「実はあれミディアムスケールで、今まで使っていたものとスケールが違うんですよ。」と話しています。スケールは弦の長さのことで、ミディアム・スケールはふつうのベースより少し短めです。
2025年には、ヤマハにTRBの2号機を作ってもらい、アルバム『"Organic" feat. LA Strings』の全曲をこのベースで弾きました。ベースに入っている回路で、どの音の高さ(周波数)をどれだけ強めるかを、半年くらいかけてヤマハと打ち合わせて決めたそうです。2026年のEBISU JAMについてのインタビューでも、自分の曲では「2年前にかつしかトリオのためにヤマハに作ってもらった、ミディアム・スケールの6弦TRBを使う予定です。」と話しています。
このベースはヤマハが櫻井哲夫のために作ったもので、同じモデルが売られているという発表は見つかりませんでした。
出典:音楽ナタリー「かつしかトリオにとってライブとは?「今のかつしかトリオは人生の宝物」」/ヤマハ 音遊人「ピアノ・トリオの枠を超え、ストリングスを優雅にまとい響き合う挑戦的なアルバム/かつしかトリオインタビュー」(2025年10月7日)/PHILE WEB「『続・太鼓判ハイレゾ音源はこれだ!』#2【前編】- かつしかトリオ『“Organic” feat. LA Strings』リリース記念インタビュー」(2025年9月24日)/ベース・マガジン「櫻井哲夫×沖仁が語るフラメンコとフュージョンの交差点⸺“パコ・デ・ルシア的編成”で挑むEBISU JAM 2026」(2026年9月27日)
Infinityの値段は、手ごろなRockBassが999ユーロ、上位のMasterbuiltは9,750ユーロ
櫻井哲夫のInfinityは本人のために作られたベースで、同じものは売られていません。ワーウィックの公式ショップでは、今のInfinityが3つのシリーズで売られています。
シリーズ | 公式ショップに載っているモデル | 価格 |
|---|---|---|
RockBass(手ごろなシリーズ) | 4弦フレットレス | 999ユーロ |
Masterbuilt(ワーウィックの上位のシリーズ) | 4弦フレットレス(fホール付きのホロウ・ボディ) | 9,750ユーロ(届くまで26か月) |
Custom Shop(注文を受けて作るシリーズ) | 4弦・5弦・6弦 | 4弦・5弦は問い合わせ |
※ワーウィック公式ショップの各ページをもとに編集部がまとめました(2026年10月時点の表示)。
日本でワーウィックを扱う代理店は山野楽器です。ただし、代理店のサイトのモデル一覧にInfinityは載っていないため、日本での価格は分かりませんでした。
出典:RockBass Infinity(ワーウィック公式ショップ)/Masterbuilt Infinity(ワーウィック公式ショップ)/Custom Shop Infinity Models(ワーウィック公式ショップ)/Warwick日本総代理店公式サイト(山野楽器)/ROCKBASS(Warwick日本総代理店公式サイト)/PRO SERIES(Warwick日本総代理店公式サイト)
櫻井哲夫と同じInfinityを手に入れるなら中古を探そう
2026年10月にデジマート(楽器の売り買いができるサイト)で探したところ、Infinityの出品はカスタムショップ製の5弦が1本だけでした。価格は1,320,000円(税込)です。出品の数が少ないため、中古の相場は載せていません。
見つけたときは、次の点を確かめてください。
カスタムショップ製か、Masterbuilt製か、手ごろなRockBassか
弦の数(4弦・5弦・6弦)と、フレットがあるかないか
ネックの反りやフレットのすり減りがないか
電池で動く回路(アクティブ回路)の音がきちんと出るか
ケースや付属品がそろっているか
出典:デジマートの検索結果(Warwick Infinity)
櫻井哲夫のベースに似たベース3選
櫻井哲夫のモデルではなく、今も買えるベースを3本紹介します。Infinityの形や、ヤマハの6弦・5弦など、仕様が近いベースで、音が同じとは限りません。
ベース | 種類 | 特徴 | 値段 | 手に入れ方 |
|---|---|---|---|---|
