SOUNDMANIA
クラムボン

ミトの使用ベース|1964年製Jazz BassとStingRay5、アンプ・エフェクター、似たベース3選

投稿日: 更新日:

サウンドマニア編集部/楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選…

ミトのレコーディング用ベースとして2020年の機材紹介に載っているのが、フェンダーのベース「Jazz Bass(1964年製)」です。

この記事では、このベースと、2020年の機材紹介でライヴ用とされた4本の種類・特徴・値段・手に入れ方、似たベース3本、アンプやエフェクターなどのその他の機材を紹介します。

ミトのベース「Jazz Bass(1964年製)」とは

Jazz Bass(ジャズベース)とは、フェンダーのエレキベースのモデルです。2020年の機材紹介で、ミトのレコーディング用として載っているのは、1964年に作られたヴィンテージ(作られてから長い年月がたった古い楽器)のJazz Bassです。

ベース・マガジンの機材紹介(2020年)では、このベースは「1964年製Jazz Bass(オリジナル)」と書かれています。同じ紹介には、ライヴ用のベースとして4本が載っています。

ベース

ミトとの関係

Fender Jazz Bass(1964年製)

レコーディング用

Ibanez SR1205

ライヴ用

Ernie Ball Music Man StingRay5(1989年製)

ライヴ用

Alembic The Epic

ライヴ用

Fender Bass VI

ライヴ用

※ベース・マガジンWEB「BASSIST FILE-ミト」(2020年9月18日)の機材紹介をもとに編集部がまとめました。この紹介はレコーディング用とライヴ用に分けて載せていて、どれか1本を「メイン」とは書いていません。ミトの名前が付いたシグネチャーモデル(本人のこだわりや仕様を反映して作られた製品)のベースは、確かめられる資料が見つかりませんでした。

出典:ベース・マガジンWEB「BASSIST FILE-ミト」(2020年9月18日)

ミトのベースの特徴は、2020年の機材紹介でレコーディング用とライヴ用に分かれていること

2020年の機材紹介では、ミトのベースはレコーディング用が1964年製のJazz Bassの1本、ライヴ用が4本に分かれています。ライヴ用には、5弦のStingRay5や、6弦のBass VIも入っています。

Jazz Bass(1964年製)の特徴

ミトの1964年製のJazz Bassの色や細かい仕様を書いた資料は見つかりませんでした。ベース・マガジンでは「オリジナル」と書かれています。

StingRay5(1989年製)の特徴

StingRay5(スティングレイ5)は、アーニーボール・ミュージックマンの5弦ベースです。2020年の機材紹介に載っているミトのStingRay5は、1989年製です。

メーカーが紹介している今のStingRay 5は、アッシュのボディ(本体)、メイプルのネック(さお)、ハムバッカー(コイルを2つ並べたピックアップ。ピックアップは音を拾うマイク)を1つ積んでいます。3バンドのアクティヴ・プリアンプ(音を作る回路)も付いています。1989年製と今のモデルで仕様が同じかは、確かめられませんでした。

Bass VI の特徴

Bass VI(ベース・シックス)は、フェンダーの6弦ベースです。ミトのBass VIが何年製かは書かれていません。

フェンダーの製品ページにある同じ系統のVintera II '60s Bass VIは、スケール(弦の長さ)が30インチです。シングルコイル(コイルが1つのピックアップ)を3つ積んでいます。

Ibanez SR1205とAlembic The Epicの特徴

Ibanez SR1205は、アイバニーズのベースです。Alembic The Epicは、アレンビックのベースです。どちらも、メーカーの製品情報で細かい仕様を確かめることはできませんでした。

出典:ベース・マガジンWEB「BASSIST FILE-ミト」(2020年9月18日)/Ernie Ball Music Man「StingRay 5」/フェンダー公式サイト「Vintera II '60s Bass VI」

ミトと同じ1964年製のJazz Bassを手に入れるなら中古を探そう

1964年製のJazz Bassは、メーカーの価格がない古い年式のベースです。手に入れるには、ヴィンテージの中古を探してみましょう。デジマート(楽器の売り買いができるサイト)で探したところ、1964年製のJazz Bassで価格が出ている出品は数本でした。

相場が分かるほどの数がなかったため、中古の相場は載せていません。

ライヴ用のベースでは、StingRay5の中古は数本見つかりましたが、1989年製と書かれたものはありませんでした。Ibanez SR1205とAlembic The Epicは、出品が見つかりませんでした。

