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塩塚モエカ(羊文学)の使用ギター

塩塚モエカ(羊文学)の使用ギター|ソニック・ブルーのジャガーとシグネチャーmoni、似たギター3選

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サウンドマニア編集部/楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選…

塩塚モエカが長く愛用しているのが、フェンダーのエレキギター「American Vintage '65 Jaguar」です。

この記事では、このギターの種類・特徴・値段・手に入れ方と、2025年に出たシグネチャーモデル「Moeka Shiotsuka Jaguar moni」、似たジャガー3本、アンプやエフェクターなどのその他の機材を紹介します。

塩塚モエカのギター「American Vintage '65 Jaguar」とは

American Vintage '65 Jaguarとは、フェンダーがアメリカで作っていたエレキギターです。1965年ごろのジャガーの仕様を再現した「American Vintage」シリーズの1本です。

ジャガー(Jaguar)は、フェンダーのギターの形の一つです。弦の長さ(スケール)が24インチと短めで、音程を揺らせるトレモロ・アームが付いています。

塩塚モエカは、Fender Newsのインタビューで「メインで使っているのはほぼジャガーです」「レコーディングもほぼこれです」と話しています。色は淡い水色の「ソニック・ブルー」です。

本当はジャズマスターが欲しかったのですが、楽器店の店員さんに勧められて弾いてみたら、すごく好きな音だったそうです。

この記事で取り上げる塩塚モエカのギターは、次のとおりです。

ギター

塩塚モエカとの関係

Fender American Vintage '65 Jaguar(ソニック・ブルー)

大学生のときに買った、ライブとレコーディングのメイン

Fender Moeka Shiotsuka Jaguar moni

2025年11月に出たシグネチャーモデル(本人のこだわりや仕様を反映して作られた製品)

Fender Custom Shop '66 Jaguar Deluxe Closet Classic

フェンダーとのパートナーシップの記念に買ったジャガー。2023年と2024年のライブで使った記録がある

Fender Acoustasonic Player Telecaster(白)

2021年のインタビューで、家で曲作りに使っていると話していた

※Fender News、ギター・マガジンWEB、PR TIMESのインタビュー・記事と、楽器店の製品ページをもとに編集部がまとめました。

出典:Fender News「Cover Artist | 羊文学 -前編-」(2022年6月30日)/Fender News「羊文学 塩塚モエカとの“フェンダーアーティスト”パートナーシップを発表」(2023年4月23日)/Fender News「Cover Artist | 羊文学 -前編-」(2023年12月14日)/ギター・マガジンWEB「塩塚モエカの愛用機材を本人コメントとともに紹介! 羊文学の幻想的なサウンドの鍵」(2024年3月4日)/PR TIMES(フェンダーミュージック)(2025年10月3日)/Fender News「ライブレポート | 羊文学 LIVE 2024 "III"」(2024年5月14日)/Fender News「The Players | 塩塚モエカ(羊文学)」(2021年12月30日)/Fender American Vintage '65 Jaguar Sonic Blue(Bajaao)

American Vintage '65 Jaguarの特徴は、短いスケールとラッカー塗装

American Vintage '65 Jaguarの主な仕様は、次のとおりです。

項目

仕様

ボディ(本体)

アルダー(ハンノキの仲間の木)

塗装

ラッカー塗装(ラッカーという塗料で仕上げる塗装)

ネック(さお)

メイプル、60年代中ごろの「C」シェイプ(握ったときの形)

指板(弦を押さえる板)

ローズウッド、丸み7.25インチ、22フレット(フレットは、指板に打たれた音程を区切る金属の棒)

スケール(弦の長さ)

24インチ

ピックアップ(音を拾うマイク)

American Vintage '65 Jaguar用のシングルコイル(コイルを1つだけ使ったピックアップ)×2

ブリッジ(弦を支える部品)