Warwick RockBass Infinity | ワーウィックの手ごろなシリーズのInfinity | Infinityと同じ形、アクティブ回路、ボルトオン(ネックをボルトで留める作り)のネック | 999ユーロ(公式ショップ) | ワーウィック公式ショップ。日本では楽器店に相談 |
ヤマハ TRBJP2 | ヤマハの6弦のTRB | 26フレット、35インチ、アクティブ回路 | 550,000円(税込) | 新品を楽器店で買える |
ヤマハ BB435 | ヤマハのBBシリーズの5弦 | アルダーのボディ、ローズウッドの指板、音量と音色のつまみだけのシンプルな回路 | 84,700円(税込) | 新品を楽器店で買える |
※ワーウィック公式ショップとヤマハ公式サイトの各製品ページをもとに編集部がまとめました。
1. Warwick RockBass Infinity
種類:ワーウィックの手ごろなシリーズ「RockBass」のInfinityです。
特徴:アルダー材のボディにフレイム・メイプルの薄い板を貼り、メイプル材のネックをボルトで留めています。ピックアップはMECの2つで、電池で動くアクティブ回路(2バンド)が付いています。公式ショップに載っているのは、指板がエボニー材の4弦フレットレスです。
値段:ワーウィック公式ショップでは999ユーロです。
手に入れ方:ワーウィック公式ショップで買えます。日本の代理店のサイトには載っていないので、楽器店に取り寄せができるか相談してみましょう。
2. ヤマハ TRBJP2
種類:ヤマハの6弦のTRBで、ベーシストのジョン・パティトゥッチのためにカスタマイズしたモデルです。
特徴:4層のラミネート(木を重ねた)ボディに、メイプル材のネックをボルトで留めた26フレットの6弦です。アクティブ回路が付いています。スケールは35インチで、櫻井哲夫のミディアム・スケールのTRBとは弦の長さが違います。
値段:550,000円(税込)。
手に入れ方:新品を楽器店で買えます。同じ6弦のTRB1006Jは、生産完了品です。
3. ヤマハ BB435
種類:ヤマハのBBシリーズの5弦ベースです。
特徴:アルダー材のボディに、5ピース(5枚の木を合わせた)ネック、ローズウッドの指板。ピックアップはアルニコVという磁石を使った2つで、つまみは2つの音量と音色だけのシンプルな回路です。
値段:84,700円(税込)。3本の中でいちばん手ごろです。
手に入れ方:新品を楽器店で買えます。
※ワーウィック公式ショップとヤマハ公式サイトの各製品ページの仕様と価格をもとに編集部がまとめました。
出典:RockBass Infinity(ワーウィック公式ショップ)/TRB(ヤマハ公式サイト)/BB 製品ラインアップ(ヤマハ公式サイト)/BB 仕様(ヤマハ公式サイト)
櫻井哲夫のアンプとエフェクター
ここでは、ベース以外に櫻井哲夫が使っている機材を紹介します。
機材 | 種類 | 櫻井哲夫との関係 |
|---|---|---|
Markbass Little Mark Ninja | ベースアンプのヘッド(音を大きくする部分) | ベース・マガジン(2020年)で紹介されたアンプのヘッド |
Markbass Standard 104 HR、Standard 151 HR | ベースアンプのスピーカー(キャビネット) | 同じ記事で紹介されたキャビネット |
Markbass Big Bang、Traveler 102P(各2台) | アンプのヘッドとキャビネット | 同じ記事で、ステレオ(左右に分けた音)用として紹介された |
Markbass Mark Vintage Pre | ベース用のプリアンプ(音を整える機材) | Markbassのアーティストページに載っている。2023年のかつしかトリオの録音でも通していた |
Aguilar DB751、DB112 | ベースアンプのヘッドとキャビネット | 2012年のアルバム『TALKING BASS』で使った。2018年のブルーノート東京の取材でも、アギュラーのアンプがメインと紹介されている |
Line 6 Helix Floor | マルチエフェクター(たくさんのエフェクトが入った機材) | 2021年の取材で、10個のエフェクトを並べた使い方を紹介した |
Umbrella Company Fusion Blender | ブレンダー(原音とエフェクトの音を混ぜる機材) | 2018年に導入し、ペダルボード(エフェクターを並べた板)に入れていた |