ヴィンテージのJazz Bassを見つけたときは、次の点を確かめてみましょう。

  • 何年製か(ネックの日付やシリアルナンバー(製造番号)で、1964年製か確かめる)

  • ボディとネックが同じ年代か(ほかの年代の部品と組み合わせた個体もある)

  • ピックアップやつまみの部品が交換されていないか

  • 塗装が作られたときのままか、塗り直されているか

  • ネックの反りやフレット(音の高さを区切る金属の棒)のすり減りがないか

出典:デジマートの検索結果(1964 Jazz Bass、ヴィンテージ)/デジマートの検索結果(StingRay5、中古)/デジマートの検索結果(SR1205)/デジマートの検索結果(Alembic Epic)

ミトのJazz Bassに似た60年代タイプのジャズベース3選

1964年製のJazz Bassは中古の出品が少ないため、フェンダーの今のベースから、名前に「60s」が付いたジャズベースを3本紹介します。仕様が近いベースで、音が同じとは限りません。

ベース

種類

特徴

値段(税込)

手に入れ方

Made in Japan Heritage 60s Jazz Bass

Heritageシリーズの日本製ジャズベース

アルダーのボディ、指板(弦を押さえる板)の丸み7.25インチ、60年代風のピックアップ×2

233,200円

新品を楽器店やフェンダー公式サイトで探す

Made in Japan Traditional 60s Jazz Bass

Traditionalシリーズの日本製ジャズベース

バスウッドのボディ、指板の丸み9.5インチ、ヴィンテージ風のピックアップ×2

151,800円

新品を楽器店やフェンダー公式サイトで探す

Squier Classic Vibe '60s Jazz Bass

スクワイヤー(Squier)の60年代風ジャズベース

ポプラのボディ、指板の丸み9.5インチ、アルニコ(磁石の素材の一種)のピックアップ×2

77,000円

新品を楽器店やフェンダー公式サイトで探す

※フェンダー公式サイトの各製品ページをもとに編集部がまとめました。3本とも、メーカーが「1964年製をもとにした」とは書いていないため、60年代のモデルとして紹介しています。

1. Made in Japan Heritage 60s Jazz Bass

  • 種類:フェンダーの日本製のジャズベースです。Heritageシリーズは、ヴィンテージ楽器の演奏体験を追い求めたシリーズで、ボディやネックの形を年代に合わせて作っています。

  • 特徴:アルダーのボディに、メイプルのネック、ローズウッドの指板(20フレット、丸み7.25インチ)、34インチのスケール、60年代風のジャズベース用ピックアップを2つ。つまみはボリューム2つとトーン1つです。

  • 値段:233,200円(税込)。

  • 手に入れ方:新品を楽器店やフェンダー公式サイトで探してみましょう。

2. Made in Japan Traditional 60s Jazz Bass

  • 種類:フェンダーの日本製のジャズベースで、名前に「60s」が付いたモデルです。

  • 特徴:バスウッドのボディに、メイプルのネック、ローズウッドの指板(20フレット、丸み9.5インチ)、34インチのスケール、ヴィンテージ風のジャズベース用ピックアップを2つ。つまみはボリューム2つとトーン1つです。

  • 値段:151,800円(税込)。

  • 手に入れ方:新品を楽器店やフェンダー公式サイトで探してみましょう。

3. Squier Classic Vibe '60s Jazz Bass

  • 種類:フェンダーのブランド「スクワイヤー(Squier)」の、60年代のジャズベースをもとにしたモデルです。

  • 特徴:ポプラのボディに、メイプルのネック、インディアンローレルの指板(20フレット、丸み9.5インチ)、34インチのスケール、アルニコのシングルコイル・ピックアップを2つ。つまみはボリューム2つとトーン1つです。

  • 値段:77,000円(税込)。3本の中でいちばん手ごろです。

  • 手に入れ方:新品を楽器店やフェンダー公式サイトで探してみましょう。

※フェンダー公式サイトの各製品ページの仕様と価格をもとに編集部がまとめました。フェンダー公式サイトの通販では売り切れになっていることもあるため、楽器店の在庫も探してみましょう。

出典:フェンダー公式サイト「Made in Japan Heritage 60s Jazz Bass」/フェンダー公式サイト「Made in Japan Traditional 60s Jazz Bass」/フェンダー公式サイト「Classic Vibe '60s Jazz Bass」