フローティング・トレモロ(音程を揺らせる仕組み)付き

作られた国

アメリカ

※海外の楽器店の製品ページの仕様をもとに編集部がまとめました(作られた国は、Fender Newsの「Fender USA」という表記によります)。

ギター・マガジンによると、塩塚モエカのジャガーに大きな改造はありません。ブリッジのサドル(弦を1本ずつ支える小さな部品)だけ、ブラス(真ちゅう)製に替わっています。本人によると、買ったときのスチール製のブリッジがだめになったときに、いつもメンテナンスを頼んでいるリペアマンと相談して、ブラス製に替えたそうです。

スケールが短いので、高い音のフレットでは音の伸び(サスティン)が短く感じることがあるそうです。それでも「リバーブとファズをかけてサスティンを伸ばせば問題ないですし、弾きやすいですね」と話しています。

出典:ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)/Fender News「Signature Model Interview | 塩塚モエカ(羊文学) -前編-」(2025年11月27日)/Fender News「Cover Artist | 羊文学 -前編-」(2022年6月30日)/Fender News(2023年4月23日)/Fender American Vintage '65 Jaguar Sonic Blue(Bajaao)

American Vintage '65 Jaguarの値段は、新品では確かめられない

American Vintage '65 Jaguarは、今のフェンダー公式サイトには載っていません。新品で買うことは難しいギターです。

日本で売られていたときの値段も、確かめられる資料が見つかりませんでした。

出典:フェンダー公式サイト「Jaguar」の製品一覧

塩塚モエカと同じジャガーを手に入れるなら中古かシグネチャーモデルを探そう

中古は、デジマート(楽器の売り買いができるサイト)などで探してみましょう。出品の数や値段は日によって変わるため、この記事では中古の相場は載せていません。

中古で見つけたときは、次の点を確かめてみましょう。

  • 商品名が「American Vintage '65 Jaguar」か(今のAmerican Professional Classic Jaguarなどと間違えない)

  • 色がソニック・ブルーか

  • ネックの反りやフレットのすり減りがないか

  • トレモロ・アームやケースなどの付属品がそろっているか

同じ形のジャガーを新品で手に入れたいなら、次に紹介するシグネチャーモデル「moni」を探してみましょう。

出典:デジマートの検索結果(American Vintage 65 Jaguar)

塩塚モエカのシグネチャーモデル「Moeka Shiotsuka Jaguar moni」

Moeka Shiotsuka Jaguar moniとは、塩塚モエカの名前が付いたフェンダーのジャガーです。フェンダーから出た、塩塚モエカの初めてのシグネチャーモデルのギターです。2025年11月26日に発売されました。

もとになったのは、塩塚モエカが長く使ってきたAmerican Vintage '65 Jaguarです。本人は「私がこれまで弾き込んできた感じにデザインしてもらいました」と話しています。

「moni」は、塩塚モエカの大学生のときのあだ名です。

項目

仕様

シリーズ

Made in Japan Artist

色

Aged Sonic Blue(古びた風合いにしたソニック・ブルーをイメージした色)

ボディ

アルダー

ネック

メイプル、「C」シェイプ

指板

ローズウッド、丸み7.25インチ、22フレット

スケール

24インチ

ピックアップ

このモデルのために作られた「Moeka Original Single Coil Jaguar」×2

ブリッジ

ブラス製のサドル、フローティング・トレモロ付き

弦

.010-.046

値段

187,000円(税込)

※フェンダー公式サイトの製品ページをもとに編集部がまとめました。

ロゴは'65 Jaguarと同じ水張りデカール(水でぬらして貼るシール)にしてあります。4弦のペグには、本人が描いた蝶の絵が刻印されています。4弦がよく切れるので、「切れませんように」という願いを込めたそうです。