Strymon Ola、El Capistan | コーラス(音を少し揺らして厚みを出す)、ディレイ(音を遅らせて重ねる) | 2018年のペダルボードに入っていた。空間系(音に広がりや残響を付けるエフェクト)はほぼストライモンでそろえていた |
BOSS ODB-3、BF-3 | ベース用オーバードライブ(音をひずませる)、フランジャー(音がうねるように変わる) | 2018年のペダルボードに入っていた |
Empress Compressor、Aguilar TLC Compressor | コンプレッサー(音の大きさをそろえる) | 2018年のペダルボードに入っていた |
Xotic Robotalk | エンベロープ・フィルター(弾く強さで音色が変わる) | 2018年のペダルボードに入っていた |
Darkglass Anagram | ベース用のマルチエフェクター | 2026年に「仕入れた」と話している |
SARTO | エフェクターの話の中で名前が出た機材(記事に詳しい種類は書かれていない) | 2026年に、Anagramと一緒に「仕入れた」と話している(メーカー名は記事に書かれていない) |
Line 6 HX Stomp | 小さなマルチエフェクター | 2026年に、空間系のエフェクトを足すのに使おうと考えていると話している |
※ベース・マガジン(2020年5月14日・2026年9月27日)、パール楽器のMarkbassアーティストページ、サウンド&レコーディング・マガジン(2023年11月28日)、HMV(2012年8月1日)、ブルーノート東京(2018年1月26日)、デジマート・マガジン(2021年6月30日)、アンブレラカンパニー(2018年4月23日・2018年7月30日)の記事をもとに編集部がまとめました。
櫻井哲夫は2021年の取材で、「ベースらしいボトム、音程感といった芯があって、それをエフェクトで化粧するというのが僕の考え方ですし」と話しています。ボトムは、ベースの低い音のことです。2026年には、生音(エフェクトをかけない音)の質を安定させるためにSARTOとAnagramを基本にする、と話しています。
一方で、かつしかトリオのアルバム『M.R.I_ミライ』の録音について、櫻井哲夫は「見事にノーエフェクトですね。」と話しています。
出典:ベース・マガジン「BASSIST FILE-櫻井哲夫」(2020年5月14日)/ベース・マガジン(2026年9月27日)/パール楽器「櫻井哲夫」(Markbassアーティストページ)/サウンド&レコーディング・マガジン「かつしかトリオ 〜櫻井哲夫、神保彰、向谷実が語る初アルバム『M.R.I_ミライ』の制作」(2023年11月28日)/サウンド&レコーディング・マガジン「かつしかトリオ『M.R.I_ミライ』のレコーディングをエンジニア佐藤宏章氏に聞く」(2023年11月28日)/HMV(2012年8月1日)/ブルーノート東京(2018年1月26日)/デジマート・マガジン「HELIXの達人 第19回 櫻井哲夫」(2021年6月30日)/アンブレラカンパニー「櫻井哲夫、Umbrella Company / Fusion Blender デュアルブレンダー 導入レポート」(2018年4月23日)/アンブレラカンパニー「櫻井哲夫 ライブレポート at ブルースアレイ!」(2018年7月30日)
Markbass Little Mark Ninja
種類:イタリアのベースアンプのメーカー、マークベース(Markbass)のアンプのヘッドです。ベーシストのリチャード・ボナと一緒に作ったモデルです。
特徴:出力は1000W(4Ω。Ωはスピーカーの抵抗の大きさ)で、重さは2.9kgと軽めです。
値段:日本の代理店のパール楽器では、159,500円(税込)でした。
手に入れ方:取り扱いが終わっているため、中古を探してみましょう。
Markbass Mark Vintage Pre
種類:マークベースの、真空管(音の信号を大きくするための部品)を使ったベース用のプリアンプとDI(ベースの音をミキサーに送るための機材)です。足元に置くペダルの形をしています。
特徴:4バンドのイコライザー(低音から高音までの音の量を調整する機能)と、音をひずませるDriveのつまみが付いています。
値段:82,280円(税込)。
手に入れ方:楽器店で新品を探してみましょう。
Line 6 Helix Floor
