
鈴木貴雄の使用ドラム|DW・Ludwigとシンバル構成【2026年版】
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鈴木貴雄のドラムは、リズム&ドラム・マガジンのWebサイト「ドラマガWeb」が2020年7月15日に掲載したセットアップ紹介で、DWのCollector's Maple(コレクターズ・メイプル)が「ライヴ/レコーディング共に不動のメイン・キット」と紹介されています。構成は22インチのバス・ドラム、12インチのタム、16インチのフロア・タムの3点で、スネアはGOSTRAYのEVO、シンバルはMEINL(Byzanceシリーズ4枚とClassic Custom)とSABIANを組み合わせたセットです。一方、2023年4月に公開された本人のドラム解説動画では、LudwigのVistalite(ビスタライト)と、AGEANを中心としたシンバルが使われていました。
鈴木貴雄は2026年7月15日の幕張メッセ公演をもってUNISON SQUARE GARDENを脱退し、同年7月に音楽事務所MY FLAGMENTの代表として活動を始めています。本記事では、UNISON SQUARE GARDEN在籍時に確認できるドラム・キット、スネア、シンバルとセッティング、購入時の確認ポイントを、ドラマガWebの記事とメーカー公式サイトの情報をもとに整理します。
鈴木貴雄とドラム:14歳の頃に始め、UNISON SQUARE GARDENで22年
リズム&ドラム・マガジン2018年4月号のインタビュー(リットーミュージックのWebサイトで2018年2月23日に公開)で、鈴木貴雄はドラム歴について「中3くらい......14歳の頃だから17年になりますね」と答えています。同じインタビューでは、「ロック・バンドとかドラムにすがって生きてきたなぁというのはすごくあるんですよね」とも話しています。
ドラマガWebの2026年4月27日の記事によると、UNISON SQUARE GARDENは、2026年7月15日の幕張メッセ公演をもって鈴木貴雄が脱退し、バンドが活動休止することをオフィシャルHPで発表しました。同記事は、2004年の結成から22年、一度もメンバーチェンジをしなかったバンドだと紹介しています。音楽ナタリーによると、最後の公演は幕張メッセ国際展示場でのライブ「Sentimental Period」です。
脱退後の2026年7月20日には、音楽事務所「MY FLAGMENT」の設立がドラマガWebで報じられました。MY FLAGMENTの公式サイトでは、鈴木貴雄の肩書きは「Drummer / MY FLAGMENT 代表」です。同年8月9日には、ドラム動画レッスン・サービス「DRUM SUPPS」が始まっています。
使用ドラム:2020年掲載のセットアップはDW Collector's Maple
ドラマガWebの「【Set Up】鈴木貴雄」(2020年7月15日掲載)には、ドラム・キット、スネア、シンバルの構成が掲載されています。
パート | モデル | サイズ |
|---|---|---|
バス・ドラム | DW Collector's Maple | 22"×16" |
タム | DW Collector's Maple | 12"×8" |
フロア・タム | DW Collector's Maple | 16"×14" |
スネア・ドラム | GOSTRAY EVO | 14"×6.5" |
※ドラマガWeb「【Set Up】鈴木貴雄(Takao Suzuki)」(2020年7月15日掲載)をもとに編集部が整理。スネアは記事中で「本誌2019年2月号掲載時」と注記されています。シンバルは後述の表にまとめています。
DW Collector's Maple:ナチュラルからブルーへのフェード・フィニッシュ
ドラマガWebのセットアップ紹介では、鈴木の愛器は「ライヴ/レコーディング共に不動のメイン・キットとして活躍しているDWのコレクターズ・メイプル」とされ、「ナチュラル・トゥ・リーガル・ブルー・フェード・フィニッシュ」と呼ばれる仕上げが紹介されています。
DWの公式サイトでは、Collector's Seriesはカリフォルニア州オックスナードで手作りされるアメリカ製のカスタム・ドラムと説明されています。シェルの選択肢としては333 Maple、John Good's SSC Maple、Maple/Mahogany Hybridなどが紹介されていますが、鈴木のキットのシェルがどの仕様かは、セットアップ紹介には書かれていません。
GOSTRAY EVO:「メイプルらしい明るい音色」の14インチ×6.5インチ