本人は、このギターについて「初めてギターを買うけど、どれにしようか悩んでいて、体が小柄な方にすごく合うと思います」と話しています。

フェンダー公式サイトでは売り切れの表示でした。楽器店で探してみましょう。

出典:フェンダー公式サイト「Moeka Shiotsuka Jaguar moni」/Fender News「Signature Model Interview | 塩塚モエカ(羊文学) -前編-」(2025年11月27日)/PR TIMES(フェンダーミュージック)(2025年10月3日)/Fender News(2025年10月3日)/Fender News「Signature Model Interview | 塩塚モエカ(羊文学) -後編-」(2025年12月4日)

塩塚モエカのほかのギター

Fender Custom Shop '66 Jaguar Deluxe Closet Classic

  • 種類:フェンダーのカスタムショップ(職人が少ない数を手作りする部門)で作られたジャガーです。「Closet Classic」は、長年大切に使われてきたギターのような、少し古びた見た目に仕上げたものです。

  • 特徴:フェンダーのカタログの仕様では、アルダーのボディに、メイプルのネック、ローズウッドの指板(丸み9.5インチ、22フレット)、'62 Jaguar用のピックアップ2つ。塩塚モエカは、ヘッドもボディと同じ色に塗られた「マッチング・ヘッド」がお気に入りだと話しています。

  • 使った場面:フェンダー・アーティストになった記念に買ったギターです。2023年12月のライブと、2024年4月の横浜アリーナ公演の「マヨイガ」で使った記録があります。

  • 値段:日本での値段は、確かめられる資料が見つかりませんでした。

出典:ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)/Fender News「ライブレポート | 羊文学 LIVE 2024 "III"」(2024年5月14日)/Fender「'66 Jaguar Deluxe Closet Classic」(オーストラリアの公式サイト)

Fender Acoustasonic Player Telecaster

  • 種類:アコースティックギターの音とエレキギターの音を切り替えられる、フェンダーのギターです。

  • 特徴:塩塚モエカのものは白いボディ(Arctic White)です。本人は「アコギよりスリムだしエレキギターの感覚で弾けるのがいいですよね」と話しています。

  • 使った場面:2021年のインタビューでは、まだ家でしか弾いていないと話していて、アイデアが浮かんだときにすぐ手に取れるので便利だそうです。

出典:Fender News「The Players | 塩塚モエカ(羊文学)」(2021年12月30日)

塩塚モエカのジャガーに似たギター3選

American Vintage '65 Jaguarは新品で手に入れにくいため、今もフェンダー公式サイトに載っているジャガーを3本紹介します。塩塚モエカのモデルではなく、形が同じほかのジャガーです。仕様が近くても、音が同じとは限りません。

ギター

種類

特徴

値段(税込)

手に入れ方

Vintera III Mid '60s Jaguar

60年代中ごろの仕様のジャガー

アルダー、ローズウッド指板、丸み7.25インチ

209,000円

楽器店で探す

Made in Japan Traditional Late '60s Jaguar

60年代後半の仕様の日本製ジャガー

バスウッド、ブロック・インレイ、丸み9.5インチ

163,900円

楽器店で探す

Squier Classic Vibe '70s Jaguar

スクワイヤー(Squier)のジャガー

ポプラ、インディアン・ローレル指板、丸み9.5インチ

84,700円

楽器店で探す

※フェンダー公式サイトの各製品ページをもとに編集部がまとめました。

1. Vintera III Mid '60s Jaguar

  • 種類:フェンダーの「Vintera III」シリーズの、60年代中ごろの仕様を再現したジャガーです。

  • 特徴:アルダーのボディ、メイプルのネック(60年代中ごろの「C」シェイプ)、ローズウッドの指板(丸み7.25インチ、22フレット)、ヴィンテージ風のジャガー用ピックアップ2つ、フローティング・トレモロ付き。ボディ・ネック・指板の丸みが、American Vintage '65 Jaguarとそろっています。色はシェル・ピンク、3カラー・サンバースト、シャーウッド・グリーン・メタリックで、ソニック・ブルーはありません。

