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北村英治の使用クラリネット|ヤマハFinesseとマウスピース・自作リガチャー

北村英治の使用クラリネット|ヤマハFinesseとマウスピース・自作リガチャー

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サウンドマニア編集部/楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選…

ヤマハ公式サイトで北村英治の愛用楽器として紹介されているのが、ヤマハのクラリネット「Finesse」です。

この記事では、このクラリネットの種類・特徴・値段・手に入れ方と、マウスピース(リード〈音を出す薄い板〉を付けて口にくわえる部分)や自作のリガチャー(リードをマウスピースに留める金具)などのその他の機材、代わりに新品を探せるヤマハのクラリネット3本を紹介します。

北村英治のクラリネット「ヤマハ Finesse」とは

ヤマハ公式で「愛用楽器」と紹介されているYCL-952 Finesse

Finesseとは、ヤマハのクラリネットのモデル名です。ヤマハ公式サイトのクラリネットのアーティストページでは、北村英治は「ジャズクラリネット奏者」として載っていて、「愛用楽器:YCL-952 Finesse」と紹介されています。このページに記述日の表示はありません。

出典:ヤマハ「クラリネット アーティスト」

本人公式サイトの「2018年5月より」の欄にも「YAMAHA FINESS 1070」

北村英治の公式サイトには、使っている楽器を並べた「楽器」のページがあります。このページの「最新情報」では、「2018年5月より」のクラリネットとして「YAMAHA FINESS 1070」が挙げられています。

ヤマハ公式は「YCL-952 Finesse」、本人公式サイトは「YAMAHA FINESS 1070」と、型番の書き方が違います。2つが同じ楽器を指すかどうかは、どちらのページにも書かれていません。「1070」が何の番号なのかも説明されていません。

出典:北村英治 公式サイト「楽器」/ヤマハ「クラリネット アーティスト」

2020年の専門誌ではB♭クラリネットを「ヤマハ Finesse」と回答

クラリネットの専門誌「The Clarinet」vol.71(2020年3月10日)の記事「あなたのセッティング教えてください!」で、北村英治は「使用楽器」の問いに、B♭クラリネット(楽譜のドを吹くとB♭の音が出るクラリネット)を「ヤマハ Finesse」と答えています。セッティングとは、マウスピースやリードなどの組み合わせのことです。コメントの欄には「幅広い音色が自在に出せる」と書かれています。

出典:アルソ出版 The Clarinet vol.71「あなたのセッティング教えてください!」(2020年3月10日)

本人公式サイトに並ぶ、これまでのヤマハのクラリネット

本人公式サイトの「楽器」のページには、2018年5月より前のクラリネットも、時期の見出しごとに載っています。

時期(ページの見出し・表記)

クラリネット(ページの表記)

1990年代~2004年までの楽器情報

YAMAHA CS-04241 Eiji Model/YAMAHA CS-07597 Eiji Model/YAMAHA Finesse-01068 Eiji Model

2004年~の使用楽器

YAMAHA FINESS 1070/YAMAHA Ideal 01163/YAMAHA Ideal G 01434

最新情報(2018年5月より)

YAMAHA FINESS 1070

※北村英治 公式サイト「楽器」のページをもとに編集部がまとめました。型番のうしろの数字や「Eiji Model」が何を表すのかは、ページに説明がありません。スマートフォン版のページでは、「2004年~の使用楽器」の見出しが「2012年使用楽器」、「Ideal G」が「Idea G」と書かれていて、2018年5月からの欄はありません。

2013年11月11日の@ジャズのインタビューでは、北村英治は「僕は今ヤマハを使っているけど、ヤマハは自分で調整しやすいんです。」と話しています。この記事の見出しは「北村英治 Plays Yamaha Ideal G」です。

出典:北村英治 公式サイト「楽器」/北村英治 公式サイト「楽器」(スマートフォン版)/@ジャズ「北村英治 Plays Yamaha Ideal G」(2013年11月11日)

北村英治がヤマハのクラリネットの一番のいいところに挙げる「自分を表現してくれる」

ヤマハ公式に載っている本人のコメント

ヤマハ公式のアーティストページには、北村英治のコメントが載っています。その最初の文は「ヤマハのクラリネットの一番のいいところは、自分が言いたいことを音に出して伝えてくれる、自分を表現してくれるということです。」です。

