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345(凛として時雨)の使用ベース|SCHECTER AC-345と機材【2026年版】

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凛として時雨のベース・ボーカル、345(ミヨコ)の使用ベースとして、ベース・マガジンのプロフィールページ「BASSIST FILE」(2020年8月17日公開)に掲載されているのは、SCHECTERのアーティストモデルAC-345-PJ-WH/SIGです。同ページでは、アンプはORANGEのAD200B MK3、DIはA-Designs AudioのREDDIと紹介されています。SCHECTERの公式サイトには、345のアーティストモデルとしてAC-345-PJ-WH/SIGとPA-LS/345の2機種が載っています。

ベースを始めたのは凛として時雨の結成時で、最初の1本はFENDER JAPANのMustangでした。本記事では、345のベース遍歴、SCHECTERの2機種の仕様の違い、アンプ・エフェクターの構成、使用ピック、購入時の確認ポイントを、ベース・マガジンの記事とSCHECTER公式サイトの製品情報をもとに整理します。

345のベース遍歴:Mustang、YAMAHA SBV、SCHECTERのアーティストモデル

ベース・マガジンのBASSIST FILEによると、345は2002年に埼玉で凛として時雨を結成し、2008年12月に発売されたシングル「moment A rhythm」でメジャー・デビューしました。ベースを始めた年齢と経緯について、345は同ページで「19歳。凛として時雨を結成するにあたり、ベースを始めました。」と答えています。

最初のベースは、フェンダージャパンのMustangです。ベース・マガジンの企画「私の初心者時代」では「フェンダージャパンのムスタング。池袋の楽器屋さん。」と回答しています。2020年5月4日公開のナタリーの連載「アーティストの音楽履歴書」(ぴあ掲載)では、「Mustangは見た目も好きだし、ショートスケールで弾きやすいかなと思って使ってたんですけど、使っていくうちに自分の中で、時雨で出す理想の音ができてきて、次にYAMAHAのSBVってモデルを使っていました。」と振り返っています。

2020年のBASSIST FILEで使用ベースとして紹介されているのは、SCHECTERのアーティストモデルです。SCHECTER公式サイトのアーティストページには、凛として時雨の345のモデルとして、SCHECTER ARTIST MODELSの「AC-345-PJ-WH/SIG」と、PROGAUGE ARTIST MODELSの「PA-LS/345」が掲載されています。

使用ベース:BASSIST FILEに載るSCHECTER AC-345-PJ-WH/SIG

2020年8月17日に公開されたベース・マガジンのBASSIST FILEでは、使用機材の「ベース」としてSCHECTER AC-345-PJ-WH/SIGが掲載されています。2点の写真のキャプションには、いずれも「ベース・マガジン 2018年3月号掲載」とあります。

時期・出典

ベース

補足

結成時(ナタリー、ベース・マガジン「私の初心者時代」)

FENDER JAPAN Mustang

池袋の楽器店で購入。ショートスケール

Mustangの次(ナタリー)

YAMAHA SBV

本人が「YAMAHAのSBVってモデル」と紹介

ベース・マガジン 2018年3月号掲載の写真(BASSIST FILE、2020年8月17日公開)

SCHECTER AC-345-PJ-WH/SIG

BASSIST FILEの使用機材欄に掲載

※ナタリー「アーティストの音楽履歴書 第20回」(ぴあ掲載、2020年5月4日)、ベース・マガジン「私の初心者時代」(2022年4月30日)、ベース・マガジン「BASSIST FILE-345」(2020年8月17日)をもとに編集部が整理。YAMAHA SBVは本人の呼び方のまま記載しており、具体的な型番は出典に書かれていません。

SCHECTER AC-345-PJ-WH/SIG:アッシュボディにPJレイアウト

SCHECTER公式サイトの製品情報によると、AC-345-PJ-WH/SIGはアッシュボディ、メイプルネック、メイプル指板の組み合わせで、ネックはアングル4点ボルトのジョイントです。ピックアップはSeymour Duncan S-PB-2とSeymour Duncan S-JB-2bのPJレイアウトで、コントロールはVolume/Volume/Tone。カラーはOWH(Olympic White)です。