  • 値段:209,000円(税込)。

  • 手に入れ方:フェンダー公式サイトに載っている現行品です(公式サイトでは売り切れの表示でした)。楽器店で探してみましょう。

2. Made in Japan Traditional Late '60s Jaguar

  • 種類:フェンダーの日本製のジャガーで、60年代後半の仕様のモデルです。

  • 特徴:バスウッドのボディ、メイプルのネック(「U」シェイプ)、ローズウッドの指板(丸み9.5インチ、22フレット)にブロック型のインレイ(指板の目印)、ヴィンテージ風のジャガー用ピックアップ2つ、フローティング・トレモロ付き。色はレイク・プラシッド・ブルーとブラックです。

  • 値段:163,900円(税込)。

  • 手に入れ方:フェンダー公式サイトに載っている現行品です(公式サイトでは売り切れの表示でした)。楽器店で探してみましょう。

3. Squier Classic Vibe '70s Jaguar

  • 種類:フェンダーのブランド「スクワイヤー(Squier)」のジャガーです。

  • 特徴:ポプラのボディ、メイプルのネック、インディアン・ローレルの指板(丸み9.5インチ、22フレット)、アルニコのシングルコイル・ピックアップ2つ、フローティング・ビブラート付き。色はサーフ・グリーン、ブラック、3カラー・サンバーストです。

  • 値段:84,700円(税込)。3本の中でいちばん手ごろです。

  • 手に入れ方:フェンダー公式サイトに載っている現行品です(公式サイトでは売り切れの表示でした)。楽器店で探してみましょう。

※フェンダー公式サイトの各製品ページの仕様と価格をもとに編集部がまとめました。

出典:フェンダー公式サイト「Vintera III Mid '60s Jaguar」/フェンダー公式サイト「Made in Japan Traditional Late '60s Jaguar」/フェンダー公式サイト「Classic Vibe '70s Jaguar」

塩塚モエカのその他の機材

ギター以外の機材は、ギター・マガジンやサウンド&レコーディング・マガジンの取材、本人のインタビューで紹介されています。本人は2021年のFender Newsのインタビューで、ライブでは「足元のファズで思いきり歪ませてからリバーブで広げている」と話しています。2023年12月のペダルボードでも、歪みのエフェクターが4台、空間系(音に広がりや残響を付けるエフェクター)が5台並んでいます。

機材

種類

紹介されている場面

Fender 1978 Dual Showman Reverb

ギターアンプ(ヘッド)

2023年のライブ(2022年のライブでもDual Showman Reverbを使用)

String Driver SD212

スピーカー・キャビネット

2022年と2023年のライブ

Fender Twin Reverb、Roland JC-120

ギターアンプ

アルバム『POWERS』のレコーディング(2021年の話)

Fender Mustang Micro

ヘッドホン・アンプ

家での練習と宅録(家での録音。2021年の話)

Fulltone OCDなど13点(電源やケーブルをまとめる箱を含む)

エフェクター(ペダルボード)

2023年12月のライブ

エリクサー Optiweb、ダダリオの弦

弦(.010-.046)

2023年12月のライブ

Dunlop Tortex Triangle 0.73mm

ピック

2022年のライブ

SHURE Beta 58A、Sennheiser e965

歌のマイク

2021年の連載、2022年のライブ

※ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)、stagegear(2022年9月16日)、サウンド&レコーディング・マガジンWeb(2021年)、Fender News(2021年)の記事をもとに編集部がまとめました。

出典:Fender News「amplified : vol.4 | 塩塚モエカ、河西ゆりか(羊文学)」(2021年9月1日)/ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)/stagegear「【羊文学 機材紹介】2022.9.5@LIQUIDROOM LIQUIDROOM 18thANNIVERSARY 羊文学ライブレポート」(2022年9月16日)/サウンド&レコーディング・マガジンWeb「羊文学 インタビュー 〜メジャー1stアルバム『POWERS』のプロダクションを語る」(2021年1月7日)/サウンド&レコーディング・マガジンWeb「塩塚モエカ(羊文学)のハンドヘルド・マイク自由研究|SHURE Beta 58A」(2021年10月29日)