ミトのその他の機材

ミトのベース以外の機材を、ベース・マガジンの機材紹介や本人の話、メーカーのページをもとに紹介します。

機材

種類

ミトとの関係

Ampeg B-15N Portaflex(1964年製)

ベースアンプ

2020年の機材紹介でレコーディング用。2019年に「あれに勝るものはないと思っている」と話している

Seymour Duncan Biamp 8000

アンプのヘッド(音を大きくする本体)

2020年の機材紹介でライヴ用

Mesa/Boogie RD15

キャビネット(スピーカーの箱)

2020年の機材紹介でライヴ用

BOSS GT-6B

マルチエフェクター(いくつもの効果を1台にまとめたエフェクター)

2020年の機材紹介に載る

API TranZformer LX

プリアンプとDI(ベースの音をミキサーに送るための機材)

2020年の機材紹介に載る

Ibanez MITO-EL1・MITO-UL1

ピック

ミトのシグネチャーモデル

オヤイデ電気 FORCE'77G

楽器用のケーブル

2013年に本人がレビューしている

Roland TB-303、CASIO CZ-1000

シンセサイザー(電子の音を作る楽器)

2022年の記事で、ミトが買ったシンセとして紹介されている

※ベース・マガジンWEB(2020年9月18日)、デジマート・マガジン(2019年9月20日)、アイバニーズの公式サイト、オヤイデ電気のNEOのページ(2013年12月12日)、DTMステーション(2022年8月8日)をもとに編集部がまとめました。弦の銘柄は、確かめられる資料が見つかりませんでした。

Ampeg B-15N Portaflex(1964年製)

  • 種類:アンペグのベースアンプです。2020年の機材紹介では、1964年製がミトのレコーディング用として載っています。

  • 特徴:ミトは2019年のデジマート・マガジンで、「B-15Nは僕も使っていて、あれに勝るものはないと思っている」と話しています。さらに、いろいろな機材のスペックが「ある意味あの音を基準に作られていると思うんですね。」とも話しています。

  • 値段:1964年製の古いアンプなので、メーカーの価格はありません。

  • 手に入れ方:ヴィンテージの中古を探してみましょう。

出典:ベース・マガジンWEB「BASSIST FILE-ミト」(2020年9月18日)/デジマート・マガジン「ミト(クラムボン)がチェック! 特選!DIガイド2019」(2019年9月20日)

Seymour Duncan Biamp 8000とMesa/Boogie RD15

  • 種類:Biamp 8000は、セイモア・ダンカンのアンプのヘッドです。RD15は、メサ・ブギーのキャビネットです。2020年の機材紹介では、どちらもライヴ用です。

  • 特徴:ベース・マガジンの機材紹介では、この2台がライヴ用として並んで載っています。どちらも、メーカーの製品情報は見つかりませんでした。

  • 値段:メーカーの価格は見つかりませんでした。

  • 手に入れ方:中古を探してみましょう。

出典:ベース・マガジンWEB「BASSIST FILE-ミト」(2020年9月18日)

BOSS GT-6B

  • 種類:ボスのベース用マルチエフェクターです。

  • 特徴:ベースアンプの音をまねる機能や、コンプレッサー(音の大きさをそろえる効果)、ひずみ、ワウ、ルーパー(弾いたフレーズを録って重ねる機能)などを1台にまとめています。

  • 値段:生産終了品のため、メーカーの価格はありません。

  • 手に入れ方:中古を探してみましょう。

出典:ベース・マガジンWEB「BASSIST FILE-ミト」(2020年9月18日)/BOSS「GT-6B」

API TranZformer LX

  • 種類:アメリカのAPIのベース用ペダルです。ベース・マガジンでは、プリアンプとDIとして紹介されています。

  • 特徴:コンプレッサーと3バンドのイコライザー(音域ごとに音量を調整する機能)が付いています。出力は、楽器用の出力とXLR(マイクと同じ形の端子)の2つがあります。

  • 値段:生産終了品のため、メーカーの価格はありません。

  • 手に入れ方:中古を探してみましょう。

出典:ベース・マガジンWEB「BASSIST FILE-ミト」(2020年9月18日)/API「TranZformer LX Bass Pedal」

Ibanez MITO-EL1・MITO-UL1

  • 種類:アイバニーズの、ミトのシグネチャーモデルのピックです。アイバニーズのアーティストページに、2種類が載っています。

  • 特徴:MITO-EL1は、エラストマーという硬めの素材を使った、厚さ1.0mmの三角形のピックです。MITO-UL1は、ウルテムという素材を使った、厚さ0.6mmの三角形のピックです。

