
久石譲の使用ピアノ|録音で弾いたスタインウェイとヤマハと似たピアノ3選
サウンドマニア編集部/楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選…
久石譲が2005年のインタビューで「すごく気に入っています」と話したのが、自分のスタジオにあるスタインウェイのピアノです。
この記事では、このピアノと、久石譲がアルバム『ETUDE』の録音で弾いたスタインウェイ「Steinway D type」(編集部はD-274と判断)とヤマハ「CFIIIS」を紹介します。D-274とCFIIISは、種類・特徴・値段・手に入れ方も紹介します。ベーゼンドルファーのピアノや、曲作りで使ってきたシンセサイザー、似たピアノ3つも紹介します。
久石譲がスタジオと録音で弾いたピアノ一覧
この記事で確かめた資料(本人のインタビュー、CDのクレジット、楽譜への寄稿文)に出てくる、久石譲が弾いたピアノは次のとおりです。クレジットとは、CDに参加した人や使った楽器を書いた欄のことです。スタジオのスタインウェイ以外は、録音した場所のピアノです。
ピアノ | メーカー | 場面 |
|---|---|---|
スタジオのスタインウェイ(機種は不明) | スタインウェイ | 本人のスタジオ。2005年のインタビューで「僕がアルバムでピアノを弾くときは、ほとんどそのピアノですね。」と話した。曲によっては別のスタインウェイを用意してもらうこともあるとも話した |
Steinway D type(編集部はD-274と判断) | スタインウェイ | アルバム『ETUDE ~a Wish to the Moon~』(2003年3月発売)。録音は東京オペラシティ コンサートホール |
CFIIIS(クレジットの表記は「YAMAHA CF III S」) | ヤマハ | 同じ『ETUDE』のクレジットに、スタインウェイと並んで書かれている |
すみだトリフォニーホールのスタインウェイ(機種は不明) | スタインウェイ | アルバム『WORKS III』の録音(2005年のインタビューで本人が話した) |
ベーゼンドルファー(機種は不明) | ベーゼンドルファー | アルバム『Piano Stories』(1988年7月発売)の4曲。1986年秋、ロンドンのサームウェストスタジオで録音 |
スタインウェイ(機種は不明) | スタインウェイ | 『Piano Stories』の残りの曲。1988年1月に東京で録音 |
※キーボード・マガジン2005年10月号のインタビュー、『ETUDE』のクレジット、『Piano Stories』の楽譜に久石譲が寄せた文(1989年1月)をもとに編集部がまとめました。どれも、久石譲のファンサイト「響きはじめの部屋」に書き写されたものを読んでいます。『ETUDE』のクレジットには2台が並んで書かれていて、どの曲でどちらを弾いたかは書かれていません。
出典:キーボード・マガジン2005年10月号のインタビュー(響きはじめの部屋)/『ETUDE ~a Wish to the Moon~』のクレジット(響きはじめの部屋)/『Piano Stories』の楽譜への寄稿とクレジット(響きはじめの部屋)
久石譲のスタジオにあるスタインウェイとは
2005年に「僕のスタジオにあるスタインウェイがすごく気に入っています」と話した
久石譲は、キーボード・マガジン2005年10月号のインタビューで、自分のスタジオのピアノについてこう話しています。
「僕のスタジオにあるスタインウェイがすごく気に入っています。」
そのピアノは「どちらかというと昔のタイプ」で、今のスタインウェイよりペダルのスプリング(ばね)がとても弱いそうです。音については「きらびやかじゃなくて、ホワンとしています。」と話し、「僕がアルバムでピアノを弾くときは、ほとんどそのピアノですね。」と続けています。ただし、曲によってもっと派手な音が欲しいときは、別のスタインウェイを用意してもらうこともあるそうです。
ただし、このインタビューでは、スタジオのスタインウェイの機種名と、いつ手に入れたかは話していません。そのため、この記事では値段と手に入れ方を載せていません。
出典:キーボード・マガジン2005年10月号のインタビュー(響きはじめの部屋)
スタインウェイの公式サイトでは「Steinway Artist」として紹介
