
桑田佳祐の使用ギター|ギブソンJ-45と、楽器店が紹介するヤイリ・PGMのモデル、似たギター3選
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桑田佳祐の愛用ギターとして知られているのが、ギブソンのアコースティックギター「J-45」です。
この記事では、J-45と、楽器店が桑田佳祐のギターをもとにしたモデルとして紹介しているK.ヤイリの「BL-95K CTM」、PGMの「TE-Custom KK3」について、種類・特徴・値段・手に入れ方と、似たギター3選を紹介します。
桑田佳祐のギター「J-45」とは
J-45とは、ギブソンが1942年に生んだアコースティックギターです。ギブソンは、肩が丸い「ラウンド・ショルダー」の16インチのボディは抱えやすく、音の幅と響きは歌いやすいと紹介しています。
ギブソンの日本の公式サイトは、2022年の記事で、J-45を愛用している国内のミュージシャンの一人として桑田佳祐の名前を挙げています。
J-45のほかにも、桑田佳祐のギターとして紹介されているものがあります。
ギター | 桑田佳祐との関係(誰がどう紹介しているか) |
|---|---|
ギブソン J-45 | ギブソンの日本の公式サイトが、J-45を愛用する国内のミュージシャンとして名前を挙げている |
ギブソン Dove(アコースティックギター) | 楽器店の島村楽器が、ギブソンを使うアーティストの表で「J-45,DOVE」と紹介している |
K.ヤイリのBLカスタム | 楽器店の島村楽器が「2000年代の愛器」、イシバシ楽器がBL-95K CTMを「2000年〜2002年に桑田佳祐氏が使用していたモデルと同じデザイン」と紹介している。BL-95K CTMは、このギターを再現したモデル |
ヴィンテージ(古い年代の楽器)のテレキャスター・カスタム(エレキギターの機種名) | 神戸の楽器店B-Westが、2017年の商品ページで桑田佳祐が長年使っているギターと紹介している。PGMのTE-Custom KK3は、このギターをもとにしたモデル |
ペイズリー柄のテレキャスター | Billboard JAPANが、2025年の東京ドーム公演のライブレポートで「久々に登場」と紹介している |
※ギブソン(2022年10月14日)、島村楽器(2018年10月29日・2020年12月9日)、イシバシ楽器(2016年5月31日)、B-West(2017年5月7日)、Billboard JAPAN(2025年6月6日)の記事をもとに編集部がまとめました。ペイズリー柄のテレキャスターは、メーカーと年式が書かれていません。
出典:ギブソン「LEGACY OF J-45 PART 2 : アーティストが愛したJ-45」(2022年10月14日)/島村楽器「シンガーソングライターの良き相棒、Gibsonアコギを徹底解説!」(2018年10月29日)/島村楽器「K.Yairi(K.ヤイリ)BL-95-K CTM 特集」(2020年12月9日)/イシバシ楽器「K.YAIRI旧定価ラスト1本です!」(2016年5月31日)/B-West「PGM TE-Custom KK3 3-Tone Sunburst」(2017年5月7日)/Billboard JAPAN「サザンオールスターズ、“最新のサザン”が最高を更新したツアーファイナル東京ドーム公演」(2025年6月6日)
桑田佳祐のギターの特徴は、今のJ-45 Standardならマホガニーのバック・サイド
J-45
桑田佳祐のJ-45が何年に作られたものかは、公表されていません。今のJ-45 Standardの仕様は次のとおりです。
項目 | J-45 Standardの仕様 |
|---|---|
トップ(ボディの表の板) | シトカ・スプルース材 |
バック・サイド(ボディの裏と横の板) | マホガニー材 |
ネック(さお) | マホガニー材 |
指板(弦を押さえる板) | ローズウッド材、20フレット(フレットは音の高さを区切る金属の棒) |
スケール(弦の長さ) | 628.65mm |
ブリッジ(弦を支える部品) | ローズウッド材 |
※ギブソン公式サイトの製品ページをもとに編集部がまとめました。今の製品の仕様で、桑田佳祐の1本の仕様ではありません。
K.ヤイリ BL-95K CTM
BL-95K CTMとは、日本のギターメーカー、K.ヤイリ(ヤイリギター)のアコースティックギターです。楽器店の島村楽器は、桑田佳祐のためにヤイリギターが作ったカスタムモデル(本人に合わせて特別に作ったギター)を、ふだんの製品の作り方で再現した限定品と紹介しています。もとになったのは、K.ヤイリのBL-95です。
項目 | BL-95K CTMの仕様 |
|---|---|
トップ(ボディの表の板) | スプルース材の単板(1枚の板) |
バック・サイド(ボディの裏と横の板) | ローズウッド材 |
ネック(さお) | マホガニー材 |
指板(弦を押さえる板) | エボニー材 |
スケール(弦の長さ) | 645mm |
