
小島和也の使用ベース|ProvisionとFenderのジャズベース【2026年版】
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back numberでベースとコーラスを担当する小島和也の使用ベースとして、メーカーの公式サイトで紹介されているものに、Provision Guitarの「VJB-Pro-Kojima MODEL/VWH」があります。セレクティッドアルダー2Pのボディにメイプル柾目のネックとハカランダ指板を組み合わせ、同社オリジナルのピックアップ「JB-TT」を2基載せたモデルです。さかのぼると、2012年3月に知人の工房長がブログで紹介した小島和也のベースは、Fenderのジャズベース2本でした。1本は本人の話としてメインベースと紹介され、もう1本は半音下げチューニング専用として使われていました。
2019年にはベース・マガジン5月号の表紙巻頭で初めてフィーチャーされ、レコーディングで使用された機材も誌面で紹介されました。本記事では、ベースを始めたきっかけ、Provisionの使用モデルの仕様、2012年当時のジャズベース2本の構成、入手方法を、Provision Guitar公式サイト、工房長のブログ、音楽ナタリーのJ(LUNA SEA)との対談をもとに整理します。
小島和也とベース:LUNA SEAの「END OF SORROW」がきっかけ

back number公式サイトのプロフィールによると、back numberは2004年に群馬で清水依与吏を中心に結成され、メンバーチェンジを経て2007年に現在の3人になりました。同ページでの小島和也のパート表記は「Ba.Cho.」、つまりベースとコーラスです。
ベースに興味を持ったきっかけは、LUNA SEAの曲でした。2018年のLUNATIC FEST.に向けて行われた音楽ナタリーの対談で、小島和也はLUNA SEAの「END OF SORROW」のイントロを練習したことからベースに興味を持ったと話しています。親にベースを買ってもらい、鏡の前でストラップの長さをJと同じくらいにしたこと、最初に買ったピックもJのモデルだったことも、同じ対談で語っています。一方で、back numberを組むまで指弾きはまったくやっていなかったとも話しています。
ベース・マガジンは2019年5月号で小島和也を表紙巻頭に取り上げました。リットーミュージックの商品ページはこれを小島和也の初フィーチャーと紹介し、ベース・マガジン公式Xは、ベーシストとしての原点から『MAGIC』までを聞いたインタビューに加え、レコーディングで使われた機材も紹介していると告知しています。
使用ベース:公式サイトと2012年のブログに登場するVJB-Pro-KojimaとFenderのジャズベース2本

本記事で参照した記録に登場する小島和也のベースは、次の3本です。Provisionのモデルはメーカーの公式サイト、Fenderの2本は2012年3月7日の工房長のブログが出どころです。
モデル | 記録の出どころ | ボディ/ネック・指板 | ピックアップ | 記録での位置づけ |
|---|---|---|---|---|
Provision VJB-Pro-Kojima MODEL/VWH | Provision Guitar公式サイト | セレクティッドアルダー2P/メイプル柾目・ハカランダ指板 | Provision Guitar/original JB-TT(フロント・リア) | 小島和也 氏(back number) 使用モデル |
Fender JAZZ BASS(1本目) | 工房長のブログ(2012年3月7日) | Squier製ボディ/Fender Japan製ネック | フロント:Squier製/リア:Fender Japan製 | 本人の話としてメインベース |
Fender JAZZ BASS(2本目) | 工房長のブログ(2012年3月7日) | Fender Japan製の本体/ダンカン製ネック・エボニー指板 | ─ | 半音下げチューニング専用 |
※Provision Guitar公式サイト「VJB-Pro-Kojima MODEL/VWH」と、ヒノデカニ工房長の『おきらく日記』「熱い熱い思いで!!」(2012年3月7日)をもとに編集部が整理。「─」は記載がない項目です。Fenderの2本は2012年3月時点の記録で、その後の使用状況は含みません。
Provision VJB-Pro-Kojima MODEL/VWH:アルダーボディにハカランダ指板と2基のJB-TT