スネアは、ドラマガWebが「日本発のカスタム・メーカー」と紹介するGOSTRAYのEVOで、サイズは14インチ×6.5インチです。本人は「メイプルらしい明るい音色で、鳴らしたいサウンドがすべて鳴ってくれる」と話していると紹介されています。このスネアの記述には「本誌2019年2月号掲載時」という注記が付いています。
GOSTRAYの公式サイトでは、EVOシリーズは8プライのアメリカン・メイプルと10テンションの2.3mmパワー・フープを採用し、アルミ削り出しでアルマイト仕上げのラグ・クランプと、ステンレス製のフローティング・ストレイナー・システムを標準装備したスネアと説明されています。サイズは14インチ径で、深さ4.5インチから6.5インチまでの5種類です。これは製品としての仕様で、鈴木の個体の仕上げやオプションはセットアップ紹介には書かれていません。
セッティング:12インチのタムをフロアの位置に置く「1タム+1フロア・タム」
ドラマガWebのセットアップ紹介は、このキットを「個性溢れる"ライヴ専用1タム+1フロア・タム"セッティング」と紹介しています。注目点として挙げられているのは、ダブル・タム・スタンドを使って12インチのタムをフロアの位置にセットしていることです。記事によると、「自分の叩くバック・ビートをお客さんに視覚でも感じてほしい」という想いからこのセッティングにしているそうです。
2023年の解説動画:Ludwig VistaliteとAGEAN中心のシンバル
2023年4月6日、鈴木は自身のYouTubeチャンネルで、アニメ『ブルーロック』のオープニング曲「カオスが極まる」のドラム解説動画を公開しました。ドラマガWebの記事によると、この動画で使われているドラム・キットはLudwigのVistaliteです。記事は「これまでフェード・フィニッシュのDWがお馴染みだっただけに、ラディックを叩く姿が新鮮かつ驚きだ」と書いています。
同じ記事では、バス・ドラムについて「おそらく20インチのバス・ドラムと思われ」と推定の形で書かれています。Ludwigでも、タムをスタンドに付けてフロア・タムと一緒に右手側に並べるセッティングは変わっていないと紹介されています。また記事は、2023年4月12日発売のアルバム『Ninth Peel』に収録された「Numbness like a ginger」のミュージック・ビデオでもLudwigが使われていたと書いています。
Ludwigの公式サイトでは、Vistaliteは1972年からアメリカで手作りされているアクリル・シェルのドラムで、シェルは6mm厚のアクリルと説明されています。ただし、鈴木が使ったVistaliteが現行品か過去の製品かは、ドラマガWebの記事には書かれていません。
シンバル:2020年掲載はMEINLとSABIAN、2023年の動画はAGEAN中心
2020年7月掲載のセットアップ紹介では、シンバルは左から右へ次の順に並んでいます。
種類 | モデル | サイズ |
|---|---|---|
ハイハット | SABIAN Crescent Element Hats | 14" |
スプラッシュ | MEINL Classic Custom Splash | 10" |
クラッシュ | MEINL Byzance Jazz Medium Thin Crash | 16" |
ライド | MEINL Byzance Traditional Heavy Ride | 21" |
クラッシュ | MEINL Byzance Vintage Sand Thin Crash | 18" |
チャイナ | MEINL Byzance Traditional China | 20" |
スタック | SABIAN HH Max Stax | 14"&12" |
※ドラマガWeb「【Set Up】鈴木貴雄(Takao Suzuki)」(2020年7月15日掲載)のシンバル欄(L→R)をもとに編集部が整理。上から順に、記事の記載順(左から右)です。
メーカーがMEINLとSABIANに分かれている点について、同記事は「鈴木が良いと思ったサウンドのモデルを自由に配置していくためにメーカーはバラバラだが、そこに彼の個性がある」と書いています。
2023年4月の「カオスが極まる」解説動画については、ドラマガWebが「シンバルはAGEANをメインに、エフェクトにはマイネルHCSシリーズのスプラッシュとチャイナをセレクトしている」と紹介しています。AGEANのモデル名やサイズは記事に書かれていません。輸入代理店エレクトリの説明では、AGEANはトルコ・イスタンブールで伝統の製法を用いて作られるシンバルで、すべての工程を熟練の職人が手作業で行っているとされています。
鈴木貴雄のドラムの価格と入手方法
新品:GOSTRAY EVOシリーズは希望小売価格180,000円(税別)