見た目 | アバロン貝の飾り、サンバースト(中心が明るく外側が暗くなる色)、つやのある塗装 |
※島村楽器(2020年12月9日・2025年8月2日)の記事をもとに編集部がまとめました。バック・サイドのローズウッドは、2020年の記事では合板(薄い板を貼り合わせた板)と書かれています。
出典:島村楽器「K.Yairi(K.ヤイリ)BL-95-K CTM 特集」(2020年12月9日)/島村楽器「K.Yairiアコースティックギターフェア開催!8月31日まで!」(2025年8月2日)
PGM TE-Custom KK3
TE-Custom KK3とは、1978年に始まったギター工房PGMが作る、テレキャスター・カスタム型のエレキギターです。神戸の楽器店B-Westは2017年の商品ページで、桑田佳祐が長年使っているヴィンテージのテレキャスター・カスタムをもとに、ライブで使えるように作られたモデルと紹介しています。楽器店のニコニコ楽器は、本人が使っているギターと同じ仕様だと書いています。
項目 | TE-Custom KK3の仕様 |
|---|---|
ボディ(本体) | アルダー材(2枚の板を貼り合わせたもの) |
ネック(さお) | メイプル材、22フレット |
指板(弦を押さえる板) | ホンジュラス・ローズウッド材 |
ピックアップ(音を拾うマイク) | リンディー・フレーリン(Lindy Fralin)のテレキャスター用。真ん中の位置では、2つのピックアップを直列(一続き)につなぐ |
ブリッジ(弦を支える部品) | 1弦側の壁を短くしたオリジナルのもの |
※B-West(2017年5月7日)とニコニコ楽器(2024年10月31日)の説明をもとに編集部がまとめました。
出典:B-West「PGM TE-Custom KK3 3-Tone Sunburst」(2017年5月7日)/ニコニコ楽器「PGM TE-Custom KK3のお話。」(2024年10月31日)
今のJ-45の値段は、J-45 Standardがアメリカで3,199ドル
J-45 Standardは、アメリカのギブソン公式ストアで3,199ドルです。日本での価格は販売店ごとに異なります。
BL-95K CTMとTE-Custom KK3の価格は、販売店によって違います。
ギター | メーカーの価格 | 新品の扱い |
|---|---|---|
J-45 Standard | 3,199ドル(アメリカのギブソン公式ストア) | 楽器店で売られている |
K.ヤイリ BL-95K CTM | 掲載なし | 楽器店で売られている(限定品) |
PGM TE-Custom KK3 | 掲載なし | 楽器店で探す |
※ギブソン公式サイトの製品ページ、島村楽器(2025年8月2日)の記事、デジマート(楽器の売り買いができるサイト)の検索結果をもとに編集部がまとめました。
出典:J-45 Standard(ギブソン公式サイト)/島村楽器「K.Yairiアコースティックギターフェア開催!8月31日まで!」(2025年8月2日)
桑田佳祐と同じJ-45を手に入れるなら楽器店で新品を探そう
J-45は今も作られているので、楽器店で新品を探してみましょう。BL-95K CTMも、デジマートに新品の出品がありました(3店舗)。
TE-Custom KK3は、デジマートに出品がありませんでした。中古で見つけたときは、次の点を確かめてみてください。中古の相場は載せていません。
商品名が「TE-Custom KK3」か(PGMのTE-KK6など、名前の似たほかのモデルと間違えない)
ネックの反りやフレットのすり減りがないか
ピックアップやブリッジが元のものか、交換されたものか
ハードケースが付いているか
出典:デジマートの検索結果(BL-95K CTM)/デジマートの検索結果(TE-Custom KK3)
桑田佳祐のギターに似たアコースティックギター3選
桑田佳祐のギターそのものではなく、ギブソンとエピフォン(J-45をもとにしたモデルを出しているブランド)のJ-45と、BL-95K CTMのもとになったモデルの3本を紹介します。仕様が近いギターで、音が同じとは限りません。
ギター | 種類 | 特徴 | 値段 | 手に入れ方 |
|---|---|---|---|---|
ギブソン J-45 50s Original | 1950年代のJ-45の特徴を取り入れたモデル | シトカ・スプルース材のトップ、マホガニー材のバック・サイド、丸みのあるネック | 3,199ドル(アメリカのギブソン公式ストア) | 楽器店で探す |
K.ヤイリ BL-95 | BL-95K CTMのもとになったモデル | スプルース材の単板のトップ、ローズウッド材の合板のバック・サイド、スケール645mm | 160,000円(税別) | 楽器店で探す |
エピフォン J-45 | ギブソンのJ-45をもとにしたエピフォンのモデル | シトカ・スプルース材のトップ、マホガニー材の単板のバック・サイド、ピックアップ付き | 699ドル(2020年の発表時の報道) | 楽器店で探す |