出典:ヤマハ「クラリネット アーティスト」

インタビューで話した吹きやすさとバレルへのこだわり

@ジャズのインタビュー(2013年11月11日)で、北村英治は「ヤマハにしてから非常に吹きやすくなって、表現の幅が広がりましたね。」と話しています。同じインタビューでは、「特にバレルとマウスピースに神経つかいます。バレルは音色にものすごく影響しますから。」とも話しています。バレルとは、マウスピースのすぐ下に付ける短い管のことです。

出典:@ジャズ「北村英治 Plays Yamaha Ideal G」(2013年11月11日)

YCL-952 Finesseの仕様はヤマハのアーティストページと今の製品一覧では分からない

YCL-952 Finesseの管体(本体の管)の材質やキイの仕組みは、ヤマハ公式のアーティストページにも本人公式サイトにも書かれていません。ヤマハの今のクラリネットの製品一覧にも、YCL-952は載っていません。

出典:ヤマハ「クラリネット アーティスト」/ヤマハ「クラリネット」製品一覧

YCL-952 Finesseの値段はヤマハの価格表に載っていない

YCL-952 Finesseの値段は、この記事では載せていません。ヤマハの管楽器の価格表(2026年1月1日現在)に、YCL-952は載っていないためです。

出典:ヤマハ 管楽器 価格表(PDF、2026年1月1日現在)

北村英治と同じFinesseを手に入れるなら中古を探そう

YCL-952は、ヤマハの今の製品一覧と価格表に載っていないので、新品で探すのは難しそうです。クラリネットを扱う中古の専門店に問い合わせてみましょう。中古の相場は、この記事では載せていません。

見つけたときは、次の点を確かめてください。

  • 型番が「YCL-952」か

  • モデル名が「Finesse」か

  • B♭管かA管か(The Clarinet vol.71では、FinesseをB♭クラリネットとして答えています)

  • お店で、管体やキイの状態を見てもらえるか

出典:ヤマハ「クラリネット」製品一覧/ヤマハ 管楽器 価格表(PDF、2026年1月1日現在)/ヤマハ「クラリネット アーティスト」

北村英治のマウスピース・リード・リガチャー

ヤマハのマウスピース 6CM

北村英治は、The Clarinet vol.71(2020年3月10日)の同じ記事で、マウスピースを「ヤマハ 6CM」と答えています。コメントの欄には「吹きやすく、自由自在に音色を変えられる。」とあります。本人公式サイトの「最新情報」(2018年5月より)にも、マウスピースとして「YAMAHA 6CM」が載っています。

  • 種類:ヤマハのB♭・Aクラリネット用マウスピースです。ヤマハの製品表では「カスタムシリーズ」に入っています。

  • 特徴:ティップオープニング(マウスピースの先とリードのあいだの開き)は1.15mmで、同じシリーズの4CM(1.05mm)や5CM(1.10mm)より広めです。フェイシング(先端に向かってリードから離れていくカーブの部分の長さ)は21mmです。

  • 値段:ヤマハの製品表では、希望小売価格が12,650円(税込)です。

  • 手に入れ方:ヤマハ公式に今の製品として載っています。楽器店で探してみましょう。

出典:アルソ出版 The Clarinet vol.71「あなたのセッティング教えてください!」(2020年3月10日)/北村英治 公式サイト「楽器」/ヤマハ「クラリネット用マウスピース」製品表

ダダリオのリード レゼルヴ・エヴォリューション

北村英治は、The Clarinet vol.71(2020年3月10日)の同じ記事で、リードを「ダダリオ レゼルヴ・エヴォリューション 3」と答えています。コメントの欄には「ばらつきが少ないので、使わずに捨てるリードがない。」とあります。本人公式サイトの「最新情報」(2018年5月より)にも、リードとして「D'Addaario B♭ Clarinet Reserve EVOLUTION 3.0」が載っています(ページの表記のまま)。

  • 種類:ダダリオ(D'Addario)のB♭クラリネット用リードです。

  • 特徴:誌面のコメント欄には「柔らかい音色で吹きやすい。」ともあります。宮地楽器のオンラインショップで売られている「オーガニック レゼルヴ エヴォリューション」(誌面の表記と同じ商品かどうかは書かれていません)は、「アンファイルドカットのリードです。」と紹介されています。アンファイルドカットとは、削った部分の付け根の表皮を帯状に削り取る加工(ファイル)をしていない形のことです。