種類:ラインシックス(Line 6)の、床に置いて足で操作するマルチエフェクターです。アンプの音を再現する機能も入っています。
特徴:スイッチに足で触れるだけで、調整したいエフェクトを選んで設定を変えられます。櫻井哲夫は2021年の取材で、ピッチ・シフター(音の高さを変える)からリバーブ(残響)まで、10個のエフェクトを順につないで使っていました。
値段:Line 6の公式サイトには価格が載っていません。
手に入れ方:楽器店で探してみましょう。
出典:Helix(Line 6公式サイト)/デジマート・マガジン(2021年6月30日)
Darkglass Anagram
種類:ダークグラス(Darkglass Electronics)の、ベース用のマルチエフェクターです。
特徴:50種類以上のエフェクトが入っていて、7インチのタッチスクリーンで操作します。
値段:ダークグラスの公式サイトでは1,199.99ドル(米ドル)です。島村楽器の記事(2025年9月20日)では154,000円(税込)でした。
手に入れ方:楽器店で探してみましょう。発売のあとすぐに売り切れて、品薄が続いたと紹介されています。
出典:Anagram(Darkglass Electronics)/島村楽器 福岡パルコ店(2025年9月20日)
Umbrella Company Fusion Blender
種類:アンブレラカンパニーの、2つのチャンネルの音を混ぜるブレンダーです。
特徴:チャンネルごとにフィルターが付いていて、低い音と高い音を分けて混ぜられます。櫻井哲夫は2018年に「生音をブレンドした時の、生音の音痩せがほとんど気にならないこと。」と話しています。
値段:41,250円(税込)。
手に入れ方:楽器店で探してみましょう。
出典:Fusion Blender(アンブレラカンパニー)/アンブレラカンパニー(2018年4月23日)
櫻井哲夫がカシオペア時代に使っていたとされるベース(公式情報ではありません)
ここで紹介するベースは、本人やメーカーが文章で発表した情報を、編集部が確かめられなかったものです。百科事典サイトのWikipediaが紹介しています。
ベース | 種類 | 百科事典サイトが紹介している内容 |
|---|---|---|
ヤマハ BB-2000 | ヤマハのBBシリーズのベース | 1979年のアルバム『SUPER FLIGHT』で初めて使い、1980年にはフレットのあるベースもBB-2000にした |
BB-3000のプロトタイプ(試作品) | 白いBB | アルバム『MINT JAMS』のころに使った |
BB-5000のプロトタイプ | 5弦のBB | 1984年の夏から5弦を使い始めた |
ヤマハ TRB-S、TRB-S2 | ヤマハのTRBシリーズのシグネチャーモデル(本人のこだわりや仕様を反映して作られた製品) | TRB-Sは1989年、TRB-S2は2000年に市販された |
※Wikipedia「櫻井哲夫」の記載をもとに編集部がまとめました。いずれも本人やメーカーの文章は確認できていないため、同じベースを探すときの参考にとどめてください。
ヤマハ BB-2000
種類:ヤマハのBBシリーズのベースで、1978年に上位のモデルとして加わりました。
特徴:ヤマハは「多くのプレイヤーに愛されたスルーネックベース」と紹介しています。スルーネックとは、ネックがボディのおしりまで1本の木でつながった作りのことです。
値段:発売のときの価格は、資料で確かめられませんでした。
手に入れ方:今は作られていないので、中古を探してみましょう。2026年10月にデジマートで探したところ、198,000円(税込)の中古の出品がありました。
出典:Wikipedia「櫻井哲夫」/ギター60周年 年表(ヤマハ公式サイト)/デジマートの検索結果(BB2000)
ヤマハ TRB-S、TRB-S2
種類:ヤマハのTRBシリーズの、櫻井哲夫のシグネチャーモデルです。
特徴:仕様は、ヤマハの公式サイトでは確かめられませんでした。
値段:発売のときの価格は、資料で確かめられませんでした。
手に入れ方:今は作られていません。2026年10月にデジマートで探したところ、出品はありませんでした。
出典:デジマートの検索結果(TRB-S)/デジマートの検索結果(TRB-S2)
櫻井哲夫のベースについてよくある質問
櫻井哲夫のメインベースは?