Fender 1978 Dual Showman Reverb

  • 種類:フェンダーの真空管ギターアンプのヘッド(スピーカーと分かれた本体)で、1978年に作られたものです。

  • 特徴:ギター・マガジンによると、真空管はすべてTang-Sol製に交換され、中の部品にも手が加えられています。本人は「広がりがあって、ちょうどよくブライトです」「リバーブのノリが良いところがとても気に入っています」と話しています。

  • 値段:古いアンプなので、新品の値段はありません。

  • 手に入れ方:中古やヴィンテージを扱う楽器店で探すことになります。

出典:ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)/stagegear「【羊文学 機材紹介】2022.9.5@LIQUIDROOM LIQUIDROOM 18thANNIVERSARY 羊文学ライブレポート」(2022年9月16日)

String Driver SD212

  • 種類:日本のハンドメイドのスピーカー・キャビネット(スピーカーが入った箱)です。

  • 特徴:ギター・マガジンによると、音を引き締めるために、10kgの重りの袋を2つ中に入れています。

  • 値段:メーカーの公式サイトが見つからず、値段は確かめられませんでした。

  • 手に入れ方:デジマートなどで中古を探すことになります。

出典:ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)/stagegear「【羊文学 機材紹介】2022.9.5@LIQUIDROOM LIQUIDROOM 18thANNIVERSARY 羊文学ライブレポート」(2022年9月16日)

Fender Twin ReverbとRoland JC-120

  • 種類:Twin Reverbはフェンダー、JC-120はローランドのギターアンプです。

  • 特徴:アルバム『POWERS』のレコーディングで使ったと、本人が話しています。音の粒の表面をつるっとさせたいときはTwin Reverbを使ったそうです。

  • 値段:Twin Reverbの年式は書かれていません。今のフェンダーの'65 Twin Reverbは358,600円(税込)です。JC-120はローランドの公式サイトに値段が載っていません。

  • 手に入れ方:どちらも今のモデルが売られていて、楽器店で新品を探せます。

出典:サウンド&レコーディング・マガジンWeb「羊文学 インタビュー 〜メジャー1stアルバム『POWERS』のプロダクションを語る」(2021年1月7日)/フェンダー公式サイト「American Vintage アンプ・シリーズ」/Roland「JC-120」

Fender Mustang Micro

  • 種類:ギターに直接さしてヘッドホンで音を聴く、小さなヘッドホン・アンプです。

  • 特徴:アンプの音のまね(モデリング)12種類と、エフェクト12種類が入っています。本人は「基本的におうちで練習する時に使っています」「宅録する時にも重宝していますね」と話しています。

  • 値段:18,480円(税込)。

  • 手に入れ方:フェンダー公式サイトでは品切れでした。楽器店で探してみましょう。

出典:Fender News「amplified : vol.4 | 塩塚モエカ、河西ゆりか(羊文学)」(2021年9月1日)/フェンダー公式サイト「Mustang Micro」

エフェクター(2023年12月のペダルボード)

ギター・マガジンが、2023年12月のライブのペダルボード(エフェクターを並べた板)を紹介しています。

機材

種類

使い方

YOUSAYSOUNDS カスタム・ジャンクションボックス

ケーブルをまとめる箱

特注品

KORG Pitchblack X

チューナー

—

Fulltone OCD

オーバードライブ(音を歪ませる)

いつもオンにしている

Vemuram SHANKS ODS-1

オーバードライブ

—

A.Y.A TOKYO JAPAN drivesta

オーバードライブ

曲によって使い分ける

Electro-Harmonix Ram's Head Big Muff Pi

ファズ(音を強く歪ませる)