  • 値段:価格は販売店ごとに異なります。宮地楽器のオンラインショップでは10枚入りで売られています。

  • 手に入れ方:宮地楽器のオンラインショップでは、「オーガニック レゼルヴ エヴォリューション」という名前の商品が売られています。誌面と本人公式サイトの表記には「オーガニック」がなく、同じ商品かどうかはどちらにも書かれていません。買うときは、お店で名前を確かめてみましょう。

出典:アルソ出版 The Clarinet vol.71「あなたのセッティング教えてください!」(2020年3月10日)/北村英治 公式サイト「楽器」/宮地楽器 オンラインショップ「ダダリオ B♭クラリネットリード オーガニック レゼルヴ エヴォリューション」

自作のリガチャー「Eijiモデル」

北村英治は、The Clarinet vol.71(2020年3月10日)の同じ記事で、リガチャーを「自作 Eijiモデル」と答えています。説明は「Silver950のシングルスクリュー。」「一体型の壊れにくい構造が自慢。」です。

  • 種類:北村英治が自分で作ったリガチャーです。長寿科学振興財団の健康長寿ネットの記事(2019年9月11日公開)でも、「クラリネットのリガーチャ(リードの留具)は銀製の自作」と書かれています。

  • 特徴:Silver950(銀の素材)で作られた、シングルスクリュー(ねじが1本)のリガチャーです。

  • 値段:本人の自作なので、値段は載せていません。

  • 手に入れ方:The Clarinet vol.71の記事にも健康長寿ネットの記事にも、販売されているという記述はありません。リガチャーを選ぶときは、楽器店でいくつか試してみましょう。

出典:アルソ出版 The Clarinet vol.71「あなたのセッティング教えてください!」(2020年3月10日)/長寿科学振興財団 健康長寿ネット「いつも元気、いまも現役(ジャズクラリネット奏者 北村英治さん)」

本人公式サイトに載っているこれまでのマウスピースとリード

本人公式サイトの「楽器」のページには、2018年5月より前のマウスピースとリードも載っています。

時期(ページの見出し・表記)

マウスピース

リード

1990年代~2004年までの楽器情報

VANDOREN B45 Lyre

VANDOREN 3or3・1/2

2004年~の使用楽器

YAMAHA GRAVIS 60F/VANDOREN B45 Lyre

RICO GRAND CONCERT EVOLUTION UNFILED 3番

最新情報(2012年12月より)

VANDOREN M30/YAMAHA 4CM

─

※北村英治 公式サイト「楽器」のページをもとに編集部がまとめました。「─」はその欄に記載がない項目です。どのマウスピースをどのクラリネットに使ったかは、ページに書かれていません。

出典:北村英治 公式サイト「楽器」

北村英治のクラリネットの代わりに探せるヤマハのクラリネット3選

YCL-952 Finesseは、ヤマハの今の製品一覧と価格表に載っていません。そこで、同じヤマハで、今新品を探せるB♭クラリネットを3本紹介します。YCL-952の仕様はヤマハのアーティストページと今の製品一覧に載っていないため、仕様が近いかどうかは分かりません。どれも北村英治の楽器とは別のクラリネットで、音が同じとは限りません。

クラリネット

種類

特徴

値段(税込)

手に入れ方

YCL-CSVR

ヤマハのカスタムのB♭クラリネット(2025年9月発売)

YCL-CSVの基本性能に磨きをかけたモデル、グラナディラの選別材、65mmのバレル

654,500円(希望小売価格)

ヤマハ公式に今の製品として掲載

YCL-SEV

ヤマハのカスタムのB♭クラリネット(2025年9月発売)

SEをベースに、独特の形のバレルとベルを採用

550,000円(希望小売価格)

ヤマハ公式に今の製品として掲載

YCL-650

ヤマハのB♭クラリネット

性能と求めやすい価格を両立させたモデル、ベルやバレルはカスタムSE-Vに極めて近い仕様

297,000円(希望小売価格)

ヤマハ公式に今の製品として掲載

※ヤマハ公式の各製品ページと管楽器の価格表(2026年1月1日現在)をもとに編集部がまとめました。A管があるモデルは、A管の価格を載せていません。YCL-650は、価格表では「推奨価格」と書かれています。

1. YCL-CSVR

  • 種類:ヤマハのB♭クラリネットです。A管のYCL-CSVR-Aもあります。

  • 特徴:ヤマハは「これまでのカスタム'YCL-CSV'(YCL-852IIV)の持つ基本性能に磨きをかけ(Refine)、多彩で自由な表現力を持つ楽器を目指したモデルです。」と紹介しています。管体はグラナディラ(クラリネットの管体に使われる木の一つ)の選別材で、キイは洋白(銅・ニッケル・亜鉛の合金)を鍛造し、銀メッキをしたものです。