GOSTRAYの公式サイトでは、EVOシリーズの希望小売価格は180,000円(税別)と掲載されています(2026年9月30日確認)。同じページには、ドラム・ラップやラッカーの色、フープ、ラグ・クランプの色の選択肢と、有料オプションが載っています。2026年9月30日にデジマートで「GOSTRAY EVO」を検索したところ、新品の掲載が2件、アウトレット特価の掲載が1件で、中古は見つかりませんでした。
DWのCollector's Seriesは、公式サイトでアメリカ製のカスタム・ドラムとして紹介されており、シェルの選択肢も複数あります。同じ「Collector's Maple」でも仕様が1つに決まらないため、本記事では実測にもとづく相場レンジを掲載していません。
中古:相場レンジは掲載していません
本記事では、実測にもとづく中古の相場レンジを掲載していません。中古を検討するときは、次の点を確認しながら個体ごとに判断してください。
DW Collector's Seriesは、シェルの仕様(333 Maple、SSC Mapleなど)とサイズが商品説明に書かれているか。鈴木のキットの構成は22インチ×16インチのバス・ドラム、12インチ×8インチのタム、16インチ×14インチのフロア・タムです
GOSTRAY EVOは、14インチ×6.5インチなどの深さと、ラップかラッカーかの仕上げ、フープの種類が商品説明と合っているか
Ludwig Vistaliteは、製造年代(現行品か過去の製品か)と、アクリル・シェルのひび・欠けの有無
シンバルはシリーズ名まで確認する。2020年掲載の鈴木のセットでは、MEINLのByzanceだけでもJazz、Traditional、Vintageの3つのラインが入っています
ラグやスナッピー、フープの状態と、付属品の有無
よくある質問
鈴木貴雄のメインのドラム・セットは何ですか?
2020年7月掲載のドラマガWebのセットアップ紹介では、DWのCollector's Mapleが「ライヴ/レコーディング共に不動のメイン・キット」と紹介されています。ただし、2023年4月の「カオスが極まる」解説動画ではLudwigのVistaliteが使われています。ドラマガWebの2023年の記事は、DWから持ち替えたかどうかやメイン・キットが変わったかどうかは書いていません。
鈴木貴雄のスネアは何ですか?
ドラマガWebのセットアップ紹介では、GOSTRAYのEVO(14インチ×6.5インチ)です。この記述には「本誌2019年2月号掲載時」という注記があり、本人は「メイプルらしい明るい音色で、鳴らしたいサウンドがすべて鳴ってくれる」と話していると紹介されています。
12インチのタムをフロアの位置に置いているのはなぜですか?
ドラマガWebのセットアップ紹介によると、「自分の叩くバック・ビートをお客さんに視覚でも感じてほしい」という想いからだそうです。ダブル・タム・スタンドを使って12インチのタムをフロアの位置にセットしていると紹介されています。
鈴木貴雄は今もUNISON SQUARE GARDENのドラマーですか?
いいえ。ドラマガWebの2026年4月27日の記事によると、UNISON SQUARE GARDENは、2026年7月15日の幕張メッセ公演をもって鈴木貴雄が脱退し、バンドが活動休止することを発表しています。2026年7月には音楽事務所MY FLAGMENTの設立が報じられ、MY FLAGMENTの公式サイトでは「Drummer / MY FLAGMENT 代表」と紹介されています。
まとめ:2020年掲載のメインはDW Collector's Maple、2023年の動画ではLudwig
ドラマガWebの2020年7月のセットアップ紹介では、鈴木貴雄のメイン・キットはDW Collector's Mapleで、22インチのバス・ドラム、12インチのタム、16インチのフロア・タムにGOSTRAY EVOのスネア、MEINLとSABIANのシンバルを組み合わせています。12インチのタムをフロアの位置に置くセッティングも特徴です。2023年4月の解説動画ではLudwig Vistaliteと、AGEANを中心としたシンバルが使われ、タムをフロア・タムと並べるセッティングはそのままでした。
同じモデルを探す場合、GOSTRAY EVOは公式サイトに希望小売価格が載っていますが、DW Collector's SeriesやVistaliteは仕様や年代が個体ごとに違うため、商品説明のシェル仕様とサイズを確かめてから比べるようにしましょう。同じUNISON SQUARE GARDENのベーシストの機材は田淵智也の使用機材の記事で紹介しています。
※本記事は特定のメーカー・販売店・買取業者との広告提携に基づくものではありません。
サウンドマニア編集部
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