Provision Guitarは、1988年に山口県宇部市で創業し、ギターとベースを1本ずつハンドメイドで製作しているブランドです。同社公式サイトでは、VJB-Pro-Kojima MODEL/VWHを「小島和也 氏(back number) 使用モデル」として掲載しています。公式ページに記載された仕様は次のとおりです。
項目 | 仕様 |
|---|---|
ボディ材 | セレクティッドアルダー2P |
ネック材 | メイプル柾目(グリップシェイプ:カスタム U) |
指板 | ハカランダ、指板R 180R、21F(フレット種類 #23) |
ナット | 牛骨(無漂白)、ナット幅 約38mm |
ピックアップ | Provision Guitar/original JB-TT(フロント・リア)、カバーはブラック |
コントロール | Front Volume/Rear Volume/Master Tone |
ペグ/ブリッジ | Hipshot/HB-3C/Hipshot/4stg Vintage Bass Bridge/Chrome |
電装パーツ | POT:CTS-250K ×3、ジャック:Switchcraft #11[2P]、コントロールノブ:JB 7角 [Fender JBtype] |
ピックガード | べっ甲柄3P |
フィニッシュ | ボディ:ヴィンテージ・ホワイト [極薄オールドラッカートップ艶有]/ネック:ヴィンテージ・ナチュラル・サテン [極薄オールドラッカー艶消] (マッチングヘッド) |
※Provision Guitar公式サイト「VJB-Pro-Kojima MODEL/VWH」の仕様表をもとに編集部が整理。型番・パーツ名は公式ページの表記のままです。公式ページのスケール欄は「431.5mm」と記載されていますが、この表には含めていません。
ピックアップはフロント・リアとも同社オリジナルのJB-TTで、コントロールはフロントとリアのボリュームにマスタートーンの3つです。コントロールノブは、仕様表に「JB 7角 [Fender JBtype]」と記載されたものが使われています。公式ページにはこのモデルの販売価格や取扱店の記載はありません。
Fender JAZZ BASS(1本目):高校1年のときにもらった1本をモディファイ
2012年3月7日、ヒノデカニ商店クラフト部の工房長のブログ「ヒノデカニ工房長の『おきらく日記』」に、音楽仲間として小島和也が持ってきた2本のベースが紹介されました。同ブログによると、この日はback numberの4thシングル「恋」の発売日でした。
1本目はFenderのジャズベースで、小島和也が高校1年のときに知り合いからもらったものだと紹介されています。製造時期について、同ブログは譲った人の話から推測するとして「1980年代のFender Japan製のもののよう」と書いています。パーツはネックがFender Japan製、ボディがSquier製、ブリッジがGOTO製、ピックアップはフロントがSquier製、リアがFender Japan製という組み合わせです。さらに、ハイフレットを弾きやすくするため、ネックのヒール部が斜めにカットされていました。同ブログは、本人の話としてこのベースをメインベースと紹介しています。
Fender JAZZ BASS(2本目):ダンカン製ネックを付けた半音下げ専用機
2本目もFenderのジャズベースです。同じブログによると、Fender Japan製の本体にダンカン製のネックを取り付けたもので、ほかの部分はモディファイされていません。ネックの指板はエボニーで、ポジションマークにはメキシコアワビが使われています。このベースは半音下げチューニング専用として使われていると紹介されています。
同じ記事では、iPodで流したバンドの音源とチューナーにつないだベースの音を重ねてヘッドホンで聴く、夜中の自主練習の方法も紹介されています。
アンプ・エフェクター:参照した記録には機種名の記載なし

本記事で参照したProvision Guitar公式サイト、工房長のブログ、音楽ナタリーの対談には、アンプやエフェクターの機種名は出てきません。そのため、アンプ・エフェクターの一覧表は作っていません。
機材がまとまって紹介された媒体としては、ベース・マガジン2019年5月号があります。同誌公式Xの告知によると、表紙巻頭の小島和也の特集では、ベーシストとしての原点から『MAGIC』までを聞いたインタビューとともに、レコーディングで使用された機材が紹介されています。
小島和也のベースの価格と入手方法