スタインウェイ・ジャパンの公式サイトには、久石譲のページがあり、「Joe Hisaishi is a Steinway Artist.」(久石譲はスタインウェイ・アーティストです)と書かれています。
同じページには、久石譲の言葉として次の一文が載っています。
「My technique was built up by Steinway pianos. And they are the most important partners of my life.」(私のテクニックはスタインウェイのピアノで作られました。スタインウェイは、私の人生でいちばん大切なパートナーです。)
このページには、この言葉をいつ、どこで話したかは書かれていません。また、このあと『ETUDE』と『Piano Stories』の資料で紹介するように、久石譲はヤマハやベーゼンドルファーのピアノでも録音しています。
久石譲が『ETUDE』で弾いたスタインウェイ「D type」(編集部はD-274と判断)とは
D-274はスタインウェイのコンサートグランドピアノ
D-274とは、スタインウェイのコンサートグランドピアノ(大きなホールで弾くための、大きなグランドピアノ)です。スタインウェイ・ジャパンの公式サイトでは「スタインウェイのフラグシップモデル」(いちばん上のモデル)と紹介されています。
久石譲のアルバム『ETUDE ~a Wish to the Moon~』のクレジットには、「Steinway D type, YAMAHA CF III S」と書かれています。スタインウェイ・ジャパンのD-274のページには、ピアニストの内田光子の言葉として「Steinway Model Dを弾き始めると、演奏が変わります。」が載っていて、D-274が「Model D」とも呼ばれていることが分かります。そのため、この記事ではクレジットの「Steinway D type」をD-274(Model D)と判断しています。録音は2002年7月から2003年2月まで、東京オペラシティ コンサートホールで行われました。
久石譲は、キーボード・マガジン2005年10月号のインタビューで、録音した会場のピアノについて「好きなのはアルバム『ETUDE』などで使ったオペラシティのスタインウェイ。」「あそこのピアノはすごくいいですよ。」と話しています。
出典:『ETUDE ~a Wish to the Moon~』のクレジット(響きはじめの部屋)/スタインウェイ・ジャパン「D-274」/キーボード・マガジン2005年10月号のインタビュー(響きはじめの部屋)
D-274の特徴は奥行き274cm・重さ約500kgの大きな本体
D-274は、奥行きが274cmある大きなピアノです。名前の「274」は、奥行きの274cmと同じ数字です。
項目 | 仕様 |
|---|---|
奥行(前から後ろまでの長さ) | 274cm |
横幅 | 157cm |
重さ | 約500kg |
最長の鍵盤の長さ | 62.2cm |
※スタインウェイ・ジャパン公式サイトの製品ページをもとに編集部がまとめました。
D-274の値段はスタインウェイ・ジャパンに問い合わせよう
スタインウェイ・ジャパンの公式サイトには、D-274の値段が載っていません。新品の値段は、公式サイトの問い合わせフォームで確かめてみましょう。
D-274を手に入れるならスタインウェイ・ジャパンに相談しよう
D-274の新品は、スタインウェイ・ジャパンの公式サイトの問い合わせフォームで相談できます。試しに弾いてみたいときも、同じフォームから申し込めます。
デジマート(楽器の売り買いができるサイト)で「Steinway D-274」と検索したところ、中古の出品はありませんでした。そのため、中古の相場は載せていません。
出典:スタインウェイ・ジャパン「D-274」/デジマートの検索結果(Steinway D-274)
久石譲が『ETUDE』で弾いたヤマハ「CFIIIS」とは
CFIIISはヤマハのコンサートグランドピアノ
CFIIISとは、ヤマハのコンサートグランドピアノです。ヤマハの公式サイトによると、1983年に「CFIII」が発表され、さらに改良された「CFIIIS」が1991年に発売されました。CFIIISは、1996年と2001年にも改良されています。
久石譲の『ETUDE ~a Wish to the Moon~』のクレジットには、スタインウェイと並んで「YAMAHA CF III S」と書かれています。同じクレジットには、ピアノ技術者(Piano Technician)として、Masanori Hanaoka、Toshiro Suzuki(YAMAHA Corporation)の名前も載っています。