※ギブソン公式サイトの製品ページ、ヤイリギター公式サイトのシリーズページ、島村楽器(2025年8月2日)とgearnews(2020年11月18日)の記事をもとに編集部がまとめました。
1. ギブソン J-45 50s Original
種類:ギブソンのJ-45で、1950年代のJ-45の特徴を取り入れたモデルです。
特徴:トップはシトカ・スプルース材、バックとサイドはマホガニー材です。ネックは丸みのある形で、指板はローズウッド材の20フレット。ピックアップ(ピックアップのメーカー、LRバッグスのVTC)が付いています。
値段:アメリカのギブソン公式ストアでは3,199ドルです。日本での価格はお店で確かめてください。
手に入れ方:楽器店で探してみましょう。
2. K.ヤイリ BL-95
種類:K.ヤイリのBLシリーズ(BL Angel Series)のアコースティックギターです。島村楽器は、BL-95K CTMはBL-95をもとにしたモデルと紹介しています。
特徴:トップはスプルース材の単板、バックとサイドはローズウッド材の合板です。スケールはBL-95K CTMと同じ645mmで、ナット(弦の幅を決める部品)の幅は42mmです。BL-95K CTMは、BL-95をもとに、貝の飾りやサンバーストの色、つやのある塗装を取り入れたモデルと紹介されています。
値段:ヤイリギター公式サイトでは160,000円(税別)です。
手に入れ方:K.ヤイリを扱う楽器店で、BL-95K CTMと弾き比べてみるのもよいでしょう。
3. エピフォン J-45
種類:エピフォンのギターで、ギブソンのJ-45をもとにしたモデルです。
特徴:トップはシトカ・スプルース材、バックとサイドはマホガニー材の単板です。指板はインディアン・ローレル材で、ピックアップのメーカー、フィッシュマンのピックアップが付いています。
値段:2020年の発表時の報道では、価格は699ドルでした。
手に入れ方:楽器店で取り扱いを確かめてみてください。
出典:J-45 50s Original(ギブソン公式サイト)/BL Angel Series(ヤイリギター公式サイト)/島村楽器「K.Yairiアコースティックギターフェア開催!8月31日まで!」(2025年8月2日)/gearnews「Epiphone Inspired By Gibson Hummingbird, J-45 and J-200」(2020年11月18日)
桑田佳祐のギターについてよくある質問
桑田佳祐のメインギターは?
桑田佳祐本人が「メイン」と話したギターは見つかりませんでした。ギブソンの日本の公式サイトは、J-45を愛用している国内のミュージシャンとして桑田佳祐の名前を挙げています(2022年10月14日)。
出典:ギブソン「LEGACY OF J-45 PART 2 : アーティストが愛したJ-45」(2022年10月14日)
桑田佳祐のJ-45は今も手に入る?
J-45は今もギブソンが作っているので、新品を楽器店で探せます。ただし、桑田佳祐のJ-45が何年に作られたものかは公表されていないため、今のJ-45が桑田佳祐の1本と同じ仕様かどうかは分かりません。
BL-95K CTMとBL-95は何が違う?
島村楽器によると、BL-95K CTMは、桑田佳祐のためにヤイリギターが作ったカスタムモデルを再現した限定品です。BL-95をもとに、貝の飾りやサンバーストの色、つやのある塗装を取り入れたモデルと紹介されています。
出典:島村楽器「K.Yairiアコースティックギターフェア開催!8月31日まで!」(2025年8月2日)
BL-95K CTMはどこで買える?
デジマートでは、3つの店舗が新品を出していました。
J-45はいくら?
J-45 Standardは、アメリカのギブソン公式ストアで3,199ドルです。日本では販売店ごとに価格が違うので、お店で確かめてみましょう。
もっと安く似たギターを買うなら?
エピフォンのJ-45は、2020年の発表時の報道で699ドルでした。ただし、指板の木材などはギブソンのJ-45と違います。
まとめ|ギブソンが愛用者に挙げるJ-45と、楽器店が紹介するヤイリやPGMのモデル
ギブソンは2022年の記事で、J-45を愛用するミュージシャンとして桑田佳祐の名前を挙げています。楽器店では、2000年代の愛器と紹介されるK.ヤイリのBLカスタムを再現したBL-95K CTMや、テレキャスター・カスタムをもとにしたPGMのTE-Custom KK3も紹介されています。似たギターを探すなら、1950年代風のJ-45ならJ-45 50s Original、ヤイリのギターならBL-95、手ごろさならエピフォンのJ-45が選ぶ目安です。
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サウンドマニア編集部
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