スケールは35インチで、製品ページには「※35インチスケールに変更となりました」と注記されています。変更の時期は製品ページに書かれていないため、BASSIST FILEに載った本人のベースのスケールは、この注記からは判断できません。

SCHECTERの345モデル:AC-345-PJ-WH/SIGとPA-LS/345の違い

SCHECTER公式サイトに掲載されている345のモデル2機種のスペックは次のとおりです。

項目

AC-345-PJ-WH/SIG

PA-LS/345

シリーズ

SCHECTER ARTIST MODELS

PROGAUGE ARTIST MODELS

ボディ

Ash

Ash

ネック/指板

Maple/Maple

Maple/Maple

フレット

21 Frets(Jescar Fret Wire)

21 Frets

スケール

35"

34"

ジョイント

Angle 4-Bolt

Angle 4-Bolt

ピックアップ

Seymour Duncan S-PB-2/Seymour Duncan S-JB-2b

Seymour Duncan S-PB-2/Seymour Duncan S-JB-2b

ブリッジ

Custom Bass Bridge

Custom Bass Bridge

コントロール

Volume / Volume / Tone

Volume / Volume / Tone

カラー

OWH(Olympic White)

OWH(Olympic White)

価格(税込)

544,500円

192,500円

付属品・備考

ソフトケース、完全受注生産

ソフトケース

※SCHECTER公式サイト「345」アーティストページの製品情報(2026年9月29日確認)をもとに編集部が整理。価格はメーカー表記の税込価格です。

公式スペックで違いが出るのは、スケール(35インチと34インチ)、フレットワイヤーの表記、価格、受注生産かどうかです。ボディ・ネックの材、ピックアップ、コントロール、カラーは2機種で同じ表記になっています。BASSIST FILEの使用機材欄に載っているのはAC-345-PJ-WH/SIGのほうです。

アンプ・DI・エフェクター:BASSIST FILEの機材と、サポート用のサブ・ボード

BASSIST FILEの機材:ORANGEのアンプとSHIGEMORIのペダル

BASSIST FILEでは、アンプとDIの写真に「ベース・マガジン 2018年3月号掲載」、エフェクターの写真に「345's EFFECTS(2019年11月撮影)」とキャプションが付いています。掲載されている機材は次のとおりです。

機材

役割

写真の時点

ORANGE AD200B MK3

アンプ・ヘッド

2018年3月号掲載

ORANGE OBC410

キャビネット

2018年3月号掲載

ORANGE OBC115

キャビネット

2018年3月号掲載

A-Designs Audio REDDI

DI

2018年3月号掲載

KORG Pitchblack

チューナー

2019年11月撮影

SHIGEMORI TRACKS

ベース・プリアンプ

2019年11月撮影

SHIGEMORI PRETONE

トーン・プロセッサー

2019年11月撮影

SHIGEMORI G.O.T

ベース・オーバードライブ

2019年11月撮影

TKI Technology LAZEMAN 3-channel LOOP ver.2

ループ・セレクター

2019年11月撮影

TECH21 SANSAMP BASS DRIVER DI

プリアンプ/DI

2019年11月撮影

Ibanez オリジナル

オリジナル・ペダル(2018年にPD7をモデルに製作)

2019年11月撮影

BOSS ODB-3

ベース・オーバードライブ

2019年11月撮影

FREE THE TONE TRI AVATAR TA-1H

マルチ・ディメンショナル・コーラス

2019年11月撮影

BOSS SYB-5

ベース・シンセサイザー

2019年11月撮影

Ex-pro PS-1

パワー・サプライ

2019年11月撮影

※ベース・マガジン「BASSIST FILE-345」(2020年8月17日公開)の使用機材欄をもとに編集部が整理。役割はページの表記どおりです(Ibanezのオリジナルはページの説明文をもとに記載)。エフェクターの並びはページの掲載順で、接続順を示すものではありません。