出典:ヤマハ「The History of Yamaha CF Grand Pianos」/『ETUDE ~a Wish to the Moon~』のクレジット(響きはじめの部屋)
CFIIISの特徴は歌うような高音と力強い低音という評価
アメリカのヤマハは、CFIIISを紹介するニュースリリースで、CFIIISを9フィートのコンサートグランドと紹介しています。音については、同じリリースの中で、ニューポート音楽祭の総支配人マーク・マルコヴィッチが「The CFIIIS is well known for its bel canto treble and its thundering bass.」(CFIIISは、歌うような高音と、とどろくような低音で知られています)と話しています。
CFIIISの値段は資料で確かめられなかった
CFIIISの発売したときの値段は、ヤマハ「The History of Yamaha CF Grand Pianos」には書かれていません。
ヤマハは2010年に、コンサートグランドピアノ「CFX」を発売しました。2022年3月2日には次世代モデルのCFXが発表され、発表したときの希望小売価格は23,100,000円(税込)です。
出典:ヤマハ「The History of Yamaha CF Grand Pianos」/ヤマハのニュースリリース(2022年3月2日)
CFIIISを手に入れるなら中古を探そう
デジマートで「CFIIIS」と検索したところ、中古の出品はありませんでした。そのため、中古の相場は載せていません。
中古を見つけたときは、次の点を確かめてください。
型番が「CFIIIS」か(最後に「S」が付かない「CFIII」は、1983年に発表された前のモデルです)
作られた年(1991年の発売のあと、1996年と2001年に改良されています)
新品で探すなら、今のヤマハのコンサートグランドピアノCFXを、ヤマハのピアノを扱う店に相談してみましょう。
出典:デジマートの検索結果(CFIIIS)/ヤマハ「The History of Yamaha CF Grand Pianos」
久石譲が『Piano Stories』で弾いたベーゼンドルファーのピアノ
久石譲は、アルバム『Piano Stories』の楽譜に寄せた文(1989年1月)で、録音について次のように書いています。
「1986年秋、ロンドンのサームウェストスタジオで、Resphoina、Lady of Spring、Green Requiem、そしてInnocentの4曲をベーゼンドルファーのピアノで、」「残りの曲はその後1988年1月、東京でスタインウェイのピアノで録音することが出来ました。」
この文には、ベーゼンドルファーの機種は書かれていません。そのため、この記事では値段と手に入れ方を載せていません。
キーボード・マガジン2005年10月号のインタビューでは、久石譲は「最近はベーゼンドルファーを全然弾かなくなっちゃいました。」と話しています。「理想のピアノは真ん中から低い音がベーゼンで、高い音がスタインウェイ(笑)。」とも話しています。
出典:『Piano Stories』の楽譜への寄稿とクレジット(響きはじめの部屋)/キーボード・マガジン2005年10月号のインタビュー(響きはじめの部屋)
久石譲が曲作りで使ってきたシンセサイザーと機材
久石譲は、ピアノのほかに、シンセサイザー(電気で音を作る楽器)やコンピューターを使って曲を作ってきました。専門誌のインタビューやCDのクレジットに出てくるおもな機材は、次のとおりです。
機材 | 種類 | 出てくる資料 |
|---|---|---|
Fairlight CMI(Series II・Series III) | サンプリング・シンセサイザー | キーボード・マガジン1987年12月号・1999年8月号、キーボード・スペシャル1994年2月号 |
Sequential Circuits Prophet-5 | アナログ・シンセサイザー | キーボード・スペシャル1994年2月号、キーボード・マガジン1987年12月号 |
YAMAHA DX7・DX7II | FM音源のシンセサイザー | キーボード・マガジン1987年12月号 |
Roland MC-4 | シーケンサー(演奏を記録して自動で鳴らす機械) | キーボード・スペシャル1994年2月号 |