曲によって使い分ける

Arion SCH-Z mod

コーラス(音を揺らして厚くする)

—

Ninevolt Pedals Bath Time Reverb

リバーブ(残響を付ける)

「1999」のイントロの残響

Red Panda RASTER

ディレイ(音を遅らせて重ねる)

リバース・ディレイ(逆再生のような音)として使う

strymon Bluesky

リバーブ

—

Electro-Harmonix Canyon

ディレイ/ルーパー

—

strymon Ojai、strymon Zuma

パワーサプライ(エフェクターの電源)

—

※ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)のペダル・リストをもとに編集部がまとめました。「—」は、記事に使い方が書かれていないものです。

本人は、サウンド&レコーディング・マガジンの2021年のインタビューで「メインのひずみはFULLTONE OCDですが」と話しています。RASTERは、日本であまり売っていなかったので、個人輸入したそうです。

エフェクターの選び方について、本人は「自分でペダル買う時は見た目が可愛いやつから選んでいます」「歌いながら弾くので、シンプルなところが大事かなと思っています」と話しています。

2022年9月のライブでは、チューナーがtc electronic Polytune 2 mini、電源がFree The Tone PT-5Dで、WEEHBO Dumbledore V2やElectro-Harmonix Big Muff π 3rdも並んでいました(stagegearより)。

エフェクターの値段は、この記事では載せていません。RASTERやblueSkyは、メーカーの公式サイトには今、後のモデル(Raster 2、blueSky V2)が載っています。

出典:ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)/サウンド&レコーディング・マガジンWeb「羊文学 インタビュー 〜メジャー1stアルバム『POWERS』のプロダクションを語る」(2021年1月7日)/stagegear「【羊文学 機材紹介】2022.9.5@LIQUIDROOM LIQUIDROOM 18thANNIVERSARY 羊文学ライブレポート」(2022年9月16日)/Red Panda「Raster」/strymon「blueSky」

弦とピック

  • 弦:ギター・マガジンによると、American Vintage '65 Jaguarにはダダリオの弦(.010-.046。記事の表記は「XTS」)、カスタムショップのジャガーにはエリクサーのOptiweb(.010-.046)を張っています。チューニングはどちらもレギュラー(ふつうの音の合わせ方)です。

  • ピック:2022年のライブでは、Dunlopの三角形のピック「Tortex Triangle」(0.73mm)が用意されていました(stagegearより)。

  • シグネチャーのピックとストラップ:2025年に、本人がデザインした「Fender x Moeka Shiotsuka」のピック(12枚入り、3,300円・税込)とストラップ(13,200円・税込)が数量限定で出ています。

出典:ギター・マガジンWEB(2024年3月4日)/stagegear「【羊文学 機材紹介】2022.9.5@LIQUIDROOM LIQUIDROOM 18thANNIVERSARY 羊文学ライブレポート」(2022年9月16日)/Fender News(2025年10月3日)/フェンダー公式サイト「Fender x Moeka Shiotsuka Signature Picks」/フェンダー公式サイト「Fender x Moeka Shiotsuka Signature Strap」

マイク(SHURE Beta 58A、Sennheiser e965)

  • SHURE Beta 58A:シュアのダイナミック・マイク(頑丈なつくりの、歌によく使われるマイク)です。サウンド&レコーディング・マガジンの塩塚モエカの連載で、「私も愛用している」と紹介されています。ライブハウスのPAエンジニア(会場の音を作る人)に勧められて、SM58から替えたそうです。

  • Sennheiser e965:ゼンハイザーの歌用のマイクです。2022年9月のライブで歌に使われていました(stagegearより)。

  • 値段:SHUREの公式サイトには、Beta 58Aの値段が載っていません。楽器店や音響機材の販売店で探してみましょう。

出典:サウンド&レコーディング・マガジンWeb「塩塚モエカ(羊文学)のハンドヘルド・マイク自由研究|SHURE Beta 58A」(2021年10月29日)/stagegear「【羊文学 機材紹介】2022.9.5@LIQUIDROOM LIQUIDROOM 18thANNIVERSARY 羊文学ライブレポート」(2022年9月16日)/SHURE「BETA 58A」