Ibanezのオリジナルは、BASSIST FILEの説明で「2018年にPD7をモデルに作っていただきました」と紹介されているペダルです。TECH21のSANSAMP BASS DRIVER DIについては、2022年4月30日公開のベース・マガジン「私の初心者時代」で、「ベース本体の次に買った(買うべき)機材」を尋ねる質問に、「TECH21サンズアンプ・ベース・ドライバーDI(今でも使っています)」と、歪みとコーラスのエフェクターを挙げています。

サポート用のサブ・ボード(2020年):サポートの現場で使うコンパクトなボード

2020年9月15日に公開されたベース・マガジンのペダルトレインの記事(PR記事)では、345のボードが紹介されています。345はこのボードについて「メインの時雨(凛として時雨)とは別のサポート・バンドなどで使うサブ・ボードです。」と説明し、「サポートの現場では自分のアンプを持っていけないことが多いので、その際はこのボードひとつで音作りをしています。」と話しています。ボードはPedaltrainのPT-N24-SC(幅61cm×奥行き36.8cm)です。

接続順

機材

役割

1

KORG Pitchblack

チューナー

2

Tech21 SANSAMP BASS DRIVER DI Vermilion

プリアンプ

3

SHIGEMORI G.O.T Bass Drive

オーバードライブ

4

Ibanez PD7 PHAT-HED Bass Overdrive

オーバードライブ

5

EBS UniChorus

コーラス

6

ZOOM B3

マルチ・エフェクター

7

Pedalogic Custom Effect Manufacture BUFF4

バッファー

※ベース・マガジン「345(凛として時雨)が体感する、ペダルトレインの真価」(2020年9月15日公開)をもとに編集部が整理。接続順は記事に書かれた信号の流れのとおりです。パワーサプライとパッチケーブルは表から除いています。

同じ記事で345は、「メイン・ボードだとサンズアンプはポイントごとに使い分けていますが、このボードでは基本的に踏みっぱなしで使うことが多いです。」と、メイン・ボードとの使い方の違いにも触れています。ボードの傾斜については「ボードに傾斜がついていることもあってスイッチが踏みやすいです。」と話しています。コーラスを歌いながらの踏み替えについて尋ねられた際には、「かかとを地面につけたままスイッチの切り替えができるので、足下に安定性が生まれて歌いながらのペダル踏み替えもスムーズです。」と答えています。

ピック:SCHECTER SPA-345/10WH(ポリアセタール、0.8mm)

2021年5月21日公開のベース・マガジンの企画「やっぱり気になるプロのピック」で、345は使用ピックをSCHECTERのSPA-345/10WH(材質:ポリアセタール、厚さ:0.8mm)と回答しています。選んだ理由は「オルタネイト・ピッキングのときなど、手首の動きがしなやかになりやすい厚さだなと感じています。弾き方によってアタック感もしっかり出ます。」とのことです。

それ以前は「ジム・ダンロップ/TORTEX TRIANGLE 0.73mmをずっと使っていました。一番持ちやすく手が疲れにくいピックでした。」と答えています。弾く前には「どの角が一番削れていないか毎回確認してしまいます」という習慣も紹介されています。

345モデルの価格と入手方法

新品:メーカー価格はAC-345-PJ-WH/SIGが544,500円、PA-LS/345が192,500円

SCHECTER公式サイトの価格は、AC-345-PJ-WH/SIGが544,500円(税込)、PA-LS/345が192,500円(税込)です(2026年9月29日確認)。AC-345-PJ-WH/SIGは完全受注生産と明記されています。

販売店の掲載価格は、メーカー価格と異なる場合があります。2026年9月29日にデジマートで「PA-LS/345」「AC-345」「凛として時雨 345」を検索したところ、新品のベースはPA-LS/345が2件(いずれも154,000円、税込)、AC-345-PJ-WH/SIGが1件(435,600円、税込)掲載されていました。いずれも取り寄せ・予約扱いの掲載で、デジマート上の商品名は「AC-345-PJ-WH-SIG」とハイフン区切りで表記されていました。件数が少ないため、本記事では実測にもとづく相場レンジを掲載していません。