  • 値段:希望小売価格は654,500円(税込)です。

  • 手に入れ方:2025年9月に発売された今のモデルです。お店で試奏できるか聞いてみましょう。

2. YCL-SEV

  • 種類:ヤマハのB♭クラリネットです。A管のYCL-SEVAもあります。

  • 特徴:ヤマハは「レスポンスに優れ、輝かしい響きを放つSEをベースに、独特の形状を持つバレルとベルを採用しています。」と紹介しています。キイの仕組みは「17キイ6リング・ベーム式」です。ベーム式とは、クラリネットのキイの仕組みと指使いの方式の一つです。

  • 値段:希望小売価格は550,000円(税込)です。

  • 手に入れ方:2025年9月に発売された今のモデルです。楽器店で探してみましょう。

3. YCL-650

  • 種類:ヤマハのB♭クラリネットです。

  • 特徴:ヤマハは「高い性能とお求めやすい価格を両立させたハイ・コストパフォーマンスモデル」と紹介しています。ベルやバレル、トーンホール(管にあいた音の穴)などは、「カスタムSE-Vに極めて近い仕様」だそうです。

  • 値段:希望小売価格は297,000円(税込)です。

  • 手に入れ方:ヤマハ公式に今の製品として載っています。楽器店で探してみましょう。

出典:ヤマハ「YCL-CSVR」/ヤマハ「YCL-CSVR」仕様/ヤマハ「YCL-SEV」/ヤマハ「YCL-SEV」仕様/ヤマハ「YCL-650」/ヤマハ「YCL-650」仕様/ヤマハ 管楽器 価格表(PDF、2026年1月1日現在)

北村英治のクラリネットについてよくある質問

北村英治のクラリネットのメーカーは?

ヤマハです。ヤマハ公式のアーティストページでは、北村英治の「愛用楽器」が「YCL-952 Finesse」と紹介されています。本人公式サイトでも、2018年5月からのクラリネットとして「YAMAHA FINESS 1070」が載っています。2013年のインタビューでは、本人が「僕は今ヤマハを使っている」と話しています。

北村英治のクラリネットは今も手に入る?

新品で探すのは難しそうです。YCL-952は、ヤマハの今の製品一覧と2026年1月1日現在の価格表に載っていません。クラリネットを扱う中古の専門店に問い合わせてみましょう。

北村英治のマウスピースは?

The Clarinet vol.71(2020年3月10日)の記事では、「ヤマハ 6CM」と答えています。本人公式サイトの2018年5月からの欄にも、「YAMAHA 6CM」が載っています。ヤマハの製品表では、希望小売価格が12,650円(税込)です。

北村英治のリードとリガチャーは?

同じ記事で、リードは「ダダリオ レゼルヴ・エヴォリューション 3」、リガチャーは「自作 Eijiモデル」と答えています。リガチャーは銀(Silver950)で自分で作ったものと答えています。

代わりに探せるヤマハのクラリネットとの違いは?

この記事で紹介した3本は、どれもヤマハ公式で北村英治の「愛用楽器」として紹介されているYCL-952 Finesseとは別のモデルです。YCL-952の仕様がヤマハのアーティストページと今の製品一覧に載っていないので、どこが違うかも比べられません。音が同じとは限りません。

手ごろなモデルを探すなら?

この記事で紹介した3本の中では、ヤマハが「お求めやすい価格」と紹介しているYCL-650が目安になります。希望小売価格は297,000円(税込)です。

まとめ|北村英治の愛用楽器としてヤマハ公式が紹介するのはFinesse

ヤマハ公式のアーティストページでは、北村英治の「愛用楽器」は「YCL-952 Finesse」と紹介されています。本人公式サイトでは2018年5月からのクラリネットとして「YAMAHA FINESS 1070」が載っていて、2020年の専門誌の記事でも「ヤマハ Finesse」と答えています。マウスピースはヤマハの6CM、リードはダダリオのレゼルヴ・エヴォリューション、リガチャーは自作のものと、2020年の誌面で答えています。代わりにヤマハの新品を探すなら、ヤマハのカスタムならYCL-CSVRやYCL-SEV、手ごろさならYCL-650が選ぶ目安です。

※本記事は特定のメーカー・販売店・買取業者との広告提携に基づくものではありません。

サウンドマニア編集部

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