  • 値段:どちらも165円(本体価格150円)。

  • 手に入れ方:楽器店で探してみましょう。

出典:アイバニーズ「mito」/アイバニーズ「MITO-EL1」/アイバニーズ「MITO-UL1」

オヤイデ電気 FORCE'77G

  • 種類:オヤイデ電気のブランド「NEO」の、楽器用のケーブルです。

  • 特徴:ミトは2013年のレビューで、「このケーブルの最大の武器は、どこへ行っても「その音」で鳴らしてくれる。」と話しています。

  • 値段:生産完了品のため、メーカーの価格はありません。

  • 手に入れ方:中古を探してみましょう。

出典:NEO created by OYAIDE Elec.「mito/ミト(クラムボン)」(2013年12月12日)/NEO created by OYAIDE Elec.「FORCE'77G」

Roland TB-303とCASIO CZ-1000

  • 種類:どちらもシンセサイザーです。

  • 特徴:DTMステーションの記事では、TB-303は、ミトが2004年に小淵沢にスタジオを立ち上げたころに買ったものと紹介されています。CZ-1000は、カシオのCZ-101のフル鍵盤(ふつうの大きさの鍵盤)モデルで、ミトがプロになってから買ったそうです。

  • 値段:どちらも古いモデルなので、メーカーの価格はありません。

  • 手に入れ方:中古を探してみましょう。

出典:DTMステーション「クラムボン・ミトさんが見るCASIO CT-S1000Vの可能性。実はトラップ・ミュージックに最適な楽器かも!?」(2022年8月8日)

ミトのベースについてよくある質問

ミトのメインのベースは?

ベース・マガジン(2020年)の機材紹介は、レコーディング用とライヴ用に分けて載せていて、どれか1本を「メイン」とは書いていません。レコーディング用は1964年製のJazz Bassの1本、ライヴ用はIbanez SR1205、StingRay5(1989年製)、Alembic The Epic、Bass VIの4本です。

出典:ベース・マガジンWEB「BASSIST FILE-ミト」(2020年9月18日)

ミトのシグネチャーモデルのベースはある?

確かめられる資料は見つかりませんでした。アイバニーズの公式サイトにあるミトのシグネチャーモデルは、ピックの2種類です。

出典:アイバニーズ「mito」

ミトのアンプは?

2020年の機材紹介では、レコーディング用は1964年製のAmpeg B-15N Portaflexです。ライヴ用は、Seymour Duncan Biamp 8000(アンプのヘッド)とMesa/Boogie RD15(キャビネット)です。

1964年製のJazz Bassは今も手に入る?

新品はないので、ヴィンテージの中古を探すことになります。デジマートでは、価格が出ている1964年製の出品は数本でした。買う前に、何年製かと部品の状態を確かめましょう。

API TranZformer LXは新品で買える?

APIの公式サイトでは生産終了になっています。手に入れるなら中古を探してみましょう。

もっと安く似たベースを買うなら?

スクワイヤーのClassic Vibe '60s Jazz Bassが77,000円(税込)で、3本の中でいちばん手ごろです。60年代のジャズベースをもとにしたモデルですが、ボディはポプラで、1964年製のJazz Bassと同じ木材とは限りません。

まとめ|2020年時点のミトのレコーディング用は1964年製のJazz Bass、似たベースは60年代タイプを探そう

2020年のベース・マガジンの機材紹介では、ミトのレコーディング用は1964年製のJazz Bassです。ライヴ用は、StingRay5やBass VIなど4本でした。ボディやネックの形を年代に合わせたモデルならHeritage 60s Jazz Bass、手ごろさならSquier Classic Vibe '60s Jazz Bassが選ぶ目安です。

同じく1964年製のJazz Bassで知られるTOKIEのベースは、TOKIEの使用ベースの記事で紹介しています。

関連記事

※本記事は特定のメーカー・販売店・買取業者との広告提携に基づくものではありません。

サウンドマニア編集部

楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選びや、メンテナンス・演奏に関する実用的な情報をわかりやすくお届けします。

アーティストの記事

新着記事