塩塚モエカが使っているとされるその他の機材(公式情報ではありません)

ここで紹介する機材は、本人やメーカーが発表した情報ではありません。機材まとめサイトが、映像や本人の投稿をもとに紹介しているものです。

機材

種類

まとめサイトが挙げている根拠

Martin D-28

アコースティックギター

アメリカでのライブ映像

黒いFender Jaguar

エレキギター

羊文学「Dogs」のミュージックビデオ

Marshallのアンプ(型番なし)

ギターアンプ

本人のInstagramの投稿

TELEFUNKEN ELA M 251E

歌を録るマイク

「THE FIRST TAKE」の映像

※機材まとめサイト(equipboard、機材図鑑)の記載をもとに編集部がまとめました。いずれも本人やメーカーの発表は確認できていないため、同じ機材を買うときの参考にとどめてください。

出典:equipboard「Moeka Shiotsuka」/機材図鑑「【羊文学】塩塚モエカの使用機材」

塩塚モエカのギターについてよくある質問

塩塚モエカのメインギターは?

フェンダーのAmerican Vintage '65 Jaguar(ソニック・ブルー)です。本人が「メインで使っているのはほぼジャガーです」と話しています(Fender Newsより)。

出典:Fender News「Cover Artist | 羊文学 -前編-」(2022年6月30日)

塩塚モエカのシグネチャーモデルはある?

あります。2025年11月26日に発売された「Moeka Shiotsuka Jaguar moni」です。American Vintage '65 Jaguarをもとにしたモデルで、値段は187,000円(税込)です。

American Vintage '65 Jaguarは今も手に入る?

新品で買うのは難しいギターです。今のフェンダー公式サイトには載っていません。中古は、デジマートなどで探してみましょう。

なぜジャガーを選んだの?

本当はジャズマスターが欲しかったのですが、楽器店で勧められたジャガーを弾いてみたら「すごく好きな音だった」そうです。今もずっとそのジャガーを使っていると話しています(Fender Newsより)。

塩塚モエカはどんなエフェクターを使っている?

2023年12月のライブでは、Fulltone OCDをいつもオンにして、ファズやリバーブ、ディレイを組み合わせていました。ボードには、電源などを含めて13点の機材が並んでいました(ギター・マガジンより)。

もっと安く似たギターを買うなら?

Squier Classic Vibe '70s Jaguarが84,700円(税込)で、3本の中でいちばん手ごろです。ただし、ボディと指板の木材、指板の丸みはAmerican Vintage '65 Jaguarと違います。

まとめ|塩塚モエカのギターはソニック・ブルーのジャガー、新品ならシグネチャーモデルmoniを探そう

塩塚モエカのメインギターは、大学生のときに買ったFender American Vintage '65 Jaguarです。今は新品で売られていないため、同じ形のジャガーを新品で探すなら、このギターをもとにしたシグネチャーモデル「Moeka Shiotsuka Jaguar moni」が候補になります。似たギターを選ぶ目安は、次のとおりです。仕様の近さならVintera III Mid '60s Jaguarです。日本製ならMade in Japan Traditional Late '60s Jaguarです。手ごろさならSquier Classic Vibe '70s Jaguarです。

エフェクターを並べるときは、エフェクターボードの組み方の記事も参考にしてみましょう。

関連記事

※本記事は特定のメーカー・販売店・買取業者との広告提携に基づくものではありません。

本記事は個人の使用経験に基づく情報です。楽器・機材の使用に際しては、取扱説明書や専門家の指示に従い、安全にご注意ください。

サウンドマニア編集部

楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選びや、メンテナンス・演奏に関する実用的な情報をわかりやすくお届けします。

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