2012年のアルバムのころから、ワーウィックのInfinityを使ってきました。2013年にはワーウィックのエンドーサーになりました。ベース・マガジンは、2019年のツアーで使ったInfinityの5弦と6弦2本、フェンダーのフレットレスの4本を「すべてメイン」と紹介しています。2023年のかつしかトリオの録音でも、5弦のInfinityを弾いたと紹介されています。2024年からは、かつしかトリオでヤマハが作った6弦のTRBも弾いています。
出典:HMV(2012年8月1日)/ブルーノート東京(2018年1月26日)/ベース・マガジン(2020年5月14日)/サウンド&レコーディング・マガジン(2023年11月28日)/ベース・マガジン(2026年9月27日)
櫻井哲夫は今もカシオペアのメンバー?
いいえ。櫻井哲夫は1976年に野呂一生とカシオペアを作り、1989年12月に神保彰と一緒に抜けました。今は、神保彰・向谷実とのかつしかトリオなどで活動しています。
出典:櫻井哲夫公式サイト「Profile」/サウンド&レコーディング・マガジン(2023年11月28日)
カシオペア時代のベースは?
カシオペア時代に使っていたとされるベースは、上の「櫻井哲夫がカシオペア時代に使っていたとされるベース(公式情報ではありません)」の節で紹介しています。いずれも本人やメーカーの文章は確認できていない情報です。
かつしかトリオで弾いているヤマハの6弦は買える?
ヤマハが櫻井哲夫のために作ったベースで、同じモデルが売られているという発表は見つかりませんでした。ヤマハの6弦のTRBなら、TRBJP2が550,000円(税込)で売られています。
櫻井哲夫のエフェクターは?
2026年には、ダークグラスのAnagramとSARTOを「仕入れた」と話し、空間系のエフェクトはLine 6のHX Stompで足そうと考えている、と話しています。2021年の取材ではLine 6のHelix Floorを、2018年のライブではFusion Blenderを入れたペダルボードを使っていました。
出典:ベース・マガジン(2026年9月27日)/デジマート・マガジン(2021年6月30日)/アンブレラカンパニー(2018年7月30日)
もっと安く似たベースを買うなら?
ヤマハのBB435が84,700円(税込)で、3本の中でいちばん手ごろです。BBシリーズの5弦ですが、つまみは音量2つと音色1つだけのシンプルな回路で、Infinityとは形も違います。
まとめ|櫻井哲夫のベースはワーウィックのInfinity、かつしかトリオではヤマハの6弦
櫻井哲夫が長く愛用してきたのが、ワーウィックのInfinityです。2024年からは、かつしかトリオでヤマハが作った6弦のTRBも弾いています。どちらも本人のためのベースなので、似たベースを探すなら、Infinityの形ならWarwick RockBass Infinity、ヤマハの6弦ならTRBJP2、手ごろさならBB435が選ぶ目安です。
カシオペアとかつしかトリオで一緒の神保彰の機材は、神保彰の使用ドラムの記事で紹介しています。
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※本記事は特定のメーカー・販売店・買取業者との広告提携に基づくものではありません。
サウンドマニア編集部
楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選びや、メンテナンス・演奏に関する実用的な情報をわかりやすくお届けします。