中古:同日のデジマートでは掲載が見つからず、個体ごとに確認

同じ検索では、345モデルのベースの中古は見つかりませんでした。本記事では実測にもとづく中古相場レンジを掲載していません。中古を検討するときは、次の点を確認しながら個体ごとに判断してください。

  • 型番。SCHECTER公式サイトの表記はAC-345-PJ-WH/SIGとPA-LS/345で、販売店によっては「AC-345-PJ-WH-SIG」のように表記が異なります

  • スケール。AC-345-PJ-WH/SIGは公式サイトで35インチ(「35インチスケールに変更となりました」と注記)、PA-LS/345は34インチです。AC-345-PJ-WH/SIGは変更前の個体の可能性もあるため、実際の弦長を確認しましょう

  • ピックアップがSeymour Duncan S-PB-2/Seymour Duncan S-JB-2bのままか、交換されていないか

  • コントロール(Volume/Volume/Tone)の動作とガリの有無、ネックの反りとフレットの残り

  • 純正ソフトケースなど付属品の有無

345が使うピックSPA-345/10WHは、同日のデジマートで10枚入り(970円、税込)と50枚入り(4,350円、税込)などの新品が掲載されていました。

よくある質問

345のメインベースは何ですか?

ベース・マガジンのBASSIST FILE(2020年8月17日公開)で使用ベースとして掲載されているのは、SCHECTER AC-345-PJ-WH/SIGです。写真は同誌2018年3月号に掲載されたものです。SCHECTER公式サイトには、このモデルとPA-LS/345の2機種が345のアーティストモデルとして載っています。

AC-345-PJ-WH/SIGとPA-LS/345はどう違いますか?

SCHECTER公式サイトのスペックでは、スケールがAC-345-PJ-WH/SIGは35インチ、PA-LS/345は34インチです。ボディ・ネックの材やピックアップ(Seymour Duncan S-PB-2/S-JB-2b)、コントロールは同じ表記で、価格はAC-345-PJ-WH/SIGが544,500円、PA-LS/345が192,500円(いずれも税込)です。

345が最初に使ったベースは?

フェンダージャパンのMustangです。ベース・マガジンの「私の初心者時代」では池袋の楽器店で買ったと答えており、ナタリーの「アーティストの音楽履歴書」では、凛として時雨を始めるにあたって買ったもので、その次にYAMAHAのSBVを使ったと話しています。

345はどんなピックを使っていますか?

2021年5月21日公開のベース・マガジンの企画では、SCHECTERのSPA-345/10WH(ポリアセタール、0.8mm)と回答しています。以前はジム・ダンロップのTORTEX TRIANGLE 0.73mmを使っていたそうです。

まとめ:345の使用ベースとして紹介されるのはSCHECTERのPJレイアウトのアーティストモデル

345はFENDER JAPANのMustangでベースを始め、その次にYAMAHAのSBVを使ったと話しています。2020年8月17日公開のベース・マガジンのBASSIST FILEで使用ベースとして載っているのは、SCHECTERのアーティストモデルAC-345-PJ-WH/SIGで、SCHECTER公式サイトではアッシュボディ、メイプルネック、Seymour DuncanのPJレイアウトという仕様が確認できます。同ページのアンプはORANGEのAD200B MK3で、2019年11月撮影のエフェクターにはSHIGEMORIのペダルやTECH21のSANSAMP BASS DRIVER DIなどが並びます。

SCHECTERの345モデル2機種は、ピックアップ、コントロール、カラーが同じ表記で、スケールと価格が異なります。BASSIST FILEに載るベースと同じ型番を選ぶならAC-345-PJ-WH/SIG、34インチで価格を抑えるならPA-LS/345という分け方になります。同じ凛として時雨のギタリストの機材はTKの使用機材の記事で紹介しています。

サウンドマニア編集部

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