Roland SH-5 | アナログ・シンセサイザー | キーボード・スペシャル1994年2月号(本人が「1st Keyboard」と話した) |
YAMAHA NS-10M | モニタースピーカー(音を確かめるスピーカー) | サウンド&レコーディング・マガジン2014年11月号 |
MakeMusic Finale | 楽譜を作るソフト | キーボード・マガジン2005年10月号、サウンド&レコーディング・マガジン2014年11月号 |
※各誌のインタビューをもとに編集部がまとめました。どれも、久石譲のファンサイト「響きはじめの部屋」に書き写されたものを読んでいます。
出典:キーボード・マガジン1987年12月号(響きはじめの部屋)/キーボード・スペシャル1994年2月号(響きはじめの部屋)/キーボード・マガジン1999年8月号(響きはじめの部屋)/キーボード・マガジン2005年10月号のインタビュー(響きはじめの部屋)/サウンド&レコーディング・マガジン2014年11月号(響きはじめの部屋)
Fairlight CMI
久石譲は、キーボード・マガジン1999年8月号で、「「ナウシカ」をやってきたときに、知り合いの人が持っていたFAIRLIGHT CMIを初めて使ったんです。」と話しています。そのあと「千数百万円を出してFAIRLIGHTを購入しました。」とも話しています。キーボード・マガジン1987年12月号では、「フェアライトのIIとIII」を使っていると話しています。
種類:オーストラリアのフェアライトが作った、サンプリング・シンセサイザーです。サンプリングとは、本物の楽器や声の音を録音して、鍵盤で鳴らすしくみです。
作られた時期:イギリスの音楽専門誌Sound On Soundは、Series IIを1982〜1983年、Series IIIを1980年代半ばのモデルと紹介しています。
値段:Series IIとSeries IIIの値段は、この記事の出典では確かめていません。Peter Vogel Instrumentsが出した「CMI-30A」は、その会社の公式サイトで「no longer available or supported」(もう売られておらず、サポートもない)と書かれています。
手に入れ方:デジマートで「Fairlight」と検索したところ、中古の出品はありませんでした。iPhoneやiPadなら、Peter Vogel Instrumentsが出しているアプリ「Peter Vogel CMI」がApp Storeで売られています。
出典:キーボード・マガジン1999年8月号(響きはじめの部屋)/キーボード・マガジン1987年12月号(響きはじめの部屋)/Sound On Sound「Fairlight CMI」/Peter Vogel Instruments/App Store「Peter Vogel CMI」/デジマートの検索結果(Fairlight)
Sequential Circuits Prophet-5
久石譲は、キーボード・スペシャル1994年2月号で、「ステップ・アップという意味で買った楽器がProphet-5とリンのドラムと、シーケンスとしてMC-4。」と話しています。
種類:シーケンシャル・サーキット(Sequential Circuits)が1978年に発表した、アナログ・シンセサイザーです。
特徴:5つの音を同時に鳴らせて、音色を記憶して呼び出せるシンセサイザーです。今のシーケンシャルは、「the world's first fully programmable polyphonic synthesizer」(世界で初めての、すべてをプログラムできるポリフォニック・シンセサイザー)と紹介しています。ポリフォニックとは、いくつもの音を同時に鳴らせることです。
値段:1978年に発表されたときの値段は3,995ドルでした。今は、新しく作り直された「Prophet-5 Rev4」があります。
手に入れ方:1978〜1984年に作られたオリジナルは、デジマートで検索した時点で中古の出品が1件だけでした。新品なら、Rev4を楽器店で探してみましょう。
出典:キーボード・スペシャル1994年2月号(響きはじめの部屋)/Sequential「Prophet-5の40周年」(2018年8月31日)/Sequential「Prophet-5 / Prophet-10」/デジマートの検索結果(Prophet-5)
YAMAHA DX7
久石譲は、キーボード・マガジン1987年12月号で、使っている機材について「やっぱりフェアライトのIIとIII、プロフィット5、DX7、DX7II……だいたいその辺ですね。」と話しています。
種類:ヤマハのFM音源(音の波を組み合わせて音を作るしくみ)のデジタル・シンセサイザーです。
特徴:音を作る部品(オペレーター)を6つ持ち、32の音色を本体に記憶できます。
値段:1983年5月に、248,000円で発売されました。
手に入れ方:デジマートで探すと中古の出品がありますが、DX7IIやほかの機種もまざるため、相場は載せていません。中古を買うときは、型番がDX7かDX7IIかを確かめましょう。
出典:キーボード・マガジン1987年12月号(響きはじめの部屋)/ヤマハ「シンセサイザー40周年 Chapter 2」/デジマートの検索結果(DX7)
YAMAHA NS-10M
久石譲は、サウンド&レコーディング・マガジン2014年11月号で、曲を確かめるスピーカーについて「テンモニ(YAMAHA NS-10M)です。」「僕はテンモニが結構好きなんですよ。」と話しています。「テンモニ」は、NS-10Mの呼び名です。
種類:ヤマハのスピーカーです。もとは家で音楽を聴くためのスピーカーとして作られました。
特徴:18cmの白いウーファー(低い音のスピーカー)と、3.5cmのツイーター(高い音のスピーカー)を持つスピーカーです。
値段:NS-10は1978年に発売され、ヤマハは2001年にNS-10の生産を終えたため、新品の値段はありません。
手に入れ方:デジマートで「NS-10M」と検索したところ、中古の出品は7件で、そのうち2件は「NS10M STUDIO」でした。数が少ないため、相場は載せていません。
出典:サウンド&レコーディング・マガジン2014年11月号(響きはじめの部屋)/ヤマハ「NS-10M」(イノベーションロード)/ヤマハ「A History of Yamaha Studio Reference Monitors」/デジマートの検索結果(NS-10M)
MakeMusic Finale
久石譲は、サウンド&レコーディング・マガジン2014年11月号で、「譜面は、MAKE MUSIC Finaleを活用しているので、MIDIで打ち込むことが大半です。」と話しています。
種類:アメリカのMakeMusicが作った、楽譜を作るソフトです。
特徴:久石譲は、MIDI(楽器とコンピューターをつなぐしくみ)で打ち込んで楽譜を作るのに使っていると話しています。
値段:MakeMusicは2024年8月26日に、Finaleの開発を終えると発表しました。MakeMusicのオンラインストアでは、もう購入やアップグレードができません。
手に入れ方:MakeMusicのオンラインストアでは、新しく買うことはできません。
出典:サウンド&レコーディング・マガジン2014年11月号(響きはじめの部屋)/MakeMusic「MakeMusic Sunsets Finale」(2024年8月26日)
久石譲のピアノに似たピアノ3選
D-274やCFIIISは、コンサートグランドピアノです。そこで、家に置ける大きさのグランドピアノを、スタインウェイ、ボストン、ヤマハから1台ずつ紹介します。ただし、大きさが違うので、久石譲が弾いたピアノと同じ音がするわけではありません。
ピアノ | 種類 | 特徴 | 値段(税込) | 手に入れ方 |
|---|---|---|---|---|
スタインウェイ O-180 | スタインウェイの「スモールグランド」でいちばん大きいモデル | 奥行き180cm、重さ約286kg | 公式サイトに載っていない(問い合わせ) | スタインウェイの店に問い合わせる |
ボストン GP-178PE | 島村楽器の紹介では、スタインウェイ&サンズのセカンドブランド(同じ会社が別の名前で出すブランド)のグランドピアノ | 奥行き178cm、重さ333kg | 4,125,000円(2026年4月1日現在、島村楽器のページに載っているメーカー希望小売価格) | ボストンを扱う楽器店で買える |
ヤマハ C3X | ヤマハのグランドピアノ | 奥行き186cm、重さ320kg | 2,860,000円(2025年10月1日現在、ヤマハのカタログ) | ヤマハのピアノを扱う店で買える |
※スタインウェイ・ジャパンの公式サイト、ヤマハのカタログ、島村楽器のページをもとに編集部がまとめました。
1. スタインウェイ O-180
種類:スタインウェイのグランドピアノです。スタインウェイ・ジャパンは、「スモールグランド」(小さめのグランドピアノ)の中でいちばん大きいモデルと紹介しています。
特徴:奥行き180cm、横幅146.5cm、重さ約286kgです。スタインウェイ・ジャパンは「ほとんどの家庭に収まるコンパクトさ」と紹介しています。
値段:スタインウェイ・ジャパンの公式サイトには載っていません。問い合わせフォームで確かめてみましょう。
手に入れ方:スタインウェイ・ジャパンの公式サイトの問い合わせフォームで相談できます。
2. ボストン GP-178PE
種類:島村楽器は、ボストンを「スタインウェイ&サンズのセカンドブランド」と紹介しています。GP-178PEは、そのグランドピアノです。
特徴:奥行き178cm、幅151cm、高さ102cm、重さ333kgです。大きさはO-180とほぼ同じです。
値段:島村楽器のページでは、メーカー希望小売価格は4,125,000円(税込、2026年4月1日現在)です。カバー・椅子・運送据付料は含まれていません。
手に入れ方:ボストンを扱う楽器店で探してみましょう。
3. ヤマハ C3X
種類:ヤマハのグランドピアノです。ヤマハは、「コンサートグランドピアノCFXの遺伝子を」受け継いだピアノと紹介しています。
特徴:奥行き186cm、幅149cm、高さ101cm、重さ320kgです。
値段:ヤマハのカタログで2,860,000円(税込、2025年10月1日現在)です。
手に入れ方:ヤマハのピアノを扱う店で探してみましょう。
※スタインウェイ・ジャパンの公式サイト、ヤマハのカタログ、島村楽器のページをもとに編集部がまとめました。
出典:スタインウェイ・ジャパン「O-180」/島村楽器 グランフロント大阪店「ボストン」/ヤマハ「ピアノ総合カタログ」(2025年10月1日現在)
久石譲のピアノについてよくある質問
久石譲のピアノのメーカーは?
キーボード・マガジン2005年10月号のインタビューでは、スタジオのピアノはスタインウェイだと話しています。スタインウェイの公式サイトでも、スタインウェイ・アーティストとして紹介されています。録音では、ヤマハのCFIIISやベーゼンドルファーも弾いています。
久石譲の自宅のピアノは?
この記事で確かめた資料には、自宅のピアノのメーカーと機種は書かれていませんでした。2005年のインタビューで話しているのは、スタジオのスタインウェイです。
久石譲はスタインウェイ・アーティスト?
はい。スタインウェイ・ジャパンの公式サイトに、「Joe Hisaishi is a Steinway Artist.」と書かれています。
『ETUDE』で弾いたピアノは?
クレジットには「Steinway D type, YAMAHA CF III S」と書かれています。録音は東京オペラシティ コンサートホールです。どの曲でどちらのピアノを弾いたかは、クレジットからは分かりません。
D-274はいくら?
スタインウェイ・ジャパンの公式サイトには値段が載っていません。新品の値段は、公式サイトの問い合わせフォームで確かめられます。
久石譲が『風の谷のナウシカ』で使ったシンセサイザーは?
キーボード・マガジン1999年8月号で、「「ナウシカ」をやってきたときに、知り合いの人が持っていたFAIRLIGHT CMIを初めて使ったんです。」と話しています。
まとめ|久石譲がスタジオと録音で弾いたピアノはスタインウェイが中心
久石譲は、2005年のインタビューで、スタジオのスタインウェイを「すごく気に入っています」と話しています。録音では、『ETUDE』でスタインウェイの「D type」(編集部はD-274と判断)とヤマハのCFIIIS、『Piano Stories』でベーゼンドルファーとスタインウェイを弾いています。似たピアノを探すなら、同じスタインウェイならO-180、島村楽器が「スタインウェイ&サンズのセカンドブランド」と紹介するボストンならGP-178PE、ヤマハならC3Xが選ぶ目安です。
※本記事は特定のメーカー・販売店・買取業者との広告提携に基づくものではありません。
サウンドマニア編集部
楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選びや、メンテナンス・演奏に関する実用的な情報をわかりやすくお届けします。


