
葉加瀬太郎のバイオリン|所有する1843年製ロッカと監修モデル、代わりのバイオリン3選
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葉加瀬太郎が所有している名器が、ジョゼッペ・アントニオ・ロッカの1843年製のバイオリン「ex Sigerman」です。
この記事では、このバイオリンの種類・特徴と、値段や手に入れ方について分かっていることを紹介します。代わりに新品で探せるバイオリン3つと、葉加瀬太郎が愛用している弦・肩当て・松脂、ライブの音響機材も紹介します。
葉加瀬太郎のバイオリン「ロッカ ex Sigerman」とは
弦楽器専門店ラルジュが紹介する1843年製のロッカ
弦楽器専門店ラルジュの公式サイトに、葉加瀬太郎のバイオリンを紹介したページがあります。このページの日付の表示はありませんが、ページのアドレスには「201403」とあります。
このページで紹介されているのは、ジョゼッペ・アントニオ・ロッカが作った1843年製のバイオリン「ex Sigerman」です。「ex Sigerman」は、この楽器に付けられた呼び名(愛称)です。名器には、昔の持ち主などの名前を取った呼び名が付けられることがあります。
ラルジュによると、ロッカ(1807~1865)は、イタリアのトリノに近いバルバレスコで生まれたバイオリン職人です。
楽器 | 製作年 | 葉加瀬太郎との関係(誰がどう紹介しているか) |
|---|---|---|
ジョゼッペ・アントニオ・ロッカ「ex Sigerman」 | 1843年製 | 葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップ(2026年10月16日に確認)と島村楽器の店舗の記事(2020年・2022年)では「葉加瀬太郎さんご所有」「葉加瀬太郎さん所有」のオールドバイオリン。ラルジュは、葉加瀬太郎がこの楽器に「出会い」、「傑出した強い魂を感じたそうです」と紹介 |
ジョゼッペ・アントニオ・ロッカ「ex Taro」 | 1845年製 | ラルジュは「7年間使用していました」と紹介 |
※ラルジュ、葉加瀬太郎の公式サイト、島村楽器の店舗のページをもとに編集部がまとめました。
出典:弦楽器専門店 ラルジュ「Giuseppe Antonio Rocca “ex Sigerman”」/葉加瀬太郎 公式サイト「葉加瀬太郎シグネーチャーモデル「Antonio Tarontino」バイオリンセット HT-220」/島村楽器 ららぽーとEXPOCITY店(2022年9月10日)/島村楽器 沖縄・浦添 パルコ シティ店(2020年12月3日)
その前は1845年製のロッカ「ex Taro」を7年間使っていた
ラルジュのページによると、葉加瀬太郎はロッカの「太く力強い音」などに惹かれて、1845年製のロッカ「ex Taro」を7年間使っていました。
そのあとに出会ったのが、1843年製の「ex Sigerman」です。ラルジュは、葉加瀬太郎が「それまでとは異質のレベルを感じ、玉石混交数ある作品のなかでも傑出した強い魂を感じたそうです」と紹介しています。ex Taroを使っていた7年間が何年から何年までかは、このページには書かれていません。
出典:弦楽器専門店 ラルジュ「Giuseppe Antonio Rocca “ex Sigerman”」
公式サイトと島村楽器は「葉加瀬太郎さんご所有」の名器と紹介
葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップにも、このバイオリンが出てきます。葉加瀬太郎のシグネチャーモデル(本人の名前が付いた製品)「Antonio Tarontino HT-220」のページに、「葉加瀬太郎さんご所有のオールドバイオリン、名器Giuseppe Antonio Rocca 1843年「ex.Sigerman」」と書かれています(2026年10月16日に確認)。
島村楽器の店舗の記事にも、同じ内容が書かれています。ららぽーとEXPOCITY店の記事(2022年9月10日)には、「葉加瀬太郎さんご所有のオールドバイオリン、名器Giuseppe Antonio Rocca 1843年「ex.Sigerman」」とあります。オールドバイオリンとは、古い時代に作られたバイオリンのことです。沖縄・浦添 パルコ シティ店の記事(2020年12月3日)にも、「葉加瀬太郎さん所有」と同じ内容が書かれています。
出典:葉加瀬太郎 公式サイト「葉加瀬太郎シグネーチャーモデル「Antonio Tarontino」バイオリンセット HT-220」/島村楽器 ららぽーとEXPOCITY店「【バイオリン】葉加瀬太郎さんシグネチャーモデル モデルチェンジして9月10日より発売開始」(2022年9月10日)/島村楽器 沖縄・浦添 パルコ シティ店「葉加瀬太郎シグネチャーモデル【Antonio Tarontino/HT-200】待望の再入荷!」(2020年12月3日)
ロッカ ex Sigermanの特徴はストラディヴァリの型とガルネリ風の低いアーチ
ストラディヴァリやガルネリの研究から生まれた楽器
ラルジュによると、ロッカは、当時活躍していた職人ジョバンニ・F・プレセンダの工房で働いていました。その後、ストラディヴァリの「Messiah」とガルネリの「Alard」という2つの名器の手入れや修理を担当しました。
このころからロッカは、「主にメサイアとアラールのコピーを製作していきます」とラルジュは紹介しています。コピーとは、名器の形や作りをまねて作った楽器のことです。
出典:弦楽器専門店 ラルジュ「Giuseppe Antonio Rocca “ex Sigerman”」
ex Sigermanの形と見た目
ラルジュは、ex Sigermanの特徴を次のように紹介しています。
項目 | ラルジュの紹介 |
|---|---|
形(フォーム) | ストラディヴァリの型を使っている |
アーチ(表板や裏板のふくらみ) | とても低く、ガルネリをイメージさせる |
ボディ(胴体)の幅 | 少しワイド |
ニス(表面の塗装)の色 | ゴールドの地色に、赤いニス |
材料 | 師のプレセンダに勝るとも劣らない、抜群の材料 |
※ラルジュのページをもとに編集部がまとめました。
ラルジュは、このバイオリンをロッカの作品の中でも「“渾身の秀作”」と紹介しています。
出典:弦楽器専門店 ラルジュ「Giuseppe Antonio Rocca “ex Sigerman”」
アルバム『JAPONISM』で音が聴ける
ラルジュのページには、「この楽器の音をお聴きになりたい方は、葉加瀬太郎さんの CD『JAPONISM』でお聴きいただけます。」と書かれています。『JAPONISM』は、2013年8月21日に発売されたアルバムです。
出典:弦楽器専門店 ラルジュ「Giuseppe Antonio Rocca “ex Sigerman”」/Billboard JAPAN「葉加瀬太郎」
本人が話す愛用のバイオリン
三陽商会のSANYOCOATのインタビューで、葉加瀬太郎は「僕が愛用しているヴァイオリンは、200〜300年前につくられたものなんですが、弾くのはもちろん眺めているだけでもゾクゾクします。」と話しています。このページに日付の表示はありません。
このインタビューでは、楽器の名前は出ていません。1843年製のロッカは、作られてから約180年です。ここで話しているバイオリンがロッカなのかどうかは分かりません。
同じインタビューで、「僕も一時的に弾かせてもらっているという感覚。」とも話しています。本人は、古いバイオリンは何人もの演奏家の手を渡ってきたもので、いつかまた次の誰かへ受け継がれていく、とも話しています。
出典:三陽商会「【SANYOCOAT】FEATURE:葉加瀬太郎(ヴァイオリニスト・作曲家) インタビュー」
ロッカ ex Sigermanの値段は紹介ページに書かれていない
葉加瀬太郎のロッカの値段は、ラルジュのページにも、島村楽器の記事にも書かれていません。本人の公式サイトのオンラインショップのHT-220のページにも、値段は書かれていません。公式サイトのBiographyのページとHATSのアーティストページには、使用楽器も値段も書かれていません。
楽器の通販サイトのデジマートで、2026年10月16日にバイオリンのカテゴリで「Rocca」と検索しました。該当した19件のうち、確認できた商品は葉加瀬太郎のシグネチャーモデルで、ロッカが作ったバイオリンは見つかりませんでした。
出典:葉加瀬太郎 公式サイト「葉加瀬太郎シグネーチャーモデル「Antonio Tarontino」バイオリンセット HT-220」/葉加瀬太郎 公式サイト「Biography」/HATS「葉加瀬太郎」/デジマートの検索結果(バイオリン「Rocca」)
葉加瀬太郎のバイオリンの代わりに探せるバイオリン3選
デジマートで確認できた範囲ではロッカのバイオリンは見つからなかったため、新品で探せるバイオリンを3つ紹介します。ex Sigermanと同じストラディヴァリの形をもとにしたモデル、ガルネリの作品をもとにしたモデル、葉加瀬太郎が監修したモデルです。どれもロッカの楽器ではなく、音が同じとは限りません。
バイオリン | 種類 | 特徴 | 値段(税込) | 手に入れ方 |
|---|---|---|---|---|
ヤマハ YVN500S | ヤマハのバイオリン | ストラディヴァリの形がもと | 2,002,000円(希望小売価格) | ヤマハ公式サイトに生産完了の表示はない |
ヤマハ V20G | ヤマハのバイオリン | ガルネリ・デル・ジェスの作品がもと | 330,000円(希望小売価格) | ヤマハ公式サイトに生産完了の表示はない |
Antonio Tarontino HT-220 | 葉加瀬太郎のシグネチャーモデルのバイオリンセット | 葉加瀬太郎が監修、裏板の木目はex Sigermanと同じ組み方 | 220,000円 | 葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップで買える(2026年10月16日時点) |
※ヤマハ公式サイト、葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップ、島村楽器のページをもとに編集部がまとめました。
1. ヤマハ YVN500S
種類:ヤマハのバイオリンです。
特徴:ヤマハは「ストラディバリウスの形状をベースに」作ったと紹介しています。ex Sigermanも、ストラディヴァリの型を使っていると紹介されています。ヤマハは、このバイオリンを「ヤマハバイオリンのフラッグシップモデル」(いちばん上のモデル)と紹介しています。
値段:希望小売価格は2,002,000円(税込)です。3本の中でいちばん高いモデルです。
手に入れ方:ヤマハ公式サイトに生産完了の表示はありません。新品を楽器店で探してみましょう。
2. ヤマハ V20G
種類:ヤマハのバイオリンです。
特徴:ヤマハは「ガルネリ・デル・ジェスの作品をベースに」作ったと紹介しています。ex Sigermanも、アーチがガルネリをイメージさせると紹介されています。
値段:希望小売価格は330,000円(税込)です。
手に入れ方:ヤマハ公式サイトに生産完了の表示はありません。新品を楽器店で探してみましょう。弓やケースが付いたV20SGは、生産完了品です。
3. Antonio Tarontino HT-220
種類:葉加瀬太郎のシグネチャーモデルのバイオリンセットです。HT-200(島村楽器が企画し、本体・弓・ケースを葉加瀬太郎と共同で開発したセット)の後継モデルで、バイオリン・弓・ケースなどがセットになっています。
特徴:葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップは、本体の木材の選び方から付属の弓・弦・肩当て・松脂まで、本人が「自らセレクトし、完全監修しました」と紹介しています。公式サイトのオンラインショップによると、裏板の虎杢(トラの模様のような木目)は、ex Sigermanと同じように上向きのV字に組み合わせて作られています。
値段:葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップでは、220,000円(税込)です。3本の中でいちばん手ごろです。
手に入れ方:2026年10月16日時点で、葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップで売られています。島村楽器の店舗でも扱っているか、お店に問い合わせてみましょう。
出典:葉加瀬太郎 公式サイト「葉加瀬太郎シグネーチャーモデル「Antonio Tarontino」バイオリンセット HT-220」/島村楽器 ららぽーとEXPOCITY店(2022年9月10日)/島村楽器「葉加瀬太郎監修の国産バイオリンセット 12月8日(土)より発売。先行予約受付中」(2018年10月9日)
葉加瀬太郎のシグネチャーモデル「Antonio Tarontino」の歩み
2018年に300セット限定で発売されたHT-200
島村楽器のプレスリリース(2018年10月9日)によると、最初のモデル「Antonio Tarontino(アントニオ・タロンティーノ) HT-200」は、葉加瀬太郎が監修した国産のバイオリンセットです。本体・弓・ケースは、葉加瀬太郎と共同で開発されました。
2018年12月8日発売と告知され、限定300セットで、価格は180,000円(税抜)でした。名前は、2017年のコンサートツアー「VIOLINISMⅢ」の演出に出てきた登場人物から取られています。その役を演じたのは、葉加瀬太郎本人です。
葉加瀬太郎は、「僕の難しいリクエストをたくさん聞いていただいて、ひきやすく、鳴らしやすいバイオリンが完成しました。相棒としてかわいがってくれたら嬉しいです!」とコメントしています。
出典:島村楽器「葉加瀬太郎監修の国産バイオリンセット 12月8日(土)より発売。先行予約受付中」(2018年10月9日)
2022年にモデルチェンジしたHT-220
島村楽器のららぽーとEXPOCITY店の記事(2022年9月10日)によると、モデルチェンジしたモデルが9月10日から発売されました(記事の公開日は2022年9月10日)。この記事の販売価格の表では、品番はHT-220です。2026年10月16日時点では、葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップでHT-220が売られています。
この記事では、葉加瀬太郎の「ビギナーでも鳴らし易く響きが良いものを」というリクエストに応えて、響板(音を響かせる板)の厚みを細かく削り分けたと紹介されています。また、ニスを変えて本体を軽くしたとも書かれています。表板の木材はヨーロピアン・スプルース、裏板・横板はヨーロピアン・メイプルです。
出典:島村楽器 ららぽーとEXPOCITY店「【バイオリン】葉加瀬太郎さんシグネチャーモデル モデルチェンジして9月10日より発売開始」(2022年9月10日)/葉加瀬太郎 公式サイト「葉加瀬太郎シグネーチャーモデル「Antonio Tarontino」バイオリンセット HT-220」
葉加瀬太郎が愛用している弦・肩当て・松脂
シグネチャーモデルのセットには、葉加瀬太郎がふだん使っているものと同じブランド・同じ型の弦・肩当て・松脂が入っています。島村楽器のプレスリリース(2018年)と葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップに、「葉加瀬太郎氏が普段から愛用しているものと同ブランド・同型の商品です。」と書かれています。
機材 | 種類 | 特徴 | 値段(税込) | 手に入れ方 |
|---|---|---|---|---|
ピラストロ Evah Pirazzi | バイオリンの弦 | ピラストロの弦 | 店によって違う | 楽器店で買える |
KUN BRAVO | バイオリンの肩当て | 木の板を重ねて曲げて作った木製の肩当て | 22,000円(Bravo 800、島村楽器アミュプラザ長崎店) | 楽器店で買える |
ベルナルデル | バイオリンの松脂 | 粒子が細かく、さらっとした弾き心地 | 2,750円(島村楽器ロハル津田沼店) | 楽器店で買える |
※島村楽器のプレスリリース、葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップ、島村楽器の店舗のページをもとに編集部がまとめました。
ピラストロ Evah Pirazzi(エヴァ・ピラッツィ)
種類:ドイツの弦メーカー、ピラストロのバイオリンの弦です。
特徴:島村楽器のイオンモール甲府昭和店の記事は、「発音や反応の良さはピカイチです。煌びやかで芯のある強い音が出ます。」と紹介しています。
値段:1本ずつ値段が違い、お店によっても違います。島村楽器のイオンモール甲府昭和店の記事(2019年5月4日)では、E線が756円、G線が4,611円(税込)でした。今の値段はお店で確かめてみましょう。
手に入れ方:弦を扱う楽器店で探してみましょう。
出典:島村楽器 イオンモール甲府昭和店「【2020年版バイオリン弦の選び方】」(2019年5月4日)
KUN BRAVO(クン ブラボー)
種類:KUNのバイオリンの肩当てです。肩当ては、バイオリンを肩にのせて支えるための道具です。
特徴:島村楽器のアミュプラザ長崎店の記事は、「木目を積み重ねた硬材を曲げて作られている」木製の肩当てで、「イタリアで手作業で作られています」と紹介しています。島村楽器のプレスリリースと葉加瀬太郎の公式サイトには「KUN BRAVO」とだけあり、葉加瀬太郎が使っているのがどのサイズ・どの種類かは書かれていません。
値段:島村楽器のアミュプラザ長崎店の記事(2024年7月3日)では、「KUNBravo 800」が22,000円(税込)です。
手に入れ方:肩当てを扱う楽器店で探してみましょう。
出典:島村楽器 アミュプラザ長崎店「【弦楽器】アミュプラザ長崎店 展示肩当一覧」(2024年7月3日)/島村楽器「葉加瀬太郎監修の国産バイオリンセット 12月8日(土)より発売。先行予約受付中」(2018年10月9日)/葉加瀬太郎 公式サイト「葉加瀬太郎シグネーチャーモデル「Antonio Tarontino」バイオリンセット HT-220」
ベルナルデル
種類:バイオリンなどの松脂です。松脂は、弓の毛に塗って弦をこすったときに音が出るようにするものです。
特徴:島村楽器のロハル津田沼店の記事は、「粒子の細かさとさらっとした弾き心地、純度の高い綺麗な音色が最大の特長。」と紹介しています。
値段:島村楽器のロハル津田沼店の記事(2021年4月20日)では、2,750円(税込)です。
手に入れ方:弦楽器を扱う楽器店で探してみましょう。
出典:島村楽器「葉加瀬太郎監修の国産バイオリンセット 12月8日(土)より発売。先行予約受付中」(2018年10月9日)/葉加瀬太郎 公式サイト「葉加瀬太郎シグネーチャーモデル「Antonio Tarontino」バイオリンセット HT-220」/島村楽器 ロハル津田沼店の記事(2021年4月20日)
2018年のツアーで葉加瀬太郎のライブを支えた音響機材
音元出版のサイト「PHILE WEB」の記事(2019年2月15日)で、「葉加瀬太郎コンサート2018ツアー」で音響監督を務めた鳥山雄司(ギタリストとしても参加)が、そのツアーの舞台裏を話しています。話しているのは本人ではなく、鳥山雄司です。
機材・やり方 | 鳥山雄司の話 |
|---|---|
ワイヤレスを使わない | 「ステージでもワイヤレスを使わないんですよ。」「平気で30mとか引き回すんです。」 |
コンタクトマイク | 「特にヴァイオリンはコンタクトマイクを使うので」 |
イヤモニを使わない | 「イヤモニをしないので、サイドモニターからヴァイオリンだけを返しているんです。」 |
ボーズのスピーカー | 「彼のモニター用にボーズのトールボーイを彼専用に立てる」 |
※PHILE WEBの記事をもとに編集部がまとめました。コンタクトマイクとボーズのスピーカーの型番は書かれていません。
コンタクトマイクは、楽器の本体に付けて振動から音を拾うマイクです。イヤモニ(イヤーモニター)は、耳に入れて自分の音を聞くための機材です。記事によると、ステージの音質の調整には、アコースティック・リヴァイブの製品が使われていました。
出典:PHILE WEB「鳥山雄司インタヴュー 。世界的ヴァイオリニスト、葉加瀬太郎コンサートの舞台裏を聞く」(2019年2月15日)(2ページ目・4ページ目)
葉加瀬太郎のバイオリンについてよくある質問
葉加瀬太郎のバイオリンは何?
葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップ(2026年10月16日に確認)と島村楽器の店舗の記事(2022年9月10日)は、ジョゼッペ・アントニオ・ロッカの1843年製のバイオリン「ex Sigerman」を「葉加瀬太郎さんご所有」の名器と紹介しています。弦楽器専門店ラルジュのページ(アドレスに「201403」)は、葉加瀬太郎がこの楽器に出会ったと紹介しています。なお、本人はインタビューで愛用のバイオリンを「200〜300年前につくられたもの」と話していて、これがロッカかどうかは分かりません。
葉加瀬太郎のバイオリンはストラディヴァリウス?
この記事で確かめたラルジュのページと島村楽器の記事では、ストラディヴァリではなく、ロッカのバイオリンとして紹介されています。ラルジュによると、ex Sigermanはストラディヴァリの型を使って作られています。
葉加瀬太郎のバイオリンの値段は?
ラルジュのページ、島村楽器の記事、本人の公式サイト(BiographyのページとHT-220の商品ページ)には、値段は書かれていません。
葉加瀬太郎が前に使っていたバイオリンは?
ラルジュのページによると、1845年製のロッカ「ex Taro」を7年間使っていました。
葉加瀬太郎の弦は?
島村楽器のプレスリリース(2018年)と本人の公式サイトのオンラインショップによると、ふだん愛用しているのと同じブランド・同じ型の弦は、ピラストロのEvah Pirazziです。
葉加瀬太郎モデルのバイオリンは買える?
シグネチャーモデル「Antonio Tarontino HT-220」が、葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップで220,000円(税込)で売られています(2026年10月16日時点)。
まとめ|葉加瀬太郎が所有するバイオリンは1843年製のロッカ「ex Sigerman」
葉加瀬太郎の公式サイトのオンラインショップ(2026年10月16日に確認)と島村楽器の店舗の記事(2020年・2022年)で葉加瀬太郎の所有と紹介されているのは、ジョゼッペ・アントニオ・ロッカの1843年製のバイオリン「ex Sigerman」です。弦楽器専門店ラルジュによると、葉加瀬太郎はこの楽器に出会う前、1845年製のロッカ「ex Taro」を7年間使っていました。ex Sigermanの音は、アルバム『JAPONISM』で聴けると紹介されています。本人がインタビューで話した「200〜300年前につくられたもの」という愛用のバイオリンがロッカかどうかは分かりません。値段は確かめたページには書かれておらず、デジマートで確認できた範囲でもロッカが作ったバイオリンは見つかりませんでした(2026年10月16日時点)。代わりのバイオリンを探すなら、高いモデルならヤマハのYVN500S、中くらいならV20G、手ごろさなら葉加瀬太郎が監修したAntonio Tarontino HT-220が選ぶ目安です。
※本記事は特定のメーカー・販売店・買取業者との広告提携に基づくものではありません。
サウンドマニア編集部
楽器の購入ガイドや基礎知識を発信するサウンドマニア編集部です。ピアノ・ギターをはじめとした楽器選びや、メンテナンス・演奏に関する実用的な情報をわかりやすくお届けします。