新品:VJB-Pro-Kojimaは価格の記載なし、Provisionのオーダーは基本料金30万円から

VJB-Pro-Kojima MODEL/VWHの公式ページには販売価格や取扱店の記載がなく、2026年9月29日にデジマートで「Provision」を検索した結果にも、このモデル名の商品はありませんでした。Provision Guitarはオーダーメイドを受け付けており、公式サイトのオーダー案内では、製作金額の目安をボルトオンネックのセット基本料金30万円から(税抜)としています。
同じ検索で見つかったProvisionのうち、型番にVJBを含む4弦モデル(デジマートの分類ではJBタイプ)は14件で、内訳は新品9件、新品特価2件、B級特価2件、中古1件でした。件数が少ないため、本記事では実測にもとづく相場レンジを掲載していません。
中古:出品が少なく、個体ごとに仕様を確かめる
ProvisionのVJB系の中古は、2026年9月29日のデジマートで1件だけでした。小島和也のベースに近い仕様を中古で探すときは、次の点を個体ごとに確認してください。
型番の全体。2026年9月29日のデジマートでも「VJB-PS」「VJBN」「VJB-RELIC」など、VJBに続く部分が異なるモデルが並んでいました。VJBの3文字だけで仕様を判断しないようにしましょう
ボディ材と指板材。VJB-Pro-Kojimaはセレクティッドアルダー2Pのボディにハカランダ指板です
ピックアップ。VJB-Pro-KojimaはProvision Guitar/original JB-TTをフロント・リアに搭載しています
ブリッジとペグ。VJB-Pro-KojimaはHipshotのブリッジとペグです
ネックの反り、フレットの残り、ポットやジャックのガリ
2012年のジャズベースのように、ネックやボディ、ピックアップが別ブランドに交換された個体もあるため、パーツの出どころ
よくある質問
小島和也のメインベースは何ですか?
時点を示してメインと紹介した記録は、2012年3月7日の工房長のブログです。同ブログは、高校1年のときにもらったFenderのジャズベース(Fender Japan製ネックとSquier製ボディなどを組み合わせた1本)を、本人の話としてメインベースと紹介しています。メーカーの公式サイトで使用モデルとして紹介されているものには、Provision GuitarのVJB-Pro-Kojima MODEL/VWHがあります。
VJB-Pro-Kojimaは買えますか?
Provision Guitar公式サイトのVJB-Pro-Kojima MODEL/VWHのページには、販売価格や取扱店の記載はありません。Provision Guitarはオーダーメイドを受け付けており、公式サイトのオーダー案内では、ボルトオンネックのセット基本料金を30万円から(税抜)としています。
小島和也はピック弾きですか、指弾きですか?
音楽ナタリーのJとの対談で、小島和也は、back numberを組むまで指弾きはまったくやっていなかったと話しています。最初に買ったピックはJのモデルだったとも語っています。
アンプやエフェクターは何を使っていますか?
Provision Guitar公式サイト、工房長のブログ、音楽ナタリーの対談には、アンプやエフェクターの機種名は出てきません。ベース・マガジン2019年5月号の表紙巻頭特集では、同誌公式Xの告知によると、レコーディングで使用された機材が紹介されています。
まとめ:公式サイトと2012年のブログに登場するのはProvisionのVJB-Pro-KojimaとFenderのジャズベース
本記事で参照した記録に登場する小島和也のベースは、Provision GuitarのVJB-Pro-Kojima MODEL/VWHと、2012年3月時点のFenderのジャズベース2本です。VJB-Pro-Kojimaはセレクティッドアルダー2Pのボディ、ハカランダ指板、同社オリジナルのJB-TTという仕様で、2012年の2本は、Fender JapanとSquierのパーツを組み合わせたメインベースと、ダンカン製ネックを付けた半音下げ専用機でした。
VJB-Pro-Kojimaには販売価格の記載がなく、近い仕様を求めるならProvisionへのオーダーか、VJB系の新品・中古を仕様を確かめながら探すことになります。同じback numberのギタリストの機材は清水依与吏の使用機材の記事で紹